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【#イートペイント】E/PCS2024優勝 黒サビル/黒エーカ 解説【竜魔戦】

どうもこんにちは、池粕です。

先日行われたイートペイントの公式大会、E/PCSで優勝することが出来ました!
ここ半年ぐらいの練習の成果が実って……嬉し~~~~~!!!!!!!!


というわけで筆遅すぎて公開されるのが1ヶ月後ゲムマ直前 年末になったわけなんですが、デッキの選択理由とかデッキガイドとか書きます。
2デッキ分あるんでやたら長いです。ご容赦を。
年末年始実家で暇な時に呼んでください。

以下常体。


竜魔戦について

去年に引き続きフォーマットは竜魔戦。
竜人と魔術師を1デッキずつ登録し、その両方で勝利する必要がある。

竜魔戦、というかBO3コンクエストにおける構成の組み方はおおまかに2種類ある。

・グッドスタッフ構成
強いデッキを上から2つ選択する。
噛み合えばどっかで2勝するだろ。

・ターゲット構成
相手のデッキ片方に有利なデッキを2つ選択する。
「自分のデッキが2回勝つ」というより、「相手の片方のデッキを1勝もさせない」という思考で選択する。


どちらの構成意図なのかを念頭に置いてデッキを選択するわけだが、「竜魔戦」においては

「選択肢が狭い」
というターゲット構成を選びたい理由

「相方の速度によって先手後手が決定される」
というグッドスタッフ構成を避けたい理由

2つの理由により、グッドスタッフ構成よりターゲット構成を選んだ方が強い。


・選択肢が狭い

竜魔戦には竜人+魔術師の構成しか持ち込めず、竜人+竜人や魔術師+魔術師のような構成が不可能。
→対面の構成には必ず「竜人」「魔術師」の両方が含まれる為、ターゲットに取ったデッキが対面から出てきやすい。
仮に自分以外の全員がランダムにデッキ選択をしたとしても、「相手のエーカに絶対勝てる」デッキを2つ持ち込んだ場合、1/3の確率で必勝となる。

更に言えば、「全ての竜人」あるいは「全ての魔術師」に有利な構成があれば、それは必勝の構成と言える。


・相方の速度によって先手後手が決定される

の前に、対称戦(竜人同士、魔術師同士の対戦)におけるざっくりとした相性差の話をする。

ざっくり言えば
ヒメリア>エルト>サビル
であり、
エーカ>ミコ>リオ
である。

先手取ってるほうがえらい。

そしてこの先手取ってるほうがえらいというのはミラーにおいても当てはまる。

というわけで、対称戦での勝率を上げようと思った場合、必然ヒメリア+エーカといった構成になる。


わけなんだが、ここで竜魔戦の特殊ルールが出てくる。

1-①先手後手の決定
キャラクターのスピードを参照して、先手後手の決定を行います。
もしこの時、キャラクターが同じ場合は、互いに登録している2キャラクターのスピードを合算し、スピードが遅いプレイヤーが先手となります。

https://sites.google.com/view/eatpaint/news

例えば、Aのプレイヤーの登録デッキが(ヒメリア+エーカ)、Bのプレイヤーの登録デッキが(ヒメリア+リオ)。
そして互いに1試合目に「ヒメリア」を選択した場合、Aのスピード合計が267、Bのスピード合計が209となるため、Bのプレイヤーが先手となります。

https://sites.google.com/view/eatpaint/news


これにより「対称戦で強いデッキ」を2つ選択してしまうと、よりにもよって勝ちたいはずの対称戦で弱くなる、という現象が発生する。
また、ターゲット構成には上述の対称戦での相性関係から高確率でヒメリアまたはエーカが含まれていると予想される。
相手がどのような構成選択をしていたとしても、一切のミラーを避けるというのは結構無理筋だろう。


ここらへんの話は公式から上がった記事に詳しいので割愛。


構成選択

というわけでターゲット構成を選択するという方針でデッキ決めが始まった。
去年と同じく、魔術師をターゲットに取れると話が簡単で嬉しい。

というわけで、
・全ての魔術師に勝てるサビルのサブデッキ
・全ての魔術師に勝てる魔術師
を探す事になった。


全ての魔術師に勝てるサビル→黒サビル

サビルで全魔術師に有利をつけるにあたり問題になったのが、白インクこと「Pホワイト」。
これの《模写》が強烈で、《模写》によりスタンド時のガード値が4以上のワークを出されるとサビルのメインダメージソースである《流星群》が通らない。
《流星群》の発動に対して《模写》を発動されると《流星群》の効果解決中にサビルの半竜HEAT効果を挟むことも出来ないので大変険しい。
赤サビルで白魔術師に対して有利がつかないというのは自明だった。

ここで白羽の矢が立ったのが黒ルーツこと「フィーグ」。

・《呂色の濁流》によって《模写》の蘇生先を捨札から消せる
・《新月の微笑》によって相手の対応を開かせずにゲームを進行出来る

この2点により、白魔術師に対しても有利にゲームを運べるようになった。
また《新月の微笑》で黒インクの《墨汁》を避けれる事から、黒魔術師に対しても強く出れる。

赤サビルほどの爆発力はないが、
・サビル自身の攻撃性能が高い事
・フィーグはアプラ(赤ルーツ)同様、リソースを減らさずにゲームを進行できる事
から支障はなかった。


