マガジンのカバー画像

強迫観念シリーズ

2
一個人の強迫観念ケーススタディ。
運営しているクリエイター

記事一覧

2022年強迫観念の旅2

まだまだ尽きない強迫観念のケーススタディ。 それは読書にも及ぶ。 私はKindleの白黒版(Paperwhite)を愛用している。 これはいわゆる紙の本と異なり、例えば寝る前や起床後にスマホ感覚で片手で内蔵された書籍を読むことが出来るので、非常に重宝する。 私の場合、寝っ転がりながら両手を使って本を読む気を起こすのは難しい。この寒い時期なら尚更だ。寒気が羽毛布団と身体の隙間から入ってきて寒い。その点Kindleは布団に潜りながら読めるし、暗くてもバックライトがついているの

2022年強迫観念の旅

私の強迫観念との付き合いは5歳の頃にまで遡る。親の話によると、当時住んでいたアパートの階段で登る足を決めて、その足で登れなかったらもう一度登り直さなければいけないということを既に行なっていたらしい。 私の顕在意識に残っているもので一番古いのは、小学生の頃。近所の道には、100m弱に渡ってマンホールの様なものが一定間隔で置かれていた。当時の私はそれを決められた足で渡ることが出来ないと、”これでいいのだろうか”と真剣に考えて不安な気持ちになっていた。時には周囲に怪しまれない様に