40代・50代のペニスについて-当院へ寄せられた相談の中からご紹介-
こんにちは!たーなーです。今回は当院やSNSライブにて寄せられた40〜50代の方々の“オシモ”のお悩みについて多かったものをランキング形式でご紹介していきます。男性でしたら誰しもはお下の悩みはあるかとは思いますが、今回はそれが顕著に現れてくる中年期(主に40〜50代)に焦点を当てて、医療的・社会的側面から解説させていただきます。
オシモの悩みランキング
第1位 ED(勃起障害)/セックスレス
まずは当院へのご相談が最も多かったお悩みとして「EDやセックスレス」が挙げられました。男性では一般的に40代からE Dの方が段々と増えてくることが多いです。原因としては若年層にも多い心因性であることが一般的ですが、男性ホルモンが加齢変化で次第に減少していき、それが勃起力の持続に影響があると言われています。「刺激に対して勃たなくなった」や「セックスで中折れしてしまう」といったお悩みは本当に多く寄せられています。他にもホルモンバランスだけでなく、糖尿病や肥満でも同様にEDの原因になると言われています。これは後ほど解説するとして、主な治療法はED薬を内服してみることが第一選択でしょう。代表的な薬としては、バイアグラ・バルデナフィル・タダラフィルです。これらは作用時間や副作用の強弱がそれぞれ異なりますので、担当医に相談してみて下さい。よく亜鉛やマカ等のサプリメントで改善を図ろうとする方もおりますが、基本的には補助的でしかないのであまり実感としての効果はないかもしれません。また、皮オナ等の間違ったオナニーを長年続けていることもEDの原因になりますので注意して下さい。
セックスレスも大きな社会的性機能低下の要因と言えます。既婚でしたらパートナーとの性生活のマンネリ化、独身でしたらそもそもの性的接触の機会の減少が考えられます。性的接触の減少は男性の生きる活力に大きく影響を与えています。しかしながら、これには身体的・社会的・経済的な要素が複雑に絡み合っており、簡単に問題を解決できない場合も多いです。特に既婚のセックスレスは離婚や不倫の原因にもなりますし、家族システムに多大な影響を与えることが予想されます。自分や周りの人の人生のためにもよくパートナーと話し合って解決策を模索することが重要です。
第2位 包茎
次に多いのが包茎です。当院が包茎治療に力を入れているからというのも大きい理由ですが、実際の患者様からのヒアリングやSNSライブでも「包茎がコンプレックス」との声はよく耳にします。先述では、男性ホルモンが加齢変化とともに徐々に減少することでEDが起こると解説しましたが、包茎であることもこのEDの原因になりえますし、長年の間違ったオナニーには包茎であることがほとんどの理由です。仮性・真性・嵌頓に拘らず、しっかりと包茎治療をすることによってコンプレックスから解消されて中年期も男性としての人生を謳歌することも身体的・社会的にも重要です。また、この年代は高齢期にもさしかかりますので入院や介護を受ける準備も必要になってきます。生活習慣が悪い方ですと、この年代でも脳卒中や心臓病、がんなどで急な入院や介護を受ける方も少なくありません。今後の介護負担を減らすためにも包茎治療は良い準備と考えます。実際の現場でも包茎の方の陰部周囲の清潔維持処置は大変な苦労を伴います。陰部周囲の清潔は介護負担を減らし、尿路感染症の予防にもつながりますのでおすすめでしょう。
第3位 糖尿病
最後は糖尿病になります。40代以降の男性に多い生活習慣病の一つですが、今日のお話の中では最も恐ろしく、深刻であると言えます。糖尿病は定期的な通院と医師の指示をよく守った血糖コントロールがとても大切ですが、まだ大きな症状が目見えて現れにくいこの年代では病識が低い方が多く、治療は遅か気づいていない方も多いのが現実です。糖尿病は万病の元とも言われ、脳卒中や心臓病、がん、失明や腎臓病、ED、手足の壊死といった様々な疾患を引き起こします。当院では、包茎治療の観点から内科での血糖コントロールをお願いしておりますが、糖尿病の方の悪化した包茎治療は難渋する時もあります。実際に「糖尿病になってから剥けなくなった」はよくお問合せいただきます。包皮が慢性的に炎症や剥いた後の創傷で包皮が硬質化していることが多く、一般の方に比べると傷の治癒も遅く、感染のリスクが高いです。ですが、糖尿病の方の包茎治療実績も多数ございますので、形成外科医の手で美しく傷を縫合させていただきます。このように糖尿病は包茎悪化やED、治療への影響、様々な生活習慣病の原因になりますので、早めの治療をおすすめします。
まとめ
以上、中年期の男性のお下事情について解説させていただきました。皆さん多くの悩みをお抱えだということが分かっていただけたと思います。男性のお悩みは女性に比べると陰部に偏っている部分も多く、なかなか相談しづらいことが多いです。同じ男性同士でも恥ずかしいので、そう言った悩みは私も同じ男性ですのでよく気持ちは分かります。特に勃起や包茎、EDに関わることは大変勇気が必要でしょう。ですが、そのコンプレックスから解消されれば必ず人生は明るくなると思います。当院では、包茎治療をはじめ、EDや脱毛、その他男性の美容外科での男性のトータルビューティーをサポートしております。医師・看護師・専任カウンセラーも全て男性で対応しております。女性スタッフが恥ずかしい方でもお気軽にご相談・ご来院可能ですので、悩んでいる方はぜひお気軽にご相談ください。