育成は人生理解から
こんにちは!Next Message小林です!
私たちは中小企業向けに個人・組織のコーチング支援をしております。
今回は組織にも活気があふれる4月ということで、
「育成は人生理解から」
というテーマでお送りします😌
今年も新卒メンバーの入社時期となり、各企業様では受け入れ環境づくり、オンボーディングにエネルギーを注がれているタイミングかと思います!
時代としてもホワイト化推進が進む一方、【ゆるブラック】なる言葉も出てきており、若手の環境作りには経営者・管理職の方々もよりアンテナを高く張られているかとお察しいたします。
(※「ゆるブラック企業」とは、ブラック企業のような長時間労働やハラスメント、低賃金などの問題はないものの、従業員が働きがいを持てる環境が整っていない企業のこと)
あるアンケート調査では19〜21年卒の若手の約50%が
「自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないか?」
と成長への不安を感じていると。
また、入社早々の4月に、転職サービスへの登録を済ませる新社会人が
この10年で約30倍になったというデータも出ており、若手社員の就業意識も時代とともに大きく変化をしていますよね。
伴って、
組織に成長環境の土台をつくる経営者・管理職の方々の変化も問われているなと。コーチング支援の現場でもヒシヒシと感じております。
毎年新卒の皆様への導入ライフウェイクコーチング研修の中で思うのは、
言葉にすると当たり前なのですが…
1人1人全く違う人生を歩んでいるということです。
家族から受けている影響も、学生時代の成功体験・悩みも人それぞれ。
つまり、モチベーションの源泉が1人1人違うのです。目の前の相手は人生の中で何に心動き、どんな環境だと力を発揮しやすく、どんなコミュニティでどんな人間関係を作ってきているのか?
理解を深めるだけでも、適切な関わり方・成長支援の視点も変わっていきます。
なので、
「最近の若手は、、」
「今年のうちの新卒は、、」
と一括りにしてしまうことはとても危険なのです💦
1人1人に違う価値観・モチベーションがあるのだとまず理解をすること。
また管理職の方がつい漏らしがちなワード。
「自分が新卒の時は〇〇だった」
「自分は若手の時こうやってきた」
「自分は〇〇をして成長してきた」
これも危険。
「なるほど!!あなたの場合はそうだったんですね!!」
というだけのことです。私の場合はそうだっただけ。時代背景も相手も違うのだから、【自分の時は…マウント】には気をつけましょう(汗)
極端な例ですが、決めた目標を絶対達成するぞ!という想いでモチベートされるメンバーもいれば、ロジック立てて納得感を伝えないとスイッチが入らないメンバーもいる。支援のヒントは人生を理解するからこそ見えてくるのです。両者では適切な関わり方、効果的な言葉がけも全く違ってきます😊
データからも読み解けるように今の若手社員は決して成長意欲が低いわけではありません。
むしろ「成長実感」が得られる環境があれば、帰属意識の向上にも繋がっていくのです✨
私たち管理職がいかに成長支援をしていくかが鍵を握る!
管理職の皆様!!まさに腕の見せ所ですね💪
ということで今回は、
【育成は人生理解から】というテーマでお送りしました!
若手メンバーの理解と帰属意識の醸成にライフウェイク®︎コーチングを活用いただいた事例も掲載してます。
ぜひご覧ください😃
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!