懐紙のススメ
懐紙は活用されていますか?
私の趣味の一つは懐紙を集めることです。
いろいろな柄を集めているので、プレゼントでいただいてもとても嬉しいアイテムです。
以前、私が懐紙をよく使うことから、どんな風に実際使っているかのご質問を頂いておりましたので今日はそのあたりをお話させて頂きます。
みなさん懐紙は普段からお使いでしょうか?
懐紙はいろいろな使い方ができて、しかも季節に合わせた柄や、その方に合ったメッセージを柄で選んでお渡ししたり、季節感や、相手への想いも感じることのできるとても日本らしい粋なアイテムだと感じています。
オススメの懐紙の使い方
私がどんな時に使っているかと言いますと、まずは朝に点てるお抹茶といただくお菓子に懐紙を使っています。お皿代わりの使い方ですね。
よくお茶席などでは、お菓子を残してしまったり、ポロポロお菓子のカスがでた時などにはこの懐紙に包んで持ち帰るということもありますね。
それから、どこかに出かけた際に、口元を拭いたりとハンカチやティッシュ代わりに使うこともあります。
飲食店でテーブルナプキン代わりに使うこともあります。グラスなどに口紅が付いてしまった時も指でさっと拭いて懐紙でその指を拭いたり、グラスをさっと懐紙で拭いたりします。
拭くということにも使える懐紙です。
ちょこっとしたメッセージにも
そして、ちょこっとした手紙を書く際にも使うことがよくあります。
例えば、何かお菓子など贈り物を友人にする際に、季節柄や、その方のイメージで懐紙を選び、そこに一筆箋のような感覚でメッセージを書くときに使っています。
そして、レストランなどでとても美味しくて感動した時に、懐紙に「大変美味しかったです。ご馳走さまでした。」と書いてシェフにお渡ししていただけるように懐紙に書いて置いて帰ったりもします。
そのようにメッセージを書くと言う時にも使っています。
他には、
突然必要になった甥っ子や姪っ子などに渡すお小遣いを懐紙でミニ封筒のように折ってお金を入れて渡すこともあります。
昔はお車代としてお渡しすることもよくあったようですが、今はもうそのような行為自体をあまり見なくなりましたよね。
懐紙の使い方まとめ
使い方をまとめてみますと
1 お皿代わり
2 拭く
3 書く
4 包む
というように大きく分けて
4つの使い方を私はしています。
懐紙を通して感じる日本文化の丁寧な暮らし
他にもアイディア次第でいろいろな使い方ができそうな懐紙ですが、
昔、カバンからさっと懐紙が出てくる女性を見て、とても粋で素敵だなぁと感じて、それ以来、懐紙の使い方を研究したり、懐紙の柄が可愛くて懐紙集めにハマってしまいました。
和紙も日本で残していきたい文化であり技術です。
使う人が増えれば残せる日本文化。
日本文化の根底にある丁寧な暮らしを
懐紙を使うことで感じることがあります。
本当に美しい懐紙。
職人さんありがとうございます。
今日は【懐紙のススメ】について
お話しいたしました。
今回もお読みいただきまして
本当にありがとうございました。