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東京経済大学、2020年度関ゼミ選考を実施

(2020年3月31日火曜日)

 3月17日(火)と27日(金)に勤務校東京経済大学で2020年度ゼミ選考を実施した。応募者22名中、合格者は12名。今年も狭き門となった。合格した方、おめでとう!不合格だった方、過去には関ゼミ不合格が転機となり大成した方も少なくない。他の場所での活躍を期待する。

 まだ第3会選考を残すがそこで合格する方はごくわずかだ。つまり現段階で来年度のゼミ生はほぼ確定した。合格者には早速、ゼミ長から春休み課題通達のメールが届き、LINEのグループも出来上がったと聞いた。春休みの課題はややヘビーだが、厳しい選考を勝ち抜いた面々、きっと素晴らしい作品を提出してくれるだろう。

 さて、近年の関ゼミは異文化交流や多文化共生をテーマとした実践的な学びを特徴としている。多様な他者との交流を促進するため、学内に留まらず、国内外の様々な学生たちと交流することを重視している。
一例として来年度は上智大学総合グローバル学部の新4年生の方一名がゼミに参加する。
 東京経済大学のゼミに、上智大学の学生が参加するのは奇妙に見えるかもしれない。しかし、それには意図がある。
 関ゼミの「到達目標及びディプロマシーとの関連」では、「多様な他者との交流に向けて、必要とされる多文化理解力を身につけ、実行に移すことができる。」(関昭典 総合教育演習シラバス)と明示している。
 関ゼミのこれまでの活動から、他者=外国人=英語コミュニケーションと勘違いをする学生が多い。しかし、ここでいう「他者」は外国人に限らない。文字通り「他者」とは「自分以外の人」。自分以外の関ゼミ生、関ゼミ生以外の東経大生、東経大以外の東京の学生、東京以外の日本の学生、すべて「他者」である。関ゼミの活動に共感する学外の学生と共に活動することでゼミ生にはぜひ新たな視点を得てほしい(今後も、いろんな大学の学生が登場するはず)。東経大コミュニティの中だけでは遭遇しないかもしれない、新文化との出会いをお楽しみに!

 新型コロナのせいで、授業開始がおくれそうだが、みんなで集まって本格的な活動ができる日を心待ちにしている。

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