剣盾S32 黒馬ザシアン+チョッキサンダー 最終484位
どもっ!ポケモン実況をしている「いきだ」と申します。
今回は剣盾シングルS32(禁伝2体ルール)で最高395位、最終484位という成績を残すことができたので備忘録を兼ねて構築を紹介したいと思います。
目次
構築経緯
個体紹介
選出
あとがき
1. 構築経緯
禁止伝説2体ルールが始まって以来、マイナー禁止伝説を使い続けて6ヵ月、このシーズン32で僕はようやく気付くことができました。僕の実力でマイナー禁止伝説を使っても勝てないという事実に(最終日2日前27000位)
①使用率最強の禁止伝説であるザシアンと黒バドの2体を使えば僕でも勝てると思い、この2体を軸に構築を組み始める。
②相手のザシアンを受けつつ、こちらの黒バドのアストラルビット圏内に入れることができる、ゴツメランドロスとヨプナットレイを採用。
③相手の黒バドとメタモンにコピーされた黒バドが重いので、後出しが安定して回復もできる願い事ブラッキーを採用。
④ここで2つ課題が発生。1つ目はカイオーガやイベルタル、サンダーといった高火力特殊ポケモンが厳しいこと。2つ目はこちらの打点が伝説2体しかいないこと。この2点を解決できるポケモンを考えた結果、突撃チョッキミラーコートオニシズクモ突撃チョッキサンダーに至った。
以上により、サイクルを回しつつ数的有利をとっていき、最終的にエースであるザシアンか黒バドレックスを通していくといった、ある意味基本に忠実な動きができる構築が出来上がりました。
2. 個体紹介
ザシアン@くちたけん
性格:いじっぱり 特性:ふとうのけん
技構成:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/でんこうせっか
努力値:A252 S60 余りH196
調整意図:特になし…スカーフメタモンにコピーされても黒バドで抜ける
本構築の自宅警備員枠。 選出率4位
相手が使うと強いのに自分が使うと弱いポケモンNo1。
対策されすぎて伝説枠なのに選出できなくて悲しかったです。
イベルタルやラッキーがいる構築に対しては黒バドが通し辛いので、仕方なく選出してました。
最終日はホウオウが大大大発生していたので、ワイルドボルトを採用していればもっと選出できていたかもしれません。
黒バドと組むことでガオガエンを呼びまくるので、後述のランド+黒バドで逆にカモれたのは良かったです。
調整はガチ適当なので再考の余地しかありません。HP192がキモ過ぎる。
黒バドレックス@こだわりスカーフ
性格:ひかえめ 特性:じんばいったい
技構成:サイコショック/アストラルビット/リーフストーム/トリック
努力値:H92 B148 D4 S68 余りC196
調整意図:B 最速ザシアンの巨獣斬最高乱数以外耐え
D 珠サンダーのダイジェット耐え
S 最速110族抜き
本構築の絶対的エース枠。選出率1位 ダイマ率1位
とりあえず投げておけば一定以上の仕事はしてくれるので、余程対策されてない限りは選出してたと思います。
素早さのラインも最速110族+1ランク抜きの調整が、ホウオウとルギアがいる環境に刺さりまくって控えめに言って神でした。
リーフストームはバンギラスやガマゲロゲに対して打点になるので採用しましたが最後までドレインキッスと悩んでいました。
トリックをラッキーに合わせてもサイコショックが半分程度しか入らないのでラッキーには勝てません。ラッキー強すぎ。
サンダー@とつげきチョッキ
性格:ひかえめ 特性:せいでんき
技構成:とんぼがえり/ぼうふう/ねっぷう/10まんボルト
努力値:HC252 S4
調整意図:脳死ぶっぱ…でも色々耐えてくれた
本構築の秘密兵器枠。選出率3位 ダイマ率2位
元々オニシズクモだった枠です。ウーラオスにも勝てるし、麻痺バグも起きないし、何なら麻痺バグを起こすこの子の方が遥かに強かったです。
命の珠やゴツメ、アッキの実を持たせた型が主流な中、採用率1.1%の突撃チョッキを採用することで、相手視点からは意味が分からない耐久力と火力を両立することができました。
