コミュニティにおいて、質問のハードルはできるだけ下げたいと思う[オプチャにおいて]
先日、以下のオープンチャットにて、ライブトークを開き、この話を参加者の方に対して、行なった。
ただ、私自身が、言葉でうまく当初伝えたかったことを、すべて伝えられなかったため、文章で伝えたいと思う。
そもそも、なぜ、この話をしようとしたか?
冒頭に出したお部屋は、今年の8月で5周年となる。
この5年で、私はこの記事のテーマである「質問のハードルを下げたい」という一貫した思いで運営する中で、最重要課題の一つと考えて、行なってきた。
そして、そうした私の思いは、参加者に伝わり、そして、共同管理者の方も私の思いを理解してくれ、そして、最大限そうなるように、動いて頂いている。
これは、私のこの5年間の成果でもあり、参加者、共同管理者の方も共感、賛同いただいているからこそのものであり、私だけで成し遂げることは決して出来ず、ありがたい限りである。
そのうえで、先日、ある出来事が起こり、今回のテーマについて、改めて、振り返って言及しようと思った次第である。
今回の話をするきっかけとなったある出来事とは?
先日、冒頭のオープンチャットにて、「積立投資の本を読んだんですが、ここがわからなくて、教えて下さい」という質問がありました。
それに対して、参加者の方が「本を読んでもわからない人は、投資はしないほうが良い」と回答された場面がありました。
私を含めて、本を読んだだけで、投資に限らず、理解できる人がどれだけいるのでしょうか?
本を読んでもわからないことは自然であり、わからないことは検索して理解を深めたり、詳しい人に聞いて理解を深めるのが自然ではないかと思います。
質問のハードルを下げるために、行なったこと
この5年間で、私自身が行動してきたこと、お部屋の参加者に伝えてきたことを記載します。
何を質問しても良いことを明言する
投資の部屋に限らずだとは思いますが、「初心者質問ですみません」、「初歩的な質問ですみません」という前置きで質問される方がおられます。
そう思われる気持ちは理解します。
しかし、誰しも、新しく始めることは初心者で何もわからないところから始めるのは一緒です。
そういうときこそ、疑問、質問は多いので、どんどん、そういう方こそしてほしいと思います。
また、初歩的な質問ですが、そもそも初歩的な質問とはなんだろう、初歩的なものというのはないと私は思っています。
どんな質問も、他の方も同じように困っていることが多いので、誰かがそういう質問をしてくれれば、他の方の疑問解消にもつながるので、こんな質問しても良いのだろうかと思わず、どんどん、してほしいと思います。
既出質問もOKであることを明言する
私が運営するオープンチャットでは、毎日、多数の疑問、質問、相談が投稿されており、それに対する回答のやり取りが行われています。
それらのすべてを読むことは不可能です。
もちろん、読めるときには読んでいただくと、より、理解は深まると思います。
すべて読むことは不可能であることを前提に、既出質問もOKであると言うことを私の部屋ではアピールしています。
極端な話、昨日質問されたものを、今日、同じ質問をしていただいても、OKであるということです。
本日、お部屋に入室した人にとっては、新しい質問ですので。
「検索すれば分かりますよ」は、禁止
インターネット上に様々な情報が公開されている現代、よほど新しい分野でない限りは、わからないことは自身で、検索することで、解消することができるでしょう。
しかし、自身で検索して解消できる人ばかりではないでしょう。
たとえば、検索するときにどういうキーワードで検索するかがわからないという事があると思います。
よって、「検索すれば分かりますよ」という単純な回答は禁止しています。
ただし、自身で検索して見るということも、大事ですし、大前提として、検索できる方は検索して、その上でわからないことを質問することも大事なことではあります。
なお、例えば、この用語がわからないんですとかという場合は、私達が変に書いた文章で説明するより、検索して出てきたサイトを見てもらったほうが早くて、わかりやすく、正確な場合があります。
その場合、サイトを張ってあげてもいいですし、「〇〇 〇〇」で調べると、説明ページが出てきますよと回答する場合があります。
検索ワードを明示してあげれば、前述した検索ワードがわからないという方でも大丈夫ですし、次回以降、こんな感じのワードで調べれば良いんだというその方の学びになると思います。
「検索すれば分かりますよ」という言葉を許容することは、質問相談部屋にとって、死活問題であり、お部屋の存在意義を脅かす大変危険な言葉だと思っています。
質問のハードルを下げた結果、起こった問題
もちろん、ハードルを下げることは、良いことばかりではありません。
