就活の心得
どうも、はじめまして。いけさんポです。今年就活をして無事に終えた大学4年生の独り言ですので。どうぞお気軽に。
始めに言っておくと私がエントリーした会社は5社です。これは一般的な就活生のエントリー数から見るとかなり少なく、かなりリスクがある就活の仕方です。結果、大手企業に決まったので結果オーライですが、そこに決まらなかったらどうなっていたのかと思うとぞっとしますね。今回は普通の私立大の就活生がどんなやり方でゴールインしたのかを簡単にまとめてみようと思います。あくまでも個人の考え方なのでそのあたりはご理解ください。
就活とは正直者には報われないシステム(全ての人がそうではないが)
1つ目について話そう。正直者はバカを見るとまではいかないかもしれないが、就活においてすべてありのままの自分をさらけ出すというのは危ないかもしれない。人の信頼を得るには誠実である人間に越したことはないが、たった2~3回の面接で人の信頼を得られるのかと言われれば難しいと思う。まずは常識人であるか。そして次に会社の雰囲気になじめそうな人か。そんな風に面接官は段階的に見ていく。とするとそのすべてに当てはまるような人間は、まあ少ないだろう。なら逆算してその人物に近づけるように自分を演出する、そんな能力が求められるはずだ。これは入社してからの話になるが、会社に入ると何かしら自分がやりたくないことを押し付けられたり苦手な人に出会うこともあるだろう。そこで自分の意のままに行動していたら周りから面倒がられたり距離を取られたりする。だからこそある程度のことは我慢して愛想笑いを繕って淡々と仕事をする。今言ったことは就活の面接でも同じことだと思う。相手の条件に合わせた行動をする、そういったことは会社に入ってからも同じであるため、全部が嘘偽りのない自分というのはいつか限界がくるはずだ。また逆も然りだが。
運があるかどうか
2つ目は縁故である。ズバリ「つて」があるかどうか。私の大学は世間的に有名な大学ではない。そのためそういったものには縁がないと思っていた。しかし私がダメもとで受けた会社の最終面接に高校のOBがいた。明らかにお偉いさんであったのだが、私の高校が世間的に有名な進学校だったこともあり、その雑談が始まった。ほんの5分程度だったがそれがこの面接を有利に働かしてくれた。大学は大したことはなかったが、高校名でうまく自分の地頭はいいという印象を残してくれたおかげでその後の面接では私が優秀かどうかの確認作業になったのではないかと思った。私が本当に使える人間かはちょっと会ったばかりの人間にはわからない。だからこそ始めの印象操作は大きかった。はっきり言ってしまうと運がよかったのだ。たまたまOBがいたという、、、。限られた面接でいかに爪痕を残すかは本人の努力ももちろんある。でも、今の話のような運もあるのだ。私は無事にその会社の内定を取ったが、今でも思うのが”運がよかったな”という一言である
いかに優秀そうな人物に見せるか(陰キャでもできる)
3つ目はいかに優秀そうな人間にみせるかだ。一度ネットで優秀な人間の特徴について調べたことがある。書いてあることはシンプルで背筋が伸びているか、口角上がっているか、目力があるか、適度な笑顔があるかなど。これを一回騙されたと思ってやってみてほしい。私はこれらのことをできる範囲でやったがほとんどの面接では好感触だった。1つ目と被るが、できることは真似して自分を作ることなんてどんな人でもできる。普段おとなしい人、喜怒哀楽が顔に出ない人。いろいろなタイプの人がいるが面接においてはそれは誰でもできることである。才能とかはいらない。でも、中にはその面接が上手くいっても入った後が大変なのではないかと思う方もいると思う。それに関しては申し訳ないが反論できない。私が思うにある程度名の知れた企業に入るにはその後のことを考える余裕はないと思う。ドラゴン桜で桜木先生が「とりあえず東大に受かりやすい学部に入れ!」「そのあとはお前らの好きにしろ」というようなセリフがあったと思うが、それと似た考え方と言ったほうがいいかもしれない。
一生懸命な姿勢、ジェスチャー(これは面接官次第と面接の段階)
4つ目は熱意である。これは面接官にどの程度心に刺さるか、面接がどこまで進んでいるかによる。面接官の中には同情してくれたりする人もいる。そして話の内容が多少薄くてもその姿勢に心を打たれる面接官も0ではないだろう。ただ気を付けてほしいのがこれは特に最終面接に「はまる」ことだと思う。なぜなら最終面接の方が年配の方が多く、年齢を重ねていろいろな感性を磨き上げてきた分思うところがあるからだ。一方で一次面接でいくら一生懸命に話そうが担当する人事のかたには年齢というもので刺さらないことが多いと思う。また時にはこのパターンの逆もあり一次面接で刺さり、最終面接では刺さらないこともあるだろう。それでも私の経験上、前者が多いのでないかと思う。
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