自己満足で書いているお話です。チョコレートリリー寮に住んでいる少年たちの、とうといまいにち。
ご飯を美味しそうにたべます。
(少年たちがいちゃいちゃします、要注意)
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#改稿版
夏季休暇のアルバイト!【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿
期末テストからようやく解放され、まちにまった夏季休暇がやってきた。僕ら実家に帰らない一年生の親友たちが、一週間に三日、再び物語喫茶レグルスのギャルソンとして雇われることになって、皆かおをみあわせてはくすくす笑ったり、スピカがロロの髪を入念に手入れしたり、とてもそわそわどきどきしている。
ひと月ほど門限が0時になるので、レグルスで暴れ放題だ。たのしいなつやすみのおもいでにしようね、と、リヒトがとても
鳳生誕祭【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿版
五月五日の冷たい雨の降る朝、きょうは、鳳の誕生日。そしてチョコレートリリー寮の仲間や黒蜜店長、クレセント店長が邸宅に招かれている。悠璃先輩とレーヴ先輩は、五月病にやられ今回は欠席で寂しいけれど、みんなそれぞれ、鳳が喜びそうなものをもちあわせた。
「なにがいいかなあとおもったけど、俺はスイートポテトを焼いてきたよ。レシャさんとファルリテさんに教わったレシピで。おふたりには敵わないだろうけど、味見した
チョコレートリリー寮の少年たち アルバイト② 改訂版
今日から放課後、物語喫茶レグルスでいよいよアルバイトが始まる。クレセント店長が何枚もパターンを起こしてくださって、黒蜜店長が夜なべしてミシンと格闘を繰り広げたその結晶、美しい制服を身につけ、お互いリボンタイを結びあったり調整をして、いま、ホールに立っている。
「立派立派、素敵だよ。きみたちみんな、最高だ」
「久々に本格的な服を作った」
「ぼくもあんなにミシンと向かい合ったの、久しぶりだった。楽しか