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【ACEサバイバーあるある】1人なら上手くできるのに、人が見てると上手くできない

EY mental Lab認定カウンセラー ACEサバイバーの石田優子です。
*ACE  逆境的小児期体験(Adverse Childhood Experience)

一人で練習している時は結構上手にできている事でも、人が見ていると緊張してしまって上手にで出来ない事ってありませんか?

例えば、ピアノの発表会とか、仕事でお客様にプレゼンをするときとか。

更に、その場に自分をいじめる子がいたり、自分を評価する偉い上司が居たら、心臓バクバクして頭真っ白になってしまったりします。

これは、ACEサバイバーだからだけではなくて、結構普通の人でもありそうだと思いがちですが、実はACEサバイバーだからこその理由がそこにあります。

本来私達は全員、自分がやっている事に没頭できる集中力を持って生まれてきました。

自分が興味を持ち、やりたい!と思った事に没頭する力はありました。
例えば、
●ティッシュボックスから無限にティッシュを出す事


●散歩中、道端に気になる虫がいたらそれを観察したい事
●本を夢中で読む事
●積み木を積んだり壊したりを繰り返す事

そういう集中力があるのです。

だから、本当は、周りに誰がいようとも自分がしたい目的の為に適切な行動を取れる、つまり、練習のように上手にできるはずなのです。

周りに、いじめっ子がいようともピアノを弾く自分に集中できるし、自分を評価する上司がいようとも、お客様の為には何を話せばいいのか?と集中できます。

ではなぜ、私達ACEサバイバーはそれが出来ないのでしょうか?

私達ACEサバイバーは、幼少期の頃に集中力を奪われてきました。
●テッシュが勿体ないからやめなさい!と怒られる
●虫なんて汚いからやめなさい!と止められて、興味がある自分はダメだと感じる
●本読んでたら、親同士が喧嘩を始めて怖くて読むのをやめた
●積み木で建物を作ったら、「まー××ちゃん、天才!すごい!!」と
 大げさに喜ばれた

折角、自分がしている事に集中していても、周りの環境(多くは親)からの刺激でそれを中断させられた回数がとても多いのです。

そして、回数だけではなく、それに恐怖や不安、罪悪感などのネガティブな感情も絡みついて中断させられる事も多いので外からの刺激の質がとても劣悪でした。

え?例の最後の、大げさに喜ばれたは、子供にとって良い事なのでは?と思う方のいらっしゃるかもしれません。

これは、無意識に大人はやりがちなのですが、褒めたとしても、子供が集中してる事を中断させている事には変わりはないのです。

将棋の藤井聡太棋士は幼少の頃、キュロボというパズルが大好きだったそうです。ずっと、作っては壊し、また組みててはバラバラにすると繰り返してたそうです。

それを見た、藤井さんの親御さんは藤井さんの集中力を育むために、夢中になってやっている時には声をかけなかったそうです。

だからこそ、将棋に集中できるのですね。

話は戻って、子供の頃、私達は集中できいたのです。でも、何度も何度も中断させていたのです。だから、私達ACEサバイバーは、自分に集中できないのです。

自分に集中すると、飛んでも無い事が起きそうな気がして、無意識に自分の外、(多くは他人)をめちゃくちゃ気にしてしまうのです。

そりゃあ、プレゼンの時にお客様の要望の為に何を話せばいいかに集中できずに、上手くしゃべれなくなる
⇨上司の前で上手くしゃべれないから評価が悪くなると未来不安になる
⇨その不安で、更にお客様の事を考えられなくなって、どんどんしどろもどろになる

その無間地獄∞で頭真っ白になるわけでです。

本当に大変な私達ACEサバイバーですよね。今まで、相当頑張ってきました。

このままでは、生きづらいのでなんとかしたいですよね。

時間はかかりますが、ACEである原因がわかっているので、直していく方法はあります。

・このような、状況になる事を一旦受け入れる(自己受容)だよね~力をつける
・そうなってしまう、自分の心や思考の動きを冷静に分析する
・しどろもどろになる、起点のネガティブな感情(不安、恐怖、罪悪感、自己否定など)を対峙する。
・ネガティブな感情が生まれた事へのインナーチャイルドワーク

是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

詳しい方法や、ご自身に合った回復方法を知りたい方は、体験カウンセリングにて、お話を伺いお伝えさせて頂きます。

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