きもの展がなかったらダメだったな
きもの屋に就職した話を昨日書いたばかりで騒がしいが、去年はコロナ禍に追い込まれて鬱になった。
くわしい出来事は書かないけど、昨年4月、まったく眠れなくなってクリニックに行って診断書と薬をもらった。
もうほんとにしんどくてつらくてつらくて、夜になるとしくしく泣いてた。子どもたちにもずいぶん心配かけた。
そんな状態でも仕事を休まないのがわたしだ。
朝になったら起きられるし、どんなでも仕事に行っちゃう。
サラダチキンとプロテインしか食べたくなくて、どんどん痩せた。
夕方になるとみぞおちがつらさに殴られるようにぎゅーとなった。
これはいよいよもうほんとにだめだ、ってときに夫が、単身赴任先から帰ってきてくれて、いっしょに、上野のきもの展に行ってくれた。
リンクの作り方がよくわからないので貼っちゃうけど、こちらから特別映像も見られます。
https://twitter.com/kimonoten2020/status/1369224412017270786?s=21
しんどいつらいもうだめだ✖️100
と思いながら行ったのに、
すばらしい展示の数々を見るうちに、
すんごくドキドキして
めっちゃワクワクして
むはーっと興奮して、
夫が横で、一緒に共感してくれたのもよかった。
もうねー、ほんとにほんとに、きものが好きだ好きだ好きなんだ!
こんなにすてきでロマンチックで緻密で美しくて繊細でたまらなくムチュウになれるものを仕事にしてるのに、
ダメになってたまるか!って思ったの。
ものすごく数々の苦難があって、想像もできないくらいのいろいろな協力があって、開催されたイベントだと思う。
ものすごく感動したし、チカラが湧いた。
それからほんとにほんのちょっとずつ元気になってきた。
記事の表紙にした写真は、なかよしのうたちゃんと2回目に見に行ったとき。
今日はそういうことを書きたかった。
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