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【ビビリの生存戦略】

どうも。石神です。

今日は少し僕自身の話をしたいと思います。

多くの人が悩んだことがあると思いますが「自分って何なんだろ」という問い。ご多分に漏れず僕も悩んだことが有るし、昔よりははっきりしていますが、今でも考える事があります。

今の僕を形成しているのは、過去の経験や体験、育ってきた環境による影響です。

何故僕が今の仕事をしているのか、今の考え方になったのか。

その全ての理由は過去にあると思います。

巷ではよく、
「未来に理想を描いてそれを実現するための行動を取りましょう。」
と言われますが、僕はそれがスゴく苦手で、現実感が無いコトはまるでテレビの世界で起きているように感じてしまいます。だから、妄想も空想も苦手。

叶えたい夢を100個ノートに書いてみてください。
とかやったことありませんか?

僕は全然かけなかったです。

なんて自分は夢の無い人間なんだろうと絶望的に思いました。

自分の既成概念を壊すような目標を持つことが一番苦手なことでした。

手が伸ばせる距離に無いものは取ろうとしない
誰もやったことが無いことはやろうとしない
知ってる人がいない土地には行こうとしない

そんな慎重すぎるほど慎重な性格をしています。
そして内向的で人見知り。

そんな人って多いと思うんですよね。

人間ってそもそも過去の成功体験を大切にします。
それが「成功」でなかったとしても。
とりあえず安全に今日まで生きてこられた。
というのが「成功」体験です。

だから、新しい挑戦をすることを恐れます。
新しい挑戦をしたら失敗するかもしれないから。

ということで要するに僕は「ビビり」であることを肯定的に捉えようとしています

慎重であることも生き物としての生存戦略だし、誰かがやったことを見て誰かが出来るならやってみようと思うのも普通。

つまり僕だけじゃないってコトですよね。

僕が提供するセミナーやパーソナルセッションは全てこういった考え方から出来ているので、誰にも出来ないことや、僕にしか出来ないことというのはありません。

全てが積み重ねてきたもの。
少しずつ変わっていきましょうって伝えるのも、一気にやるとその分反動が大きく来るから。大きなエネルギーを使うと同じ力が反対側にもかかります。

今までやってきたことの中に少しだけ「小さな挑戦」を入れてみる。

いきなりすべてを変えてしまうのではなく、ちょっとだけ新しいことをやってみる。ちょっとだけ今までやっていたことを辞めてみる。

僕が自分でやっているトレーニングもいきなり今の形になったわけではないし、今のままずっと続くということも無い。

じゃ、「どうやったら新しいことに手を出せるか?」ですね。
それは「ビビる気持ち」を「興味」が上回った時だと思います。

子供なら、自分が知らない遊びを友達が楽しそうにやっているのを見たら、
「出来なかったらどうしよう」という気持ちより「興味」が上回ると思うんです。

それでも「やれなかったときのこと」を考えちゃうと足が出ない。

でも、何度も何度も、楽しそうに遊ぶ友達を見たらいつかやりたくなるかもしれない。

僕はそれでもやらないかもしれないですけど(笑)

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