自己満足で書いているお話です。チョコレートリリー寮に住んでいる少年たちの、とうといまいにち。
ご飯を美味しそうにたべます。
(少年たちがいちゃいちゃします、要注意)
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#あけましておめでとうございます
ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ①【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿
「……わあ、それにしてもすごい雪。まっしろで、きみの髪みたいだ」
「リュリュ、きみもやわくやさしくふりつもる雪の精霊のようですよ……」
さわさわとささやく声がきこえてきて、僕は緩やかに覚醒した。
「ん……ロロ、リュリュ、おはよう」
「あっ、エーリクが、起きましたよ」
「おはよう、エーリク」
「……眠い」
二度寝を決め込もうと毛布にくるまる。するとふたりが僕のベッドに乗ってきた。背中を、ぺたぺたと小
Happy New Year!②【チョコレートリリー寮の少年たち】
年が明けて二日目、僕たちは、僕が拵えたマフラーや
イヤーマフ、手袋を身につけて、新春市の会場へやってきた。
「最終目的地は星屑駄菓子本舗と〈AZUR〉の露店にしよう。寄り道しながらゆっくり行こうぜ」
「うん!すごい人だね、お正月にふさわしい盛りあがり。どきどきするなあ」
「あ、チョコレートの屋台だ。えっ、あんなに沢山入って500Sなの?買ってこよう」
「ウイスキーボンボンはだめだからな」
「バレた