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子供はちゃんと理解していた

”靴下忘れた~”


勤務先の保育所で私が担当するクラスは2歳児です。
お誕生日を迎えて3歳になっている子もいます。

この年頃の子供は個人差が沢山あります。
自我が芽生えてきてこだわりも見え始めます。

ある女の子はアナと雪の女王になりきって毎日ドレスのようなヒラヒラの服で。登園します。
それでも外に遊びに行くときには動きやすいトレーナー等に自分から着替えます。

ある子は食事に拘りがあるようで、一人で食べるときは一皿づつクリアするように食べます。
ご飯が終わったらおかず。それが終わってからお味噌汁。という具合です。
一緒に食べるとお口の中でコラボして美味しくなるよ、というと食べてくれるのですが、一人にするとまた一皿づつになります💦

昨日は火災の避難訓練を行いました。
園長先生から地震の避難訓練との違いを聞き、
「火事です」の声とサイレンの音で避難開始です。

避難訓練慣れしてきた子供達は素早い行動が取れます。
ぶつからないように部屋から出て、玄関で靴を履きます。
この時にある女子が気づくのです。
「靴下忘れた~」と。
この子は夏でも靴を履く時には靴下を履く子です。
困った様子で動きが止まってしまいました。
そこでわたしがかけた言葉が
「今は緊急事態やけん靴下なしで逃げよう」
でした。
緊急事態という言葉を分かってくれるのかどうか分からなかったのですが、
理解してくれたようで、すんなりと裸足で靴を履いてくれました。

2歳児さんも言葉で理解し行動に移せるのには感心しました🎵

そのせいか、目的地まで2分で避難でき園長先生に「バッチグー」(古ッ)って褒められました👍


”靴下忘れた~”


今日は土曜日。切り替える一日でありますように💖


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