全ての魔術師に勝てる魔術師→黒エーカ

魔術師はチャージというシステムにより、大きく動くターンと一切動かないターンが交互に来るような展開になる。
その為、細かなアドバンテージよりも「1ターン」の重みがとても大きい
魔術師同士の対戦においては先手を取れ、確実に相手より1ターン多く動けるエーカがゲームシステム上大変強い。

エーカでミコ・リオを相手取るに当たり、また《模写》やらなんやらが立ちはだかって来たのだが、ここも《筆洗》によって相手のトラップを剥がせる黒インクこと「Fブラック」で有利が付いた。
また、赤・黄・白では《レプリカ》《墨汁》に対処が出来ず、エーカ側がチャージせずに2ターン続けてメインで進行する事が可能。
黒インク自体の攻撃性能はさほど高くないが、ここも

・1ターン目に《レオル》《ライプ》で相手のライフを大きく削ってからゲームを始められる
・《レオル》+《デメック》で大きく打点が伸びるのでギリギリなんとかなる
・《筆洗》を《ブリリアンス》で使い回して複数回使用する事によるLOプラン

などにより、なんとかなった。


というわけで、黒サビル/黒エーカという選択により(ミラー以外の)あらゆる構成の魔術師に対して2勝を取れる、と判断した為、この構成を選択する事に決定した。


補足

プレイ解説に入る前に。

補足①公式の記事に対する反論

竜魔戦というフォーマット自体に対する言及が少なく済んで大変助かった。
書いてあることには大体同意するのだが、1点反論したい所がある。

記事序盤に

・魔術師はヒメリアに対して有利

とあるが、別にそんなことはない。

じゃあこれはなんなんだ


補足②採用に至らなかった構成

当初より魔術師ターゲット構成を組む、という方針で調整していた為すんなり黒サビル/黒エーカを握る事になったが、他にもいくつか採用候補として上がっていた構成がある。

・赤ヒメリア/白リオ

竜人ターゲット構成。
なんだが、ヒメリア・リオの両方とも安定感に難があり、絶対にどこかで何かを落とす確信があった。
どう考えても長丁場には向かない。

また黒サビルで白リオに有利がつく、と結論付けたから黒サビル/黒エーカを握っているわけで、この結論が出た時点で竜人ターゲット構成は破綻している。


・赤エルト/赤ミコ

ダブルターゲット構成、とでも言うべき構成。
リオとサビルに有利がつくが構成の主張であり、サビル/エーカ対面ではサビル、ヒメリア/リオ対面ではリオに対して2勝を上げる事を目指す。

わけなんだが、赤サビルが思ったよりキツイ。
また当初有利がつくと思われていた黒サビルに対しても、黒サビル側に適切にプレイされると厳しかった為、没になった。

発想自体は悪くなかったと思うが、ここの調整に割く時間もなかったというのが本心。
「OX環境の竜魔戦において黒サビル/黒エーカが最強」と結論付けたわけだが、もう少しこの方向性を詰めてみると新たな発見があるかもしれない。


プレイ解説

黒サビル/黒エーカのカードはカード解説に載せている。
他のカードテキストはこちらを参照されたし

各対面についても、対面するうえで想定している簡易的なプレイプランを書いておく。

以下、俗語を使っている時があるので読み替えてもらいたい。
(ワークを)崩す←リリース
パンチ←アタック
山←デッキ
立てる←アクティブ
寝かす←レスト
総スタッツ←盤面のワークのガード値とライフを合算した数


黒サビル


以降の黒サビルのプレイ解説は魔術師対面を想定している。
竜人には負ける事を前提としているので。
というか竜人対面全く練習してない。
《蝙蝠》構えたりして3キル目指すんじゃないですか……?


基本方針

out:《蝙蝠》《墨の刺突》

3ターンキルを目指す。
リソースを増やして《流星群》で一気に決着させるというより、手札からルーツカードをポンポンとプレイしていき継続的に相手のライフを削り、表向きのカード達でリーサルを取ることを目指す。

基本的に1ターン目は
・《夜の金網》+《呂色の濁流》
・《新月の微笑》+《呂色の濁流》
・《亡霊の舞踏》+《新月の微笑》+《呂色の濁流》
・《彼岸花》+《夜の金網》+《新月の微笑》+《呂色の濁流》
なんかを目指す。

レスト効果は立てて返さないと死ぬ場合以外は使う。


カード解説


《夜の金網》

ほぼ《薔薇の再生》。
《膨張の愛》によって手札を大量に増やしてそのあと《薔薇の再生》……という事も無いため、黒サビルにおいては先にドロー出来る《夜の金網》の方が偉い。
使うと手札を整えつつ、山札を掘りつつ、次ターンのリソースを1枚増やせる。
《漆黒の爪》のカウントを進めるのにも役立つため、ぜひとも1,2ターン目にプレイしたい。
《流星群》や《新月の微笑》を無理やり探すためにリーサルターンに使うこともたまにある。


《亡霊の舞踏》

ほぼ《懐旧の鮮血》。
ヒメリアと違い、捨札のトラップカードを一旦山札に戻して後から引きたい……みたいな事もそんなに無いため、黒サビルにおいては即座に回収出来る《亡霊の舞踏》の方が偉い。
使用時にトラッシュしたエナジーを即座に回収できる為、《夜の金網》などでエナジーを寝かす時は《亡霊の舞踏》で後から回収したいカードは極力寝かさないように気をつける。
デッキの上から1枚捨札に送るのは効果ではなく追加コストなので、デッキにカードがないと効果を発動できない。白リオ対面などで4,5ターン目までゲームがもつれる場合は考慮する。


