打ち水は心身に効果あり
❝水は尊く有難い❞
この地方では一週間雨が降っていません。
木々たちは深いところからも水分を吸っているので案外丈夫。
でも、地植えの木々たちにもへとへと感が出ています。
鉢植えの植物たちには毎日水をやるのですが、
久々に木々たちにも散水してやりました。
そしたら涙を流して「ありがと~~」
と言っているように感じました。
水がかかって感涙に見えていただけなんですけどね😄
私が子供のころご近所では
夕方になると一斉に打ち水合戦(?)をしていました。
どこかの家の人がバケツに水を入れて外に出て
柄杓で道路や庭に水を撒きだすと、
ご近所が次々出てきて水を撒きます。
すると辺り一帯がなんだか涼しく感じ心地よかったです。
柄杓で水を撒くのが上手な人は
狙ったところに広く撒くのがうらやましくて
教えてもらいながら練習したものです。
夏の夕方の風物詩でした。
この打ち水、実は茶の湯の作法として行われたものだそうです。
お客様を迎える時に玄関先に水を撒いて
場を清める目的があるそうです。
そう思うと水の力を余すことなく使っていた
先人の知恵には脱帽です。
夏は気化熱によって暑さを軽減できます。
日中の暑い時に撒くのではなく
早朝の涼しい時間帯や気温が下がりつつある夕方がいい。
そして日向ではなく日陰に撒くといい。
とされています。
日向だと湯気になっちゃいますよね。
焼け石に水、ならず焼け庭に水です💦
場を清める意味も含めると
打ち水は心身にありがたい行為なんですね。
❝水は尊く有難い❞
今日は日曜日。清める一日でありますように💖