仕事は結果だけど人生はプロセス
結果が出ればなんでもいい
結果が出なければどれだけ頑張ろうとも意味がない
なんて仕事ではよく言われますし、僕もそうだと思います
昼間どれだけ遊んでいようが営業成績1位になっていれば優秀だと言われますし、
どれだけ残業して土日も働こうが、受注成績が全然ない営業マンはビジネスマンとしてはポンコツだと評価されます。
社内でもそうですし、仕事の取引でもそうです。
仕込みに3ヶ月かけているんです!と言われたところで不味ければ2度と行かないですし
手抜きだろ!みたいな料理でも美味ければ通います。
プロの世界では結果が出なければ即クビです。
メキシコのプロ野球は2週間ごとに契約の更新があることを知りました。
恐ろしすぎる世界です。2週間で結果を出せなければ仕事を失います。
そして結果について思うのは終着点がないということです。
売上1億円を目標にしていたら次は10億円、次は100億円、、、と際限なく膨張し続けます。
キャリアアップなんかもそうです。どこまでアップし続けんねん笑という感じです。
仕事を始めたら結果に意地でも拘り続けないと市場から淘汰されてしまいますが、果たしてそれは人生という意味ではどうなのでしょうか?
みたいなことを旅しながらずっと考えていました。
中でも僕の場合は自営業なので何をやるか?を自分である程度設計できたり、誰とやるか?も割と自由に決められるので、もっと!もっと!とさらなる高みへの欲求が次々と湧き起こりがちでした。
いろんな人に会っているとプロセスそのものから報酬を得ている人がたまにいます。
営業であれば売上をつくることで報酬はもちろん金銭的にも精神的にも得られますが、たとえ売れなくても人と話すことそのものが大好き、営業そのものが好き!という人がいます。こういう人は本当に稀で、大抵の場合結果も出せる人なんですが、天職なのだなぁと思います。
結果がどうであれ、やっていることそのものが楽しくてたまらない状態という人は職人タイプの人になんだか多い気もします。
総じてものすごく幸福度が高そうです。
仕事を一度引き受けたからには結果にこだわった方がいいし、結果にこだわれないのならその仕事はやめた方がいいと思うのですが
その仕事を引き受けるか?どの仕事をやるのか?という仕事を選ぶ段階においては
「プロセスそのものが報酬になっている要素」がその仕事をする中であるのかどうか?は超絶重視した方がいい観点です。
結局、どうせ自分がいなくても会社はまわるし、社会はまわるし、人生に意味なんてないので
どうせならプロセスそのものを楽しめないと人生やってらんないなと最近考えています。
また最近出会った新しい考え方として目標の上限を設計するという考え方です。
年収5000万円を目標の上限としてそれ以上は求めず他のことにリソースを使うという人と会いました。
結局、年収5000万円達成したら、次は年収1億円だ!となってもおかしくないですが
あえてそこをストップさせて、他のことをやったり家族と時間を過ごしたり、趣味に時間を使ったり。
どうしても放っておくと資本主義に飲み込まれて、さらなら高みを掻き立てられますが、結局なんのために仕事しているのか?どういう人生を生きたいのか?から逆算すれば
これはここまででOK。これ以上は目指さない。というキャップを決めるのはものすごく素敵でした。
思っている以上に難しくて、目標達成に向けて動いていると、どんどんいろんなチャンスのようなものが転がってきて、チャンスが目の前にあれば食いつきたくなってしまいますし、これやったらもっと数字上がるやん!となりますが、あえてそこにいかない。というのは目の前にご馳走があるのに食べないと決めるようなもので
ダイエットがなかなか進まない人が多いように、この次々と達成してきた目標をストップさせるのは相当な意思がないと難しいですが
この方法をとれば本当の意味で人生が充実しそうです。