いけもんのYoutube学習㉖
タイトル:【法人化はどっちがお得?】株式会社 VS 合同会社
視聴回数:速度1倍 3回
視聴時間:30分
レポート作成時間:15分
今、法人化を考えている個人事業主の方で株式会社と合同会社どちらにするべきか悩んでいる人に必見!
Youtube学習㉕では、『法人化のメリット』について紹介しました。今回は法人化する際に『株式会社と合同会社どちらがいいか』についてのまとめです!
まず、合同会社とは何?について、
合同会社は、2006年に有限会社から合同会社として形が変わった。合同会社として登記する会社は増えており2019年に設立された法人約12万件のうち3万件が合同会社。
どんな法人が合同会社に向いているか
→一言でいえば『あまり会社規模を大きくしようなんて思っていない人』に向いている。
その背景にあるのは…
①設立費用は合同会社の方が大幅に安い!また、合同会社は収入印紙代もネットを活用すれば抑えられる。
ランニングコストについても、株式会社では役員の任期が切れるごとに『重任登記』が必要で
1万円~3万円、決算の報告義務で年間3万円~6万円かかる。一方、合同会社は『役員の任期も決算の公告義務もない!』
→費用面は合同会社の方がよさそう!
②自由度
・利益配分の自由度:株式会社は持ち株の割合で配当が決定される。合同会社は社員間で決定。
・意思決定の自由度:株式会社は株主総会で決定、合同会社は組織内で自由に意思決定ができる。
→2点において合同会社の方が自由度が高いものの、社内でトラブルが起こる可能性が高いというデメリットもある。
③信頼度
合同会社は株式会社ほどに知名度は高くない。また、人材の確保の際に不利になる可能性がある。
しかしながら、大手企業も合同会社の形をとっている会社も増えており、信頼度がこれから高くなってくる可能性はある。
まとめとして、合同会社に向いている事業主は、
・個人事業主としてやるよりも大きな節税をしたい
・親族に収益を効率よく分配したい
・法人格だけれど設立費用を抑えたい
・株式会社である必要はない
・決算公告や株主総会などの業務負担を増やしたくない