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AI画像、AIソングは、単語の羅列で指示するより、文章で指示したほうが良いものが出来やすい?
さて、皆さんは、AI画像やAIソングを作る際、どうやって、指示を出していますか?
私自身は、最初は「単語」を並べてAIにお願いしていたのですが、最近になって「文章」で指示を出すようにしてみたところ、より自分の想像に近いものが出来やすいのではと、気づきました。
単語の羅列よりも、文章で伝える方がAIの理解が深まるのかもしれません。今回は、それぞれの方法で実際に行い、比較してみようと思います!
なお、AI画像のプロンプトについては、以前、以下のような記事も書いてます。
AI画像、AIソングの作り方を説明したページ
AI画像、AIソングをまだ、作ったことがない方は、以下の説明ページについて、スクショ付きで、1STEP毎に丁寧に解説しています。
だれでも、簡単に、作成することが出来ますので、ぜひ、体験してみてくださいね。
一度、ハマると、非常に、楽しいですよ。
↓AI画像
↓AIソング
それぞれの方法のメリット、デメリット
「単語」を並べて指示
メリットは、思いついた単語をスペース区切りで、並べていくだけなので、指示文章を書きやすいです。
また、単語を削ったり、追加するのが簡単なのも、メリットですね。
その一方で、やはり、単語間の関係性がAIに伝わらないのではないかと思うので、そこがデメリットなのではないかと、これは推測ですが。
「文章」にして指示
メリットは、先ほどと逆で、単語間の関係性が、AIに伝わりやすく、より、作りたいものに近しいものができる確率が上がるのではという推測です。
その一方でデメリットとして、文章として組み立てる必要がありますから、文章を考える時間や、文章を考えるのが苦手な場合には、気軽ではない、時間がかかってしまう傾向があるかもしれません。
また、追加でこういうふうにしたいということで、指示文章を変える場合に、文章に落とし込み、どこにどのようにいれるかを考えないといけないところも、「単語」を並べて指示よりも、大変なところだと思います。
実際に比較~AI画像編~
「単語」を並べて指示
以下をAI指示用文章として、入れてみました。
丸みを帯びた真っ白いメルヘンなお城 テーブルの上で、ティーカップ 白い子猫 イングリッシュガーデン 猫の目は、深いブルー、性格は優しい 周りには、ピンクのバラだけに囲まれている 猫を画像の中心に 透明水彩画法 引き気味からの描写 ネコは全体からすると小さめ
こちらは、もともと、文章の形で入れたものを、わざと単語単位で、区切ったものです。
よって、最初から、単語区切りでもっと、単語で区切っているはずなので、その場合、結果は変わってくる可能性があると思います。
実際に出来た画像は以下となります。
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「文章」にして指示
以下をAI指示用文章として、入れてみました。
丸みを帯びた真っ白いメルヘンなお城を背景にテーブルの上で、ティーカップと笑顔で可愛い白い子猫がいて、手前にイングリッシュガーデンがある。猫の目は、深いブルー、性格は優しい。
そして、周りには、ピンクのバラだけに囲まれている。
猫を画像の中心に。
透明水彩画法で、描いてください。
全体的に、引き気味からの描写で、ネコは全体からすると小さめにしてください。
先ほどの文章区切りと打って変わって、単語で区切っておらず、5つの文章で構成されたものとなります。
実際に出来た画像は以下となります。
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2つの方法を比較
さて、2つの画像を比較してみると、パット見では、どちらも、まぁまぁ、私が当初作りたかったものが反映されており、そこまで、差はないと感じます。
その一方で、バラを含めた全体の配置バランスは、文章区切りで作成した方に軍配が上がっている気が私はしました。
ただ、同じ内容を指示しても、作成する度に、生成される画像は変わりますから、そういった際の範疇の可能性もあります。
↓単語区切り
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↓文章区切り

実際に比較~AIソング編~
AIソングは、SUNOというサイトで、一番簡単に作成できる簡易モードで作成します。
「単語」を並べて指示
以下をAI指示用文章として、入れてみました。
楽しそう。文章を書いている男性。伝えたいことを書き終えた。ほッとしている。達成感を感じている。
↓出来たAIソング
↓生成された歌詞
[Verse]
楽しそうな顔してる
ペンを握るその手で
言葉を繋いでは
心を映してる
[Verse 2]
書き終えた瞬間に
深く息をついた
全て伝えたくて
ページに想いを込めて
[Chorus]
達成感 この胸に
溢れてる 喜びが
全ての言葉が光り出す
新しい世界が待っている
[Verse 3]
リズムに乗せるように
思いを紡いでさ
表現することの
素晴らしさ感じて
[Verse 4]
ホッとするその瞬間
目を閉じて笑った
自分自身さえも
驚いたこの感覚
[Chorus]
達成感 この胸に
溢れてる 喜びが
全ての言葉が光り出す
新しい世界が待っている
「文章」にして指示
以下をAI指示用文章として、入れてみました。
自身が伝えたいことを文章に楽しそうに書く男性。
伝えたいことを書き終えて、ほッとするとともに、達成感を感じている。
↓出来たAIソング
↓生成された歌詞
[Verse]
ふとペンを握りしめ
心の声を聞くよ
一文字一文字が
夢への扉開く
[Verse 2]
何を書こうか迷い
言葉の海を泳ぐ
思いが溢れて
紙に虹を描く
[Chorus]
伝えたい言葉が
一つ一つ映る
書き終えて見れば
心に光る星
[Verse 3]
夕暮れまでずっと
文章に溶け込む
自分との会話が
勇気に変わる瞬間
[Bridge]
一息ついて目を閉じて
達成感が広がる
ホッとするその瞬間に
満たされる心
[Chorus]
伝えたい言葉が
一つ一つ映る
書き終えて見れば
心に光る星
2つの方法を比較
曲のリズムなどの作曲に関しては、作成するたびに変わりますから、比較は難しいと思います。
ですので、作詞の方で比較をしてみたいと思いますが、AI画像と同様、どちらも、それっぽい感じに仕上がっているかと思います。
ただ、私個人としては、文章で指示したもののほうが、歌詞の内容が好きですし、作りたかったものに近いのは、こちらだと思います。
結論~「単語を並べて指示」と「文章で指示」のどちらがいい?~
今回、AI画像、AIソングそれぞれで、比較をしてみました。
実感としては、「文章で指示」したほうが良いものができやすいという実感がありました。
ただ、実際に比較した結果は、例とする指示文章があまり良くなかった可能性はありますが、大きな差は出なかったように思います。
その一方で、と入っても、なんとなく、「文章で指示」した方が、作りたかったものに、近しいようにも思いました。
結論としては、どちらの方法も試して、個人ごとに合う方で、作ったら良いかなと思います。
どちらの方法も一長一短ありますから、作りやすい方でいいと思います。
楽しく、その人にあった方法で作れるのが一番です。
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そういった情報を一人で、追っていくことは大変です。
この部屋では、そういった情報の共有、質問等を参加者同士で、するお部屋です。
お気軽にご参加くださいね。
作成したAIソング、AI画像を共有、他の方の作品を見れるオープンチャットがあります。
以下は、私が共同管理者をしているオプチャサポートルームのサブルーム2つとなります。
このサポートルームでは、オプチャでのAI活用に力を入れており、AI画像、AIソングの作り方も、サポートしています。
オープンチャット「🌻AIソング入門部屋」
オープンチャット「🌻AI画像入門部屋」
ChatGPTをまだ使ったことがない方向けの活用事例記事は、こちら
ChatGPTをまだ使ったことがない方、どうやって使ったらよいかわからない方は、以下の記事を読んでいただくことで、使いたくなる、活用方法が理解できる記事です。