コミュニティについて小難しく考えた
最近のコミュニティブームの波に乗っかり、ぼくもいくつかのコミュニティに所属しています。
#旅と写真と文章と #dotcolony #非公式noteカメラ同好会 をはじめとして、#平成三年生まれのコミュニティ を作ろうとしていたり、#LOVEGRAPH もある種のコミュニティかな。
大学のころ、経営学の授業で「フォーマルグループとインフォーマルグループ」という考え方を学んだことを思い出した。
「ホーソン実験」という世紀の大実験で浮かび上がった考え方なんだけど、インフォーマルグループが組織の生産性に(比較的)良い影響を与えるというものだったと思います。
フォーマルグループというのは、会社や組織など明確な区分けや上下関係、外から決められた枠がこれに当たる。会社の部署とか学校のクラスとか。
インフォーマルグループというのは、決められた枠ではなく自発的に集まってできあがったグループのこと。学校の仲良しグループとか、サークルとか。
本来はインフォーマルグループには名前がつかないことも多い(井戸端会議みたいなもの)ので、必ずしもslackやFacebookグループでできあがった集団を「コミュニティ」と呼ぶわけではないことは覚えておきたいところ。
ただ、最近のコミュニティブームでは意思あるコミュニティが活況になってきていて、「組織化された非組織集団」が増えてきているような気がしてます。
これに「複業ブーム」が混ざり合って、これからコミュニティの会社化が進んで行く(はず)。
ちなみにもともと"仲良し集団"からできあがった組織なので、生産性もめちゃくちゃ高い。
(畳み人の力量にも左右されるけど)
さて、そうなるとこれからの時代、生き残る会社づくりを考えると、
・生産性の高いコミュニティを会社化する
・会社のインフォーマルグループを強める
の2択になってくる。
つまり、公私を混ぜた組織づくりということになる。日本企業の経営課題にしてもいいくらいコミュニティづくりが不可欠になる。
幸いこれを実行するためのツールはここ数ヶ月で爆発的に増えた。何をどう使うかはコミュニティによりけりだと思います。
コミュニティ系サービスの比較には…
▶最先端の #コミュニティテック の世界へようこそ!なぜこのイベントを開催しようと思ったのか?
あとは、コミュニティづくりに関わるみんなで大事にしたいのが、手段と目的。こういったサービスを使うのが目的じゃないし、コミュニティを作るのが目的でもない。
たぶんみんなコミュニティを作ったときは目的をしっかり見ていたと思うので、その辺を大事にしていきたいよね、とふと思ったらこんなヘビーな話になりました。
たまには難しいことも、ね。
今日はとっても楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよ。