受験結果は…
滑り止めの私立はお母さんが一緒に来てくれた。
合格したら、まず手付金を払うシステムがあるからでもある。恐る恐る掲示板へいって、自分の番号を探してみると…
合格!
あぁ、良かった。ホッとした。
1つ受かっただけでも、ものすごい精神安定剤。都立に向けて、もうちょい頑張れそう。
そしてその12日後に都立の試験、また1週間後に発表となっていた。
その都立の結果はと言うと…
受験番号は…え?えーと、こっち?
グループ合格欄に、受験番号があった。H高校には落ちたけど、グループ合格はしていた。
【グループ合格とは】
当時、都立高校には市ごとにグループ(因みに8グループだった)が割り振られており、居住市が属するグループ内の都立高校しか、受験することができなかった。偏差値上位のグループ合格した人から、定員割れしている高校を選択し、再入試をしなくても都立高校に入学できるシステムがあった。
現在は、グループ割りはなく、都に居住していれば、都立高校受験ができるようになっている。
私立に行く選択肢もあったけど、お金がかかるし、片道50分程度時間がかかるし、グループ合格先の高校は、受験高校より偏差値が20くらい低いけど、チャリで10分かからない、通学費も学費も安くいけるであろう、と言うことで市内のH高校(ここでもH!)に決めた。
それこそ、どこの高校行っても、私がブレずにやりたいことをやれたらそれでいい。それなら、家から近いH高校に通って、放課後の時間を充実させればいいと思ったから。
行きたくないと思っていた高校の行く先が、とうとう決まってしまった。