回答する際に必要な情報が不足している質問が多くなる
投資のお部屋ですので、画一的に誰に対しても同じ回答であることは少なく、それぞれの状況によって、回答が変わってくるものばかりです。
例えば、必要な情報として「年代、金融資産状況、投資可能額等々・・・」は、共通して必要なことが多いです。
たとえば、よくある質問「何に投資したら良いですか?おすすめのファンドはありますか?」というものがあります。
これがまさに、先程の情報によって回答が変わってくるので、画一的な回答ができない質問です。
そのうえで、ある参加者の方から、質問する際に記載したほうがいい情報例を書いた質問テンプレートを作ってはどうでしょうという話がありました。
それ自体は非常にありがたい話です。
実際に、その方は、こんな感じはどうですかと、テンプレート例を作ってくれたりもしました。
やり方、実現方法も様々あったと思います。
テンプレートの使用を強制せずに、使わなくて質問してもいいし、使って質問してもらえると、より明確でほしい回答が返ってくる可能性が高くなりますよというやり方です。
このやり方であれば、今回の質問のハードルを下げるというところの障壁になることはないでしょう。
しかし、結果的には、「質問のハードルを下げる」という方を優先し、採用はしていません。
先程のやり方であれば、ハードルを上げることになることはないと書きました。
では、なぜ採用しなかったか、採用したことで、様々な変化が起こり、そして、管理する側の負荷が上がりそうだったからです。
たとえば、曖昧な質問をする方に対して、厳しくする方が増えてきてしまうかもしれない。
また、テンプレートの使用を強制する人が出てこないとも、いえません。
ここは、管理陣が強制しないでくださいとその方で伝えるだけで、終わる話といえば、そうですが。
とはいえ、曖昧な状態で回答することは、質問側としても、正しい解決とならず、よくありません。
よって、私自身は、不足している情報を質問者に聞き返して、返ってきた回答を持って、最後、回答するようにしています。
そして、この姿勢は、他の参加者にも伝わり、そのようにしてくれている参加者が多いように思います。
ありがたいことです。
最後に
さて様々書きましたが、私のお部屋に参加している方には、私のお部屋をフル活用していただき、なんでも、質問、相談していただき、お役立ていただければと思います。
質問、相談にあふれることが、お部屋を運営しているものとして、これほど嬉しいものはありません。
もちろん、自身で調べたうえで、質問、相談することは大事です。
何も調べたり、本も読まずに、質問、相談している方は、回答側からは、案外、わかるものです。
調べ方がわからないのであれば、こういう事がわからないのですが、どう調べたら良いですかねと聞くだけでも、全く違います。
そして、以下のお部屋は、今年の8/8を持って、お部屋を作って5周年となります。
ありがたいことに先日参加者が6000人を突破し、会話を読んでいただいている方、質問、相談していただいている方、それに回答していただいている方、すべての参加者の方に感謝を申し上げます。
「なぜ、ハードルを下げる必要があるのか」の続きの記事も公開しました。
私が運営しているオープンチャットの宣伝
私自身が管理者、共同管理者をしているお部屋を紹介します。
なお、代表的なものをこの記事には載せてますので、その他のお部屋は、以下リンクに全て載せています。
①部屋名:オープンチャット「積立投資のOC[初心者、経験者は問いません][資産運用]」
・立場:管理者
②部屋名:オープンチャット「note勉強会 書き方をみんなで、学びましょう![入退室自由][見学歓迎]」
・立場:管理者
・紹介文:2024年2月に立ち上げたお部屋です。
まだ、note記事を書いたことない方を含め、note記事を書いていきましょうというお部屋です。
noteについて、わからないこと、質問、相談にお答えもします。
③部屋名:オープンチャット「オプチャ上での著作権について、意見交換しましょう!」
・立場:管理者
④部屋名:オプチャ相談・質問部屋【おいでませ】【オープンチャット初心者🔰も管理者👑も!】
・立場:共同管理者
・紹介文:オープンチャットをこれから、参加者側で始める方にとっても、管理者を始めたいという方にとっても、有益な情報がノートにまとまっています。
また、トーク上での質問も活発ですし、オープンチャットに関することであれば、どんな質問、相談も歓迎です。
⑤部屋名:FF12が好きな人のための部屋 ファイナルファンタジー12
立場:管理者
⑥部屋名:MMTについて情報共有する場
立場:管理者私が運営しているオープンチャットの宣伝
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