![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83660557/rectangle_large_type_2_5c887225706578a8d543f6de9224a0c0.jpeg?width=1200)
もうひとつロゴの話
こんにちは、ikiデザイン担当のユカコです。
現在、長野県におりますが、暑いです!
東京と比べたらきっと湿度がないので、幾分過ごしやすいはずだけど、それでも人は環境に慣れてしまうものですね。
今回は『』の話の続きとして、ikiと同じメンバーで作った別のロゴの話をさせてください。
それは、karadarebirth というブランドのロゴについてです。そこでは「正しい身体の使い方」をトレーニング指導や動画教材、電子書籍等を通じて発信していく活動をしていました。
当時は、主にウォーキング講座を開催していていました。筋肉を大きしていくためのトレーニングというよりは、身体の仕組みを理解した上で使うことで、自然と無駄のない美しい体が出来上がっていくカラダウマレカワルという理念が印象的でした。
ロゴやブランド名が決定する前から石神と堀切(トシエ)の2人で活動をしていましたが、私はロゴを作ろうというタイミングで初めて加わった形になります。
現在出来上がったロゴはこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659153777934-J0DZafzkTq.jpg?width=1200)
1ヶ月ほどの制作期間の中でのブレイクスルーは、ノースポールというコンセプトフラワーの発見でした。
コンセプトフラワーとは、私作った言葉ですが、ブランドコンセプトを体現するような花言葉を持った草花です。
花言葉はその見た目から命名されることがありますが、育つ環境や特徴から付けられることもあります。
karadarebirth のコンセプトフラワーはノースポールです。
ノースポールは一年草でありながら、種を残して冬に白い花を毎年咲かせる様子から輪廻転生、生まれ変わるという花言葉を持っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659154180934-S7t5c6HzDT.jpg?width=1200)
この花をロゴに用いることが決まってからトントン最後まで決まって行きました。
最初、2人からのオーダーは
・自然のものであること
・円の中にバランスよく収まること
・モノクロの状態でも、成立すること
でした。
2人からもイメージを上げてもらって、
最初は京都大学やニールズヤードというブランドのロゴが上がっていました。
いくつかやり取りをする中でひとつ目にできたロゴ
はこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659179867802-4a4D8e5vnv.png?width=1200)
イメージで上がってきたものは大木をモチーフにしたものが主でしたが、あまり男性的で力強いイメージにならないように、花を使ったのだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1659181284678-oghmnUJntQ.png)
この時の花がノースポールであったかどうかは、忘れてしました。笑
ただ、これは少し要素が多かったことと、モノクロの状態の時のインパクトが薄いことから却下。再度スタディに入り、コンセプトフラワーを共有して、現在のロゴに至ります。
現在は当時のロゴとはマイナーチェンジして、よりニュートラルな印象のカラーとフォントになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659179887509-Hvk5nRC4HI.png?width=1200)
このようにロゴを制作するためには、コンセプトの共有が重要です。今は、いろいろなサービスを利用して自分で簡単にロゴを作ることができます。
ただ、ロゴの社会性というのでしょうか、自分にとっても相手にとってもしっくりくるロゴというのは、第三者に作成してもらうことが必須であると思います。
なぜなら、デザイナーに自分の中にあるコンセプトを共有する過程で一生懸命言葉にしようとします。頭の中と言葉というのは、必ずしも綺麗に一致するものではなく多少の乖離があると思います。この共有の過程で、そのブランドは世界に誕生していくのです。
さて、私はikiでデザインを担当しています。あなたの人生を資産として残す上でブランドが誕生したら最高ですね。そんな素晴らしい機会を楽しみにしています。