「今日を最後に もう踊れないなら どうする？」(Broadway Musical『コーラス・ライン』2022年@東京)

1975年初演のブロードウェイ・ミュージカル『コーラス・ライン』(A Chorus Line)。ブロードウェイ公演は1990年に幕を閉じましたが、2006年から２年間のリバイバル公演があり、それ以外にも海外公演などは今でも行われています。
この夏、８月11～28日に渋谷オーチャードホールで上演された公演の内、２公演を観劇しました。
終盤、ダンサーのひとり、ポールがダンス中に古傷のある足を痛めて病院へと担ぎ出されてゆきます。後に残った１６人に、演出家のザックは問いかけます。

「今日を最後に もう踊れないなら あなたならどうする？」
" If today was the day you had to stop dancing. How would you feel? "

実は、台本上の登場人物だけではなく、
演じている生身のキャストたちも、
観ているわたしたち自身も、
この問いと共に生きているんだと

観るたびに、そう語りかけてくるミュージカルです

Paul, Connie, Don, Bebe, Greg, Maggie, Bobby, Kristine, Al, Shiela, Mark, Cassie, Zack, Judy, Mike, Dianna, Richie, Val, Larry（Emmanuel Cologne, Emma X O'loughlin, Nathan Lubeck, Laura Pierpont, Nick Berke, Zoe Killian, Gideon Chickos, Erica Hughes, Francisco Thurston, Graceanne Pierce, Peter Hughes, Maggie Bergman, Hank Santos, Ashlyn Fenn, Cory Betts, Zoë Maloney, Jonah Nash, Grace Arnold, Nick Nazzaro)