見出し画像

粋な人になるために

粋な女子道でお伝えしている粋について今日はお話いたします。

本当の粋な人になれるのは90歳


という漢字は九・十と書きます。

粋な女子道では、本当の粋な人になれるのは90歳でようやくその域に到達できると考えています。

私も90歳になった時に自分が理想とするようなかっこよくて内面から溢れでる真から美しい人になりたいと考えています。

そこを目指していくには、90歳でいきなりなれるわけではなく、今の在り方や考え方、ライフスタイルという「今の生き方」がとても重要です。

まず、90歳まで生きるためには、
今の食事運動など身体のケアも必要になります。

精神的なストレスをなるべく溜めずに生きられるように、様々な出来事に対してもhappyに捉える考え方解釈の質を磨くことも重要です。

人生色々ありますが、まぁ、いいかという緩さや、
赦しも必要だと感じています。

粋の師匠のお母様の在り方

京都にいる私の粋の師匠のお一人も、江戸の粋、そのままの本当に粋な女性なのですが、その師匠のお母様にお会いしたことがあります。

90代のお母様はそこにいらっしゃるだけで、もう粋そのままで、とても美しく、神々しく、色々なことを越えていらしたからこその、大きな愛と器を目の当たりにしました。

座っているだけでも美しさがあり、立っていても背筋はピンとして、
所作(しょさ)や微笑みは、息を飲むほどに美しかったのです。
そして、優しくて、強くて、涼しげで、
愛情に満ちたなんとも言えないその笑顔は忘れることができません。

粋な人ってこういう人を言うんだろうなと、
私の中にも理想像としてしっかり植え付けることができた出会いでした。

「歳をとることを認識し、美しく歳を重ねること」

私の粋の師匠の言葉にこのようなお話があります。

ただ歳をとるだけでは粋にはなれない。歳をとれば多少なりとも目はかすみ、足腰も弱ってきますが、それは自然なことだと認識することです。
 
その上で歳を重ねた故の、経験から導かれたある程度人生を達観する見方もできます。「武士は食わねど高楊枝」のように、その不都合を乗り越えた意気地も出てきます。
 
「人は歳をとる」という事実をしっかり受け止め、その上でむしろその利点を生かした粋な生き方をすること。美しくかっこよく歳を重ねること

粋の師匠

90歳になったからといって、
誰もが粋なかっこいい人になれる訳ではないようです。

そこを目指して今からどんな生き方、ライフスタイルにしていくのか、
今の生き方、あり方が重要ということです。

もちろん、人には寿命というものもありますから
90歳までこの命があるのかは神のみぞ知るですが、そうであったとしても、そこを目指して生きて行くのと、そこを目指さずなんとなく生きていくのとでは、今の生き方、あり方が断然変わってくると思います。

目指すものがあると今の選択が変わる

夢や希望や目指すものがあるとなぜ良いのかというと、
今の生き方やあり方が変わるというところだと感じています。

歳を重ねるたびにできることも増えて、教養も身について、
素敵な言葉も選択できるようになり、人への優しさも、思いやりも深くなる。

90歳で最高に粋な人になれるように、今から心と身体を磨くライフスタイル創りをしているのが 粋な女子道です。

今日もお読みいただきまして
本当にありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!