暑さと スネコス
あっちぃなァ!と思っていたらもう7月も後半にさしかかるところだった。
気持ちはまだ6月初旬のつもりなのに。
こうしてるうちにすぐに人生が終わるんだなぁ、と毎度考えている。
寝たい時に寝て、食べたいものを食べ、好きな場所へ行き、好きなこと、やってみたいことをやろう。
(そうだ、美容クリニックに行こう。行こう!)
本日は、そんな感じで唐突にUBクリニック新宿へ行った。
私が学生の頃からの悩みは
ニキビ、深すぎる笑いじわ(ほうれい線)、目の下のクマ、歯並び、足が太い
若いとなんでも気にしている。とにかく気にする。
毎日コンシーラーを使いまくり、ニキビが無いとどれだけ良いだろうか
毎日磨きにくい歯を見ながら、歯並びが良いとどれだけうまく笑えるのだろうか
無限にそんなことを考える日々……
でもこの悩みが大人になってからもずっと続くとは思ってなかった。
何も対処してこなかった、ってのもあるけど
どれも本気で治そうとすると難易度高い(高額)ものばかり。はぁ~深刻。
そして今年はニキビを根絶させ、歯列矯正に手をつけた。
なんかいきなり二歩進んだ(五歩でゴール)
今年はそういう、やりたかったことをやってみよう。
40代以降をちょっと楽しく生きよう。
本日、目の下のクマに着工。
これは自分でも予想外な早さでやってきた。
それは『スネコス』
【⠀スネコス(SUNEKOS®)注射とは ⠀】
「スネコス注射」は、非架橋のヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を特許比率で配合した製剤を真皮層に注入することで、コラーゲン・エラスチンの合成を同時に誘発し、肌の弾力やハリを回復させていく治療です。
真皮の細胞外マトリックスを生理学的プロセスで再生させるアプローチ法はスネコス独自のもので、その有効性と安全性は様々な試験により証明されています。
「スネコス」はイタリア製で、CEマーク クラスⅢ(欧州安全基準適合の承認)を取得しEUにおいては医療機器としての認可を受けた注入剤です。
─── まあまあよくわからない ───
ヒアルロン酸はまだ手をつけないでおこうと自分ルールを決めていたのだけど
最近学んだことがあって
ヒアルロン酸には
『架橋ヒアルロン酸』と『非・架橋ヒアルロン酸』があるということ。
よく"やりすぎ"なパンパンな顔の人はこれの『架橋ヒアルロン酸』によるものだということがわかった。
イメージとしては、ヒアルロン酸はそもそも全く固くなくて、やわやわのホヤホヤで
形を作るにはそこに"芯"となる架橋剤が必要らしい。
ごめん新庄監督!でもやりすぎだろ!
本人がいいなら別に良いけど!
こうならない"治療"が『非・架橋ヒアルロン酸』であり
そしてその非架橋ヒアルロン酸が使われているのがスネコスである、と。
そうか、ヒアルロン酸だからってすべてが新庄になるわけじゃないんだ……(当たり前
というのを学習し、そこから非架橋ヒアルについてめちゃくちゃ調べた。
いろんな種類があって、とにかく自然にしたい人にはかなり良さそうだった。
架橋されたゴリゴリのヒアルよりは効果が分かりにくいらしいけど、実際それくらいで良いし。
はい、皮膚科医友利先生もやって良かったということでUBクリニック新宿が前日にゲリラキャンペーンを掲げたので、予約して行ってきた。
── やっと本題。
UB新宿院は行ったことがなく、初めてでちょっとドキドキした。
歌舞伎町のビルの6階、到着。さすが新宿、部屋がめちゃくちゃ狭い。
と同時に、私はこのタイプの美容クリニックとしてUBはなかなかの先駆けなんじゃないかなと思っていてそれが垣間見える作りだった。
1本しかない通路に狭い個室がずらーっと並んでいて、その狭い通路に待機の丸椅子。
ここから始まったんだなぁと。
客層も横浜とは全然違う、ほんとに土地柄が出ていて面白い。
案内されて個室に入る。
看護師さんはかなり陽キャで機転が利く対応。
私はキャンペーンで『ハイコックス スネコス』という、機械でスネコス製剤を肌に入れていくものを予約したけれど
とにかく、目のクマをどうにかしたくて……というカウンセリングで
看護師「あーー正直、ハイコックス(水光注射)じゃないほうがいいと思いますよ!手打ち(注射)のほうが効果は良いし痛くないと思います。たぶんアレですよね。手打ちか機械か迷ったけどキャンペーンだから値段的にもとりあえずこれにしとくか?って感じでご予約されました?」
当たりすぎている。占い師か?