《呂色の濁流》

ちっちゃい《紅の斬撃》。
墓地メタまでついてる。
黒サビルを選択する理由①。

・白魔術師の《模写》で蘇生させるワークを飛ばす
・白魔術師の《積雪》《我流の点睛》を飛ばす
・ミコのワークを飛ばす
・エーカのチャージ時や《ブリリアンス》で回収したいであろうカードを飛ばす
・サビルの《流星群》を飛ばす
・アプラの《膨張の愛》を飛ばす

等々役割は多岐にわたる。
リソースを切らずにゲームが出来るのでゲーム全体を通しての打点効率が良い。


《新月の微笑》

黒サビルを選択する理由②。
大体+2点で運用する。
打点上昇効果が偉く、《呂色の濁流》《漆黒の爪》《登竜門》などと合わせる事でリソースの消耗を抑えながらワークのガード値を超えて殴りに行ける。
《呂色の濁流》《登竜門》の追加効果を通しに行けるのも偉い。
1ターン目にこれと《呂色の濁流》で殴れると気持ちがいい。
白魔術師対面ではターンの〆に対応不可を付与した攻撃を行い相手の盤面を処理する事で、《模写》を使用して次ターンの展開につなげる~といったプレイを咎めることが出来る。


《漆黒の爪》

とかく打点効率がいい。
いい上に打点も大きい。《新月の微笑》を合わせることで《ゼウス》や《プロメテウス》+《積雪》なんかも取りに行ける。
捨札のアタックの枚数を増やしたいので、アタックカードを支払いながら使用したい。《夜の金網》等でエナジーを寝かす時は《亡霊の舞踏》での回収先と共に考慮しておく。
エナジーに表向きに置いてあるという事が偉いので《呂色の濁流》《登竜門》が絡まない場合は1ターン目でも使用する。



《墨の刺突》

・1ターン目の攻撃制限に引っかかるため《新月の微笑》と違いくっつきが悪い事
・半竜・竜人まで急いで乗りたい対面が少ない
事によりほとんどの対面では使用しない。
赤ミコ対面でのみ使用する。


《蝙蝠》

後手2ターンキルを取ってくる赤ミコ対面でのみ使用する。


《彼岸花》

上振れ要素。
半竜に乗るのが楽になるのがありがたい。
《千秋楽》《登竜門》《流星群》などでエナジーを吐き切ってから使用するとお得。リーサルターンで稀に発生。
HEATが増えるのとデッキを掘って《流星群》を探しに行けるのが偉いので、エナジーにカードが1枚レストで残っている状況などでも(手札に余分なカードがあれば)使用する。


《登竜門》

竜人レスト効果を起動する事で1エナジー3点の高効率打点として運用する。
1ターン目手札にルーツカードが何もなかった場合、《夜の金網》《亡霊の舞踏》《新月の微笑》を探しに行く為に使用する。事故に対する保険。
半竜に乗ると《登竜門》の旨味がかなり薄くなる点に注意。


《千秋楽》

《新月の微笑》によって対応不可をつけるのが非常に強く、白魔術師対面ではこちらが主な勝ち筋になる。
打点効率自体は並。


《流星群》

白魔術師以外の対面での主な勝ち筋。
9点で打てれば十分。
基本はリーサルターンでの使用になるが、ミコやエーカ対面でワークを複数体処理する為に2ターン目に使用することもよくある。


《走馬灯》

大体リーサルターンに《流星群》を選択して使用する。
白魔術師対面で《千秋楽》をコピーする事も多々。
《夜の金網》を選択するとリソース損せずにHEATを増やしに行ける。半竜に乗りたい時にたまに使用。


対面解説

・対白リオ

out:《墨の刺突》《蝙蝠》

白リオ側のプラン

out:《軽快な速射》《冷血な漂白》
後手3キルを目指す。
1ターン目の理想盤面は《ニケ》《ニケ》《プロメテウス》。
盤面+捨て札の《ニケ》《プロメテウス》《ポセイドン》の合計枚数が5枚以上ぐらいを目指して《ニケ》効果を起動し、残りはライフプッシュに回す。
《プロメテウス》は自身を対象に1回効果起動→《ニケ》対象効果起動、としインク1の状態で盤面に残す。
《コラージュ》の付け先は《ニケ》1枚目>《プロメテウス》。
後手3ターン目を貰った時にリーサルが取れるか、を考えながらトラップを開いていく。
リーサルには主に《ゼウス》+《我流の点睛》を絡める。

基本方針

相手の後手1ターン目は大抵オールインしてくる。
ここの動きによって目指すプランが変わる。

・トラップの枚数が2枚以下
・サビルのライフが大きく削られている(17点)
・リオの捨て札のワークが少ない
→3ターンキル

・トラップの枚数が多い
・サビルのライフがそんなに削られていない(21点)
・リオの捨て札のワークが多い
→4(5)ターンキル

リオの動きは概ね上記の2つに分類される。
トラップめちゃ伏せてめちゃ殴って捨て札もたんまりなんて状況はまずない。

大体の場合において、4(5)ターンキルを目指す。
正確に言えば、後手3ターン目に倒されない状況を作る。


・《新月の微笑》と《千秋楽》を用いて相手のトラップを開かせずにライフを削り切る
・《呂色の濁流》で《プロメテウス》《ニケ》《ポセイドン》を全て流し、《流星群》を通す
・《呂色の濁流》で相手の捨て札のワーク総数を減らし、後手3ターン目での《ゼウス》着地を困難にする

