退職の日に手紙/とメンターは帰国推進!

この続編。



夫との関係が上手くいかなくなった理由一つに、
彼の仕事が影響しています。

コロナ以降、やっと契約を掴んだ仕事は、
知り合いとあって家電量販店に入社できました。
こんな幸運はないと驚いていましたが、2年経った今年、
経営の不振からか人員削減が著しく、夫もその一人になってしまいました。

幸いにも、会社は転職先を見つけてくれたので、
外注先に就職し、出向として関わっていくことになるようです。

夫が私にリコン宣告してきた時は
ちょうど、転職の決断をしなければならなかった時期でした。

信頼も情報もない会社は、少し離れていて、仕事量が増える。
タスクを課せられるけれど、能力次第で収入アップすることが可能とか。


一方で現職場では、退職届を出せだの解雇だのと揉め、
労働組織や弁護士に仲裁に入ってもらうまでに腫れ上がりました。


仕事にまつわる苛立ちや不安、恐怖心などが重くのしかかり、
辛い時期を過ごしていたんだと思います。

そんな時に、冷たい態度の妻がいて、全く癒やしにならないどころか、
生活すらまともにしていない愛のない同居人に
嫌気がさしたと…
以前、話し合いをする中でさりげなく言っていました。

当時、私も職場が不安定で、人も入れ替われば勤務時間も変動、
スタッフの仲も緊張感があり、ヤル気も落ちていきました。

生活するのも面倒で、買い物・料理・掃除も
最低限やると言う具合。
その間何をしていたかと言うと、YouTube を眺めるのが唯一の楽しみ。
どっぷりとスマホに依存していました。

こう考えると、リコン宣言されたのは当然。
むしろ良かったのです。



夫は荒波を超え、ついに先日、
退職の日を迎えました。

何かせねば!と思い立ち、手紙を書くことに。

ねぎらいと感謝、謝罪と希望を込めて、
chatGPT に最良のイタリア語の文章を作ってもらいました。

本当に便利ですね。期待以上の完成に、
誰がもらっても嬉しい手紙になったのではと自賛(?違うけど、それに似たもの)。
そして少しの退職祝いも同封しました。

手紙は、夫が帰宅してすぐに使うであろう場所に隠しました。
夜、帰宅してからの反応が楽しみ〜

メンターの助言

リコン宣告から私の心の拠り所は、YouTube のある女性にすがっています。
夫婦関係修復に特化したカレッジを運営している敏腕コーチ。

この方の見解は、ほかの人とは違い信頼できる。

見た目や声の可愛さとは裏腹に、一本筋の通った潔さがある。
彼女の根底には愛が溢れていて、傷ついた妻たちに
寄り添いながら鼓舞して前進させる、唯一無二のメンターだと感じました。

何が違うのかというと、約4000人の妻たちとの対話や経験から、
独自の対処法やメソッドを確立。

夫に依存せず、自分軸を生きることを提唱。
そのためには、自分に声をかけて、過去の傷を癒すなど。

確固とした自信があり、彼女の話を聴くだけで、
修復成功するしか思えないくらい前向きになるんです。

急遽ライブ配信をするということを知り、
質問をせねば!と開始前から文章を作り準備しました。

相談内容でさえも指摘されるので、何を求めているか、
明確に伝える必要があります。

さっそく、動画配信開始とともに、いつでも送信できるようスタンバイ。
ついにその時が来ました。

説明後の最初の質問が私です。

主に、帰国するか否かを相談しました。



まず、これまでの行動を誉めてくれて、どうするべきか、
何が必要なのか事例を交えて教えてくれました。

そして結論は…



帰国するべき


あぁ、やっぱりねぇ〜と思わず声が出ました。

ただ、距離を取るだけでなく、お互いに自分の時間が必要なんだと。

その後に続いた言葉が衝撃的でした。

「旦那さんが、"両親に会っておいで" というのには、
『神のお告げ』のような意味があるのかもしれない」
と。

膝を打ちました。そうか、呼ばれているのかも!

やっぱり自分では決められないんだ…と思いつつ、
統計から得た情報を頼りに一時帰国に向けて動くことにしました。

なんだか気持ちが軽くなった夜、仕事も楽に働けました。

そしてついに来ました。

夫からのメッセージ。
今気づいた!と手紙の写真が届きました。
「言葉が出ない。なんだか僕のせいだと感じる」と。

重かったかな。

でもメンターは、気持ちを伝えることも大事で、
愛情貯金をするのも大事だと言っていました。
私の気持ちは伝えられたので良かった。

何より早く反応をもらえたことが嬉しい。

やっぱり相手の行動で気分が上下している。

まだまだ自分軸になれてない…


続編はこちら


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