看護師「スネコス手打ち、同じ値段にするんでどうですか?私なら絶対にハイコックスは選ばないです」
そんなん言われたらもう、信じて手打ちにしますがな。
ていうか同じ値段でいいんですか……手打ちは高いからハイコックスにしたってのもあるのに
なんかテンポが良すぎて、とにかくこの看護師がそう言うならやります、しかなかった。
看護師「では医師がこれからカウンセリングに参りますのでお待ちください~」
目の下に、手打ちで注射をする現実がいきなり迫ってきてちょっと怖かった。
コンコン… 医師がきた
医師『ちわーっす』
!!!!!!!!! すごい。新宿はすごい。
医師のあいさつが軽快な"ちわーっす"である。しかも女医!さすが。
しかしこういうの、けっこう好き!!
なんとも男勝りな女医さんだった。それがもう、すごく良かった。
痛みに強くても、打つのはやっぱりそれなりに痛いから冷やしてくださいね~と保冷剤を渡される。
目の下左右3箇所ずつくらい打った。
それが、思ってるより全然痛くなくて驚いた。
注射が上手すぎる。
到着してから院を出るまで30分で終了。本当にコンビニ感覚のクリニックはすごい。
打った直後はすごかった。
目の下赤く、ぷよぷよに腫れてマスクにサングラスじゃないと無理め。涙袋入れすぎた人ってこうなのかな、と想像。
翌日には普通に戻ってるらしい。
ダウンタイムは1日。
数時間毎に鏡を見て、腫れが引いていくのを確認。
でも当日の今はまだ腫れているから、いつもとは別人の顔で面白い。
腫れていてクマが見えない、面白い。
でも腫れてるとはいえ、過剰にクマが消えた今の状態は"私"ではないなと思った。
コンプレックスだったクマが完全に消えるとすると、こんなにも私じゃなくなるんだと驚く。
またひとつ勉強になった気がする。
クマってずっとずっといらないと思ってたけど『私』の構成要素のひとつだったのか!!
大発見。クマ消しすぎはやめよう(メモ)
問題は夫。
このダウンタイムを見て、めちゃくちゃ嫌がられた。
"やめたほうがいいよそれ、よくないよ" と連発された。
今だけだから、これが仕上がりじゃないから大丈夫だって!と説得するけどダメね。
美容クリニックのYouTubeを見ている私に、つい昨日まで『整形してみたらいいんじゃない?』と言っていたのに
ダウンタイム1日のスネコスでクマ治療しただけでもう、NG
笑うしかない。
このスネコス注射、3回をワンクールとしているとのこと。
でもそれが2週間に1回とかで、続けるのはちょっとハードルがある。余裕がある時にまたやろうと思う。
夫がいない時とか(そんな日は我が家に存在しないが)
私の計画では、先にほうれい線に効くレニスナ(ジュベルックボリューム)というのをやりたくて
クマ治療は後回しだった。
でも全てはタイミングだから、今回思い切ってやってみてよかった。
医師 『効果楽しみにしててくださいね~』
いやほんとに。楽しみ。
目の下パンパンになっておりますね。
私のクマは下の血管が透けて暗く見える青グマタイプだったということ。
スネコスしたらいきなりこんなに目の下のトーンが明るくなるなんて本当に驚き。
Beforeを撮っておくべきだった。医療って面白い。