なんとも気持ち悪い

なんとも気持ち悪~い結果、

という話になっている兵庫県知事選挙の結末。

終盤は知事がどうこう、という話では既になくなっていて、公示後からSNS vs レガシーメディアという妙な次元の話になってきていた。

素人ですけど、メディアに興味があって、ちょっとメディアに関わってる者としては、なんとも気持ち悪いんです。

ここで言っているレガシーとは、過去から受け継がれてきた、という意味で取ってください。

簡単に、そもそも放送法は・・

放送自体が国の許認可制なので、公権力によって内容が都合の良いようにゆがめられることを防ぎ、報道の自由を守るための法律だったはずなのに、いつしか報道の自由が奪われるという皮肉なお話になっているのは、某政権が台頭し始めた頃と同じくして言われてきたこと。

偏向した報道が気になり始めた頃と同じくしているのも偶然ではないかもしれない。

そんなレガシーメディアへの不信感がSNS情報を尊重する風潮を作り出したと連日言われている。

しかし、ご存じのとおりネットの情報は、ファクトチェックの問題や、ある一方の考え方を良かれと思ったら、その考え方の記事や書き込み、動画以外は目に留まらなくなるという、ある種中毒的なことが発生して、メディアリテラシーが相当高くないと冷静な判断ができなくなる、という問題がある。

アメリカ大統領選挙が良い例と言われているように。

つまりは何が気持ち悪いかというと「真実が本当に判らない」ということが非常に気持ち悪いんです。

兵庫県知事問題で事実なのは、県職員へのアンケートでパワハラはあった、という回答が多くあったということ、二人の命が奪われた、ということ、それと過去に兵庫県の近くで仕事をしてた身からいうと、ある一部に既得権があって、それに対して斉藤知事がメスを入れようとしていたこと、

くらいしか明るみにはなっていない。

それだけの事実で、あの盛り上がり方が本当に気持ち悪い。

難しい話なんですが、我々は事実が知りたいだけなんです。

だからこそ今、レガシーメディアは謎の権力や既得権に屈することなく、本当の事実を伝えてほしいです。

それしか、今後生き残る道はないんです。


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