辺りを意識する。

どのようなゲーム展開になろうとも《新月の微笑》の枚数が重要になってくる。

・1ターン目

基本方針通り。
《夜の金網》+《呂色の濁流》
よりも、
《新月の微笑》+《呂色の濁流》
を優先する。


・2ターン目

まず相手の盤面と捨て札の《プロメテウス》《ニケ》《ポセイドン》の総数を確認する。
これが少ない(目安4枚以下)と《呂色の濁流》で全て流して3ターン目に《流星群》を通すプランが取りやすくなるため、《呂色の濁流》とそれを通すための《新月の微笑》を探すのを最優先目標にする。

以下、ポイントを挙げていく

・ワークを倒す必要はそんなにない

絶対に倒す
・インク1の《プロメテウス》
・《模写》で出てきたインク2のワーク

優先して倒す
・《コラージュ》の付いた《ニケ》

これ以外は無視していい。
放置して盤面に残したところでチャージ時に勝手に崩してくれるので。

盤面を残すと後手2ターン目に死ぬのであれば当然ながら倒す。

・相手のライフを削る

2ターン目に相手のライフをしっかり削れていると、3ターン目に《新月の微笑》+《千秋楽》でトラップを貫通し楽に勝てる場合がある。
具体的には12点

3ターン目開始時点でライフ12点、盤面《ニケ》のみという状況だと《新月の微笑》+《千秋楽》を2セット揃えれば勝つ。

具体的なケースを考えてみる。

1ターン目:
《新月の微笑》+《呂色の濁流》5点 25→20
《鏡水の呼吸》3点 20→17
盤面《ニケ》《ニケ》《ポセイドン》
2ターン目:
《新月の微笑》+《新月の微笑》+《漆黒の爪》(9-3)点 17→11

とか。
頻度は少ないが、こういった場合は《呂色の濁流》より《漆黒の爪》の使用を優先する。
実際にリーサルが決まるかどうかはともかく、リーサルをチラつかせることで返しのチャージ時にワークを崩さない、という選択を強いることが出来る。
これによりインクを縛り、後手3ターン目でのリーサルを潰す。

逆に、1ターン目に相手のライフを1点も削れていないという場合も相手のライフを削る事を意識する。
相手のライフがたんまりあると盤面のワークを全部崩してチャージとかされるので。
これされるとまあしんどい。


・3ターン目

一番指差し確認が求められる。
リーサルが狙える場合は当然リーサルを狙う。
そうでない場合、返しのターンで死なない事を目指す。
具体的には
・盤面にワークを残さない
・対応を開かせてインクを減らす
・《ゼウス》を出させない
の3点。

・盤面にワークを残さない

盤面のワークが残り1体になったタイミングで《新月の微笑》で対応不可を付けて殴ると、盤面が全部消える。
インク2の《プロメテウス》を残してターン返そうもんならまあ死ぬので。
常にこれを念頭に置いた上で、相手のインクを減らしていく。


・対応を開かせてインクを減らす

こちらのライフを削りきれるだけのインクが無ければ当然死なないので、相手のインクを削りに行く。

まず自分のライフを確認する。例えば《ニケ》に2回殴られて17点。
白リオが17を削る為に必要な最小インクは
7ink +7点 《ゼウス》
2ink +7点 《我流の点睛》
3ink +3点 《ガイア》
これで12インク、ワーク共通効果でゼウスをリリースして11インク。
相手の盤面に《ニケ》が1体残っているとして、手持ち14インク。
→《模写》を2回開くとリーサルに届かない事が分かる。

というわけで開いて貰う。開いてもらうためには、
「《模写》を開かなければ、お前は死ぬ」と圧をかける事が大事になる。
《模写》開かなくても死なないじゃ~んと思われるのはよくない。
目力とプレッシャーで「お前を殺す」と全力でアピールするのが重要になる。
……というのはまあ冗談として、相手に「《模写》を開かないと死ぬかもしれない」と思わせるのが大事。
手札からリーサルが見えない場合、通常《夜の金網》などのドローから見ていくことになるが、プレッシャーをかけるためにまず《漆黒の爪》などで殴ることからスタートする。


・《ゼウス》を出させない
相手の捨て札のワークを《呂色の濁流》で流す事と、相手のライフを3点以下にする事

相手が《ニケ》レスト効果起動をサボって捨て札をあまり貯めていない場合、《呂色の濁流》でスタンドガード値4以上のワーク全部流すと《流星群》が通るようになるので、リーサルを狙う場合は考慮。


