解釈の幅を広げると人にかける言葉も変わってくる
粋な女子道で大切にしている解釈
日々、解釈の質を高めること、解釈の幅を広げていくことは、
粋な女子道でとても大切にしていることです。
自分の解釈の幅が狭いと、相手に対して、
なんでそんな言い方するんだろう
こういう行動するのはあり得ない
もっと、こうすればいいのに
と、自分の狭い考えや意見を押し付けることになります。
それで一番苦しむのは
自分なんですよね。
もっとこうすればいいのに
もっとこういう言い方をしてくれたらいいのに
と自分の解釈の幅だけで相手の言動を見てしまうと、日々、人間関係でイライラすることが多くなります。
人間関係の悩みの特徴2つ
だいたい、人間関係で悩んでいる人の特徴は大きく分けて2つ。
1、コントロールできないことをコントロールしようとすること
一つは
コントロールできないことを、コントロールしようとしていること
コントロールできないことは
自分以外の人、そして過去、天災。
では
コントロールできることは
自分、今、そして未来。
人間関係で悩んでいる人は
コントロールできない自分以外の人を、コントロールしようとしているが為に、なんでそういう言い方するんだろうとか、なんでこうしてくれないんだろうと、コントロールできない領域をコントロールしようとしているので、イライラ、モヤモヤが募っていきます。
2、解釈の幅が狭いということ
そしてもう一つは
解釈の幅が狭いということ
人は自分が体験してきたことしか当然わからない訳ですが、
その自分の体験したことのある解釈だけで相手も判断してしまいます。
例えば親の介護をしたことがない人は、介護の関係で今日はお休みいただきますと会社に伝えた同僚に、そんなことは自分の家の問題だから、それを仕事に持ち込むなと言ってしまったり。もちろん仕事として、そのプロとして正しい意見なのかもしれませんが
介護の大変さを想像することができるかどうか。もちろん全ては分からないとしても、想像しようとしているかどうか、それだけで相手にかける声がけや言葉も変わってくると感じています。
自分が体験したことがないことでも、
いろいろな人の話を聞いたり、相談に乗っていると、自分ではこう思っていたけど、そういう風に考える人もいるんだなとか、そういう体験をしていると、夜も寝れなくて本当に体力も大変なんだなとか心を寄せることができます。
ほんの少しでも心を寄せることができれば、自分の解釈の幅も広がります。
会社としては大変になるけれど、でも、介護大変でしょうね。ちゃんと寝れてる?体調は大丈夫?会社でのフォローで自分ができることあったら言ってね
と、もしそんな一言が言えたとしたら相手はどんなに心が救われることでしょうか。
そして、人からの愛情や優しさを心で感じられると、
介護も仕事もまたがんばろうって思えたりします。
辛い時に辛いと言える環境
そしてそれをサポートしあえる環境
そんな環境を作り出すためには1人1人、
自分の思考や解釈を磨く必要があると思っています。
笑顔の裏を想像すること
表面が笑顔でも
裏では悩みがあるかもしれません。
表面では幸せそうでも抱えてる悩みがあるかもしれません。
人間ですから、
みんないろいろなことがありながらも生きていますよね。
あなたもそうではないでしょうか。
みんなきっといろいろな悩みもあるよね。
そりゃそうだよね、
と、目の前の人の表面だけではなく、その奥も感じられるようになるには、いろいろな人の体験や考え方を聞くこと、感じること。
それをしていくとどんどん自分の解釈の幅が広がっていきます。
自分の解釈の幅が広がると、
相手のことを平面ではなくて球体でみること、感じることができます。
それができると、かける言葉も変わってきます。
そうすると今より少しだけでも優しい社会に近付きますね。
解釈の幅を広げると人間関係も良くなります。
私ももっともっと解釈の幅を広げていきます。
今日もお読みいただきまして
本当にありがとうございます。
*今日のカバー写真、少し解釈の幅を広げて?ご覧くださいね。さおりを探せシリーズです笑 💗