興味の無い話を聞いてもらう方法

2024年2月2日

消防団員現地教育訓練の一つで、地域防災に関する講演会を担当してきました。
#防災士の資格を昨年取りました

消防団員とは、会社員の方や個人事業主の方などが普通に働きながらも、火災や災害時に消防活動を実施する方々のことを指すそうです。
地域だと、消防士さんが駆け付ける前に、近くの消防団員の方々がまず先着し、消火活動などされているそうです。
#大事な方々

さて、そんな消防団員の皆様60人くらいの前で、防災についての講演ときたもんだ。
#ほとんど男性
#20代から60代くらい
#18時半から開始

お仕事終わりに訓練ということで講義を聞かなきゃいけないので、大変かと思います。
しかも、消火訓練とか実技ではなく、講義ときたもんだ。

つまり、仕事終わりに自分で聞きたい講演を申し込んだわけではなく、消防団員であるために訓練を受ける必要があり、良く分からない若造の話を聞かなくてはならない。
#話す側へのプレッシャーやばいよ
#みんな笑っていてほしい

ただただ、話をするだけの講演だと確実に皆さんの満足度は下がるし、寝てしまって終わると察しました。

一方的な話ではなく、相互にまるで会話しているかのように進める。

ペアワークなんかいれたりして、周りと話す時間を設けて、寝る隙を作らせない。

私語が気になったら、微妙な間を作って、そちら一瞬のスポットを当てて、私語が大きいことに気づいてもらう。

BGMもうまく活用して場を作る。

声のトーンは一定にしない。

説得力を出したい内容は早口で、想いを伝えたいところはゆっくり。テンポも一定にしない。

参加型になるように、クイズ形式にしたり、手をあげてもらったり。
#手上げてない人?

違和感を生まないと眠くなるので、講演なのに立ってもらったり、動いてもらったりして。

一生懸命、試行錯誤して、反応を見ながら、内容を修正修正の繰り返し。

楽しんでもらえたのかなあ、、、?
分からんけども。

人前で喋れば喋るほど、どうやって聞いてもらったら嬉しいのか。が痛いほど分かる。
相槌、目線、姿勢、リアクション、笑い方、共感の仕方、微笑み方、質問の仕方・内容

勉強になったなあ、、、、。

訓練に参加してよかったなあ。と思ってくれる人が一人でも多く居ますように

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