・対白ミコ

out:《墨の刺突》《蝙蝠》

白ミコ側のプラン

out:《コラージュ》《冷血な漂白》
上振れ2キル、基本3キル。
捨て札肥やしてトラップ伏せて手札とインク増やして殴る。
↑の動画見るほうが早い。

基本方針

白リオの防御力を下げて攻撃力を上げたのが白ミコ。
4ターン目はまず回ってこないので、対白リオの3キルプランを転用する。

リオと違い、《模写》で出せるアクティブガード値4以上のワークが6枚しかない。
のでそれらを全て《呂色の濁流》で流して《流星群》でリーサルを取りに行く。

《コラージュ》in《積雪》outで、《コラージュ》のついた《鬼》を出されたりする。ので半竜に乗ることを意識する。


・対黒エーカ

out:《墨の刺突》《蝙蝠》

黒エーカ側のプラン

out:《清濁の筆洗》《真円の黒渦》
基本メイン→メイン→メインで進行。
《墨汁》《レプリカ》でインクを確保、《困窮の削剥》で手札を確保しながらひたすら殴る。
・相手が盤面に対処する→インクが返ってくる
・相手が盤面に対処しない→盤面を残してチャージ
の2択を押し付けることを意識。
《マスキング》を使うと相手に《レプリカ》の付いたワークにふれる事を強要できる。
サブデッキの5種目を見せないと対面が勝手に《清濁の筆洗》をケアして弱い動きをしてくれる事がある。不利状況からワンチャン掴む時はたまに意識。


基本方針

相手が息切れするまで盤面を捌き続け、相手がチャージしたターンの返しに《流星群》でのリーサルを狙う。
「1ターンの間に《墨汁》《レプリカ》を合計2回以上踏むと大体死ぬ」事を肝に銘じる。
・《新月の微笑》で対応不可を付けて《レプリカ》付きのワークを倒す
・《レプリカ》が付いていないワークを全て倒す
動きは大体この2択になる。
どうしても2枚以上踏まなければならない場合は、盤面を全て捌く。
処理の優先度は《レオル》>《ライプ》>《ニャット》(レスト)>《クロ》。

・先手2ターン目

エーカ側が後手1ターン目で作れる強い盤面は概ね以下のパターンに分類される。順に対処法を書く。

・《レプリカ》付ワーク+《マスキング》付ワーク+《墨汁》(3インク)
《新月の微笑》で対応不可が付く限り、盤面を取る。《墨汁》を開かせない。

・《レプリカ》付ワーク+ワーク+ワーク+《墨汁》(2インク以下)
《レプリカ》と《墨汁》を構えられてるけど《墨汁》のインクが足りていない。
《レプリカ》の付いていないワークを倒した後に《レプリカ》付きのワークを倒す。
《マスキング》の影響で《レプリカ》付きのワークを先に倒さなければならない場合は、倒したあとに《新月の微笑》で対応不可を付けて横のワークを倒す。

・《レプリカ》付ワークx2+《マスキング》付ワーク
《レプリカ》2面。
ここまで展開されていると大抵の場合相手の手札がだいぶ細く、《レプリカ》持ちを全部倒しても死なない場合が多い。
全部倒した上でサビルを立ててターンを返すのが理想。例外パターン。

以降は似たような状況が続く。
相手が息切れしてチャージしたターンの返しにリーサルを狙う。


・対赤ミコ

out:《漆黒の爪》《新月の微笑》

赤ミコ側のプラン

out:《起源の転換》《強烈な速筆》
後手2キルに全力。
捨て札を肥やして《決死の断血》を用い、1ターン目からの《餓者髑髏》着地を狙う。
2ターン目も《餓者髑髏》を出し、《鬼》+《激励の一手》によるリーサルを狙う。

基本方針

後手2キルを耐えきったら大体勝つ。
《蝙蝠》で《鬼》を止めないと死ぬので《蝙蝠》in。
手数が欲しいので《墨の刺突》in。
ひたすら盤面を対処。

《呂色の濁流》で流す先は《餓者髑髏》>《鬼》。


黒エーカ

こちらの解説も魔術師対面を想定している。
竜人に負けても問題ないので。


基本方針

確定out:《真円の黒渦》
選択out:《筆洗》《墨汁》《マスキング》

基本的に、相手のライフを削り切っての勝利を目指す。
《筆洗》によるLOはあくまでもサブプランであり、狙える状況になるまでは頭の片隅にとどめておく程度でいい。


・ターンの進行

・メイン→チャージ→メイン→メイン
基本的にこれ。

・メイン→メイン→メイン
白リオや赤ミコなどの、後手にメイン→メインと動かれると死ぬ対面にはこれ。

・チャージ→メイン
竜人対面で後手2キルが見えるレアケースのみこれ。


・マリガン基準

1ターン目は「手札・盤面を整えた上で《レオル》《ライプ》で殴る」事を目指す。
ざっくり上の方が優先度高。

・《レオル》《ライプ》
確定でどちらか1枚残す(レオル優先)。

・《ニャット》
1,2枚残す。

・《困窮の削剥》
《デメック》以外のワークがあれば、あるだけキープ。
それ以外では1枚だけ単体キープ。

・《クロ》
《ニャット》《困窮の削剥》とセットキープ

・《レプリカ》《マスキング》《ブリリアンス》《墨汁》
対面次第で、他3枚がキープ出来るほど強ければキープ。

・《デメック》《筆洗》
確定で流す。


・5枚コンボ

《ニャット》+《クロ》+《レオル》+《デメック》+《ブリリアンス》の5枚を揃えると、18インクで29点出る。

《ニャット》パンチ→3
《クロ》登場時とパンチ→3+1
《レオル》に《ブリリアンス》付けてパンチ→7
《デメック》で《レオル》起こしてパンチ→8
《レオル》をリリースして《ブリリアンス》効果で《レオル》を回収、召喚してパンチ→7