初手置きの安定度が高く、ダイマを切れば特殊相手に圧倒でき、蜻蛉帰りによる対面操作も優秀で、ポリゴン2やラッキー相手にも有利対面を作りやすかったです。
羽休めは使えませんが、ブラッキーも選出すれば願い事で回復が可能です。
最終日終わってから10万ボルトよりも放電のほうが強い可能性に気づきました。
ランドロス@ゴツゴツメット
性格:わんぱく 特性:いかく
技構成:じしん/がんせきふうじ/とんぼがえり/ステルスロック
努力値:HB252 D4
調整意図:脳死ぶっぱ…A4のほうが良さそう
本構築のドМ枠。選出率2位 ダイマ率3位
特に説明することがないHBゴツメランドです。
伝説枠がガオガエンを呼びまくるので、ステロを撒いた後、アストラルビット→ランドロス引きを繰り返してガオガエンを除去してました。
毎回鬼火を食らってましたが、正直、威嚇とゴツメだけでも十分仕事できますし、サンダー+ブラッキーの選出同様、ランドロスも願い事で回復してサイクル回数を増やせるのが強かったです。
黒バドを通すのにめちゃくちゃ活躍してくれました。
ナットレイ@ヨプのみ
性格:のんき 特性:てつのトゲ
技構成:ジャイロボール/タネマシンガン/でんじは/やどりぎのタネ
努力値:H252 A188 B68
調整意図:S18時の個体のため詳細は忘れた…
ザシアンを倒すための調整のはず
本構築の諸説枠。選出率6位 ダイマ率4位
配信中にダイマックス飴未使用なことが発覚した可哀想な子です。
ザシアン対策のはずが、ゼルネアス入りの構築に対して投げてました。
気合玉採用のゼルネアスにもヨプの実で耐えて麻痺らせたり、ジャイロボールで致命傷を与えたりと、ゼルネアスに対してはめっぽう強かったです。
ただ、ゼルネアスよりイベルタルやラッキーがキツかったので、そちらの対策ポケモンを入れた方が勝ち数は増えたと思われます。
ブラッキー@たべのこし
性格:おだやか 特性:シンクロ
技構成:イカサマ/あくび/ねがいごと/まもる
努力値:HD252 B4
調整意図:脳死ぶっぱ
本構築の癒し枠。選出率5位 ダイマ率5位
癒しを届けてくれる色違いの黒猫さん。(画像は通常色ですが…)
最終日2日前に思いついて19時過ぎに進化させたら緑色のエーフィに進化して萎えました。19時はもう夜でしょうが!!
相手の黒バドに対して安定してサイクルを回せるのが鬼強かったです。
ランドロスでステロを撒いてしまえば欠伸ループに持ち込めるのも評価が高い、縁の下の力持ちみたいなポケモンでした。
もっと選出できる機会はあったと思うので、練度を上げていきたいです。
ちなみにブラッキーとラッキーのラッキー対決はラッキーが自然回復を持っているので眠らせても勝てませんでした。ラッキー強すぎ。
3. 選出
データじゃなく体感になりますが、上にいるポケモンほど出てくる確率が高い、もしくは対策しないと負けやすいので、それに対する対策ポケモンを優先度高めに選出をしてました。
①ガオガエン → ランドロス+黒バド
②イベルタル → サンダー+ザシアン
③ラッキー → ザシアン
④メタモン → ザシアン+黒バド or 黒バド+ブラッキー
⑤ザシアン → ランドロス
⑥ホウオウ → ランドロス+黒バド
⑦黒バド → ブラッキー
⑧カイオーガ → 黒バド or サンダー
⑨ムゲンダイナ → 黒バド or サンダー
⑩ゼルネアス → ナットレイ
4. あとがき
今まで頑なにマイナー寄りの禁止伝説ポケモンを使って4桁~5桁に甘んじてきていた(何ならランドロスとかも毛嫌いしていた)ため、真面目に強い構築を作るのは難しくもあり、楽しくもありました。
最終日配信中、弱点保険ネクロズマを疑いながら地震を押して負けたり、勝ち確定盤面で持ち時間が無くなって負けたりと、数多くの恥ずかしいプレミをかましました。しかし、そんなプレイングをしておきながらも最終日2日前27000位から最終484位という結果を残すことができたこの構築は、僕史上最強だと思います。
一応レンタルパーティを公開しておきますので、もし使用された方はぜひ、改善点等ご教示いただけますと幸いです。
ついでにYouTubeのアーカイブで最終日の配信を残していますので、気になった方はどうぞ!(ガバプレイだらけですが…笑)