で29点。
これが黒エーカが空の盤面から1ターンで出せる最大打点なので、覚えておくとチャージ時の判断(盤面を全て崩すか、何を回収するか)が楽。


・チャージ時の回収先

次ターンのリーサルが見える
→リーサルに必要なパーツ。

優先度高
→《レオル》

手札にワークが多い(3枚以上)
→《困窮の削剥》

手札にワークが少ない
→《ニャット》

次ターンに手札を使い切れない程余裕がある
→《レプリカ》

ぐらいのざっくり判断基準。


カード解説


《困窮の削剥》

感覚としては「殴りながらレスト効果を使えるようになる」カード。
・殴った後の《クロ》《ニャット》《ライプ》
・立った《ニャット》
に主に使用する。
基本的には使い得だが、次ターンもメインで動く場合、盤面のインクを削る事がデメリットに働く事がある。
リーサルを押し付けて相手にチャージさせない展開を作る時は手元に残す。


《筆洗》

・白魔術師対面でトラップを剥がす
・相手のデッキを削りきってのLOプラン
の為に使う。
相手の手札が多い場合、雑に使っても相手の手札状況を整えるだけで嬉しくない。
逆に手札が少ない(目安3枚以下)場合、次ターン以降にキープした手札を叩き落とせる可能性があるので雑に使う事もある
リオ対面で《ゼウス》を落とせるとグッド。


《ブリリアンス》

・打点増強
・《筆洗》を使いまわしてのLO
に使う。手札が減らないので強い。
《レオル》に付けると《デメック》使用時の打点が増すだけでなく、《レオル》破壊時に《レオル》をそのまま回収できるため偉い。
回収効果は捨て札で誘発する為、《ブリリアンス》自身を回収する事も出来る。
特に回収したいものがない場合や、ワークを召喚→《ブリリアンス》を装備→パンチ→リリースして《ブリリアンス》効果で自身を回収→ワークを召喚→《ブリリアンス》を装備……と繋げることでリーサルが取れる場合があったりする。
《ブリリアンス》付き《レオル》でパンチ→リリースして《レオル》回収→《レオル》召喚,パンチ、とかの動きも。


正式なテキスト:
【ダメージ計算後】
INK捨て札からINKを9つ「キャラクター」に移す。
(この効果は1ターンに1度しか発動しない。)
自分のライフを1点回復する。

《墨汁》

チャージせずにメインを続けられる秘訣①。
差し引き6インク返ってくる。
使用するには3インク残さなければならないので、構えるターンの出力は少し落ちる事に注意。
チャージ前に伏せて、盤面のワークを崩す事なくチャージする動きも強い。


《レプリカ》

チャージせずにメインを続けられる秘訣②。
大体《ライプ》に貼る。回収する分の5インクが引っ付いており、次ターンにメインで動くにしてもチャージするにしても強いので。

《墨汁》とは一長一短。
メリット
・《新月の微笑》などでスカされない。
・1ターンに複数回効果を起動できる。
・インクを残しておく必要がない。
デメリット
・《レプリカ》を装備したワークには《ブリリアンス》《マスキング》が付けれない。
・《マスキング》と併用しないと相手に選択肢を委ねることになる。
・先に1インク払う必要がある

《墨汁》と併用するのが強い。
《マスキング》まで使い、相手に最初に《レプリカ》付きのワークをアタックすることが強要出来るタイミングだと、インクを使い切っても《レプリカ》効果でインク回復→回復したインクで《墨汁》発動、という動きが出来て偉い。
横に《ブリリアンス》付きのワークなどが並んでおり相手に選択権がある場合は素直に3インク残しておいた方が偉い。


《マスキング》

・《レプリカ》付きのワークへのアタックを強要
・《ニャット》に付けて永続ライフゲイン
2つの役割を持つ。
チャージで1ターン隙が出来る魔術師対面だと《マスキング》1枚で2~3点ライフを回復出来る。偉い。
付けたワークがさわられづらくなるので、寝かして置いた《ニャット》が生きたままターンが返ってくる。偉い。
《困窮の削剥》でインクを削った《ニャット》に《マスキング》を付ける動きが強力。1インクで永続的にライフを回復する置物みたいになる。
《マスキング》付きのワークを2面立ててしまうと弱い(どちらの《マスキング》付きワークから倒すか相手に選択権を与えてしまう)ので、1点でも多くライフゲインしたい時以外は複数立てない。


《真円の黒渦》

黒エーカは手札が多くインクが少ないデッキなので出番はない。


《ニャット》

イートペイントにおいてもキャントリップは偉い。
アクティブガード値が4もある事が偉く、立てて運用する事が多い。
1ターン目に立てて返せると嬉しい。
大体《マスキング》が付いてる。


《クロ》

寝かせることに嫌味がない。
1ターン目にレスト効果を使用する際は大体《クロ》から寝かす。


《レオル》

打点を伸ばす時に絡んでくる。ガード値も高くて優秀。
チャージ時や《ブリリアンス》効果で是非とも回収したい。エーカ共通レスト効果は《レオル》を探すために行っていると言っても過言ではない。
大体《ブリリアンス》が付いてる。


《ライプ》

デカい。
バニラで取り回しが悪いように見えて、1ターン目の優秀なアタッカーだったりする。
《困窮の削剥》を2回打っても死なない事がありがたい。
インク1の《ライプ》がチャージ後も盤面に残って返ってくると、《レオル》絡みでめちゃめちゃ打点が伸びる。
大体《レプリカ》が付いてる。


《デメック》

大幅な弱体化を食らったがまだプレイアブル。
リーサル絡みで《レオル》や《ブリリアンス》付き《ライプ》を起こす他、横の《ニャット》《クロ》を起こしてレスト効果を複数回使うことも。
立てて運用することが多い。


対面解説

・対黒エーカ

最初にミラーから書くのもどうなんだと思うが、一番の争点なので。
まず先手想定で書く。

先手有利。
体感8割有利。
理由として先手側は必ず1ターン多く動ける……というのは当然あるが、それ以上に先手1ターン目にガラ空きの盤面に5~8点を叩き込んでからゲームを始められる、という所が一番偉い。
ここのライフ差をずっと活かしてゲームを進められる。

サブデッキ

out:《真円の黒渦》《墨汁》
《墨汁》ではなく《マスキング》をoutする派閥もあると思う。
《マスキング》を優先する理由としては、

・《筆洗》によるLOよりライフレースによる決着を重く見ている
・《筆洗》の存在により、《墨汁》を有効に使う為には2枚以上同時に貼らなければならない。対して《マスキング》は1枚で役割を果たす
・《マスキング》+《レプリカ》の盤面が強い

等。

以降、こちらは
・《マスキング》をinしているが、対面は《墨汁》をinしているかもしれない
という想定で書く。


基本方針

先手後手共に
メイン→チャージ→メイン→メイン
で動く。
1ターン目に大きくライフを削れている場合は先手3ターン目での決着もままある。

ターンの動き方は、
・オールイン
・チャージ
・抑えて展開
の3通りに分けられる。

自分が確定で死ぬ選択肢は避け、残った択の中からより自分のリーサルを近付ける選択肢を選ぶ。

オールイン
1ターン目など、次ターンチャージする事を前提とした動き。

メリット
・相手の盤面に(ほぼ)全て対処できる
・チャージ時に無駄にするインクが無い

デメリット
・相手にメイン→メインで動かれて死ぬ可能性がある。
・次ターンこちらのリーサルが無い場合、チャージ→メインで動かれて死ぬ場合がある。

選択するタイミング
・次ターンリーサルが取れ、相手の使用できるインクが少ない
・次ターンリーサルが無いが、メイン→メインで動かれてもチャージ→メインで動かれても死なない

チャージ
死なない時に。

メリット
・インクと手札を回復し、次ターンのリーサルを押し付けれる

デメリット
・リーサルが見えていないと弱い
・死にうる

選択するタイミング
・相手にメインで動かれても死なない時
・メイン→メインで動いてもリーサルが取れず、かつ相手がチャージ→メインと動いてきたら死ぬ場合

抑えて展開

オールインでもチャージでも無い中間択。
お互いのリーサルが見えないうちはずっとこれ。
次ターン、メインで動いてよしチャージしてよし……という盤面にできているのが理想。

オールインでもチャージでもない時に選択する。


・ゲーム展開

お互いのターンの動き方をより詳細に書くと、
オールイン→チャージ→抑えて展開→抑えて展開→……→チャージ→オールイン(リーサル)
といった感じになる。

ゲームの決着時は概ね、
・チャージした次のターンにリーサル(ライフorLO)
・相手のオールインに対してこちらもオールイン、次ターンリーサル
のどちらかに大体なる。

《清濁の筆洗》でのLOによる決着もままあるが、基本は相手のライフを削り切って勝つことを第一に考える。
「リーサルを押し付けて相手を自由に動かせない」事が大事であり、《清濁の筆洗》によるLOプランは能動的に取れるものではないため。
盤面を対処させ、対処するのにリソースを使ってもらったところを《清濁の筆洗》で刺す……というイメージ


マリガン基準

基本の動きで書いたとおりだが、後手の場合追加で《レプリカ》を1枚キープする。
チャージ時に盤面を崩す動きはかなり弱く、後手2ターン目にチャージする際は
《レプリカ》の付いた《レオル》or《ライプ》
+《削剥》やレスト効果でインクの削れたワーク
という盤面を作りたいため。


ゲームを簡単にするポイント

お互いのリーサル圏内、インクの数、手札の数、デッキの数、等々考慮しなければならないリソースがやたらと多い為、全ての選択肢を検討しているとはちゃめちゃに疲れるし、ミスる。
以下に書く点を抑えておけば思考が簡単になる。
どれも強い行動なので、強い。

・レスト効果は2回まで

《筆洗》によるLOを回避するのに一番簡単な約束がこれ。
デッキが減るとそれだけ相手の勝利に対する要求値が下がり、無理に攻撃を通す必要がなくなり、相手のガードも高くなっていく。
というわけで極力デッキ枚数は保っていたいので、一気にデッキが3枚も削れるレスト効果の使用は極力絞りたい。
でも手札がないと強い盤面も作れない……というわけでギリギリ許容出来るレスト効果の使用回数がこれ。2回。
後は《ニャット》や《困窮の削剥》で手札枚数を保つ。
デッキを12枚以下にしていいのは自分のリーサルが見えてから。

・強いワークを作る

これ作っときゃ強い、というテンプレがある。
大体カード解説で書いてた気もするがおさらい。

・《ブリリアンス》付き《レオル》
破壊されてよし、破壊されずともよし。

・《レプリカ》付き《ライプ》
盤面に残ったらメイン継続してもいいし、チャージ時も崩す必要ないので偉い。

・《マスキング》付き《ニャット》(1インク)
相手からしても対処しづらいし、対処しなければどんどんライフを回復するので偉い。

・リーサルの押し付け

取れる選択肢が複数ある場合、とりあえず「次ターンチャージしたらリーサルだぞ?」という盤面を作っておけば間違いない。
相手の盤面を捌いたがまだインクが残っている時など。
相手がチャージ直後でメイン→メインで動いてくると死にうる為、次ターンもメインで動く必要がある時以外は、踏み込めるだけ踏み込んだ方が良い。


その他

・《墨汁》への対処

出来たらするし、出来なかったらしない。
無理に対処しようとして《清濁の筆洗》を探しにレスト効果を複数使おうものなら相手の《清濁の筆洗》によるリーサルが飛んでくるので。
複数枚伏せられることがあるが、全てを割り切れる時以外は無理にさわらない。


・対白リオ

out:《真円の黒渦》《マスキング》

白リオ側のプラン

out:《軽快な速射》《冷血な漂白》
メイン→チャージ→メインで動く。
また、エーカ側が1ターン目オールインした場合はメイン→メインでの後手2キルを目指す。

1ターン目:《ポセイドン》召喚,レスト効果→《コラージュ》装備→《プロメテウス》召喚,レスト効果対象《ポセイドン》→《ポセイドン》パンチ(8点)→終了時《コラージュ》効果,《ポセイドン》レスト効果
2ターン目:《ポセイドン》パンチ(11点)→《プロメテウス》レスト効果対象《ポセイドン》→《ポセイドン》パンチ(11点)
とこれだけで30点出る。
大体横に《ニケ》を添えてるので追加で4点+全部崩して《ガイア》で3点とか、《ニケ》《プロメテウス》を崩して《我流の点睛》追加11点とか出る。
大体41点出る。

この後手2キル盤面を押し付けた上でエーカ側に先行2ターン目もメインで動いてもらい、その後チャージした上で3(4)キルを目指す。


基本方針

・メイン→メイン→メインでライフを削りきっての3キル
・メイン→メイン→チャージ→メインで《清濁の筆洗》を使いLO
のどちらかの勝ち筋を辿る。

1ターン目は「相手が殴ろうものなら絶対に《墨汁》または《レプリカ》を踏む」盤面を作る。
その為、《レプリカ》も《マスキング》も付いていないワークは盤面に出さないし残さない。
白リオ対面で後手1やチャージ→メインで死ぬことは無いので、ガチガチに展開を絞って良い。

4ターン目までゲームがもつれた場合、《清濁の筆洗》があるとはいえ《積雪》《模写》を全て流してライフを削り切るのは結構困難なので、大概LOで勝つ。白リオはバカスカ山札を削るデッキなので。
とはいえ黒エーカの基本方針通り、相手のライフにプレッシャーを与えた上でLOを通す、というのは前提。
どうせ《ゼウス》で全部寝るので、こっちもワークを立てて返す必要はない。

相手が複数枚トラップを伏せている状態で、相手の《模写》を剥がす為に《清濁の筆洗》を打ちつつ殴る場合は、《清濁の筆洗》先打ち。
そっちの方がヒット率が高い。


・対白ミコ

out:《真円の黒渦》《マスキング》

白ミコ側のプラン

out:《軽快な速射》《冷血な漂白》

基本方針

やる事白リオと全く一緒なので割愛。


・対赤ミコ

out:《真円の黒渦》《清濁の筆洗》

赤ミコ側のプラン

out:《起源の転換》《強烈な速筆》
やる事は黒サビル対面時と変わらないので割愛

基本方針

やる事は白リオ対面とほぼ変わらない。
自分のライフを高く保つことを常に意識。



大会当日

対戦の様子はこちらの生配信を見てください。

トナメの様子

対面:全部黒サビル黒エーカ
勝敗 自分 相手
W1
❌エサ
⭕エエ 🎲❌
⭕サエ
W2
❌エエ 🎲❌
❌エサ
L1
❌エサ
⭕エエ 🎲❌
⭕サエ
L2
⭕エサ
⭕ササ 🎲⭕
L3
❌エサ
⭕エエ 🎲⭕
⭕サエ
F
❌エサ
⭕エエ 🎲⭕
⭕サエ

出し順はエーカ先出し。
どっちでもいいが、エーカ先出しの方が試合数少なく済みそうだったので。

配信卓に映ってる試合の解説も書きたいが……とりあえず年内に記事出したいのでまた今度!!!!!!!!!!


終わりに

まだ書き切れてないんですが、既にボリュームがパンッパンになってるので一旦これで!!!

2024年も色々なLCGに手を出しましたが、特に力を入れていたイトペでしっかり結果を残せたので満足です。
一緒に調整してくれたしばく会の髙須,げっさん,大村さん、髙須との調整に付き合ってくれたキダさん、黒サビル教えてくれたraleさん、ガッチガチの大会とゲームを作り上げてくれたYUTRIOのお二方、OX環境のバランスを最高にしてくれた(らしい)実範さん、その他諸々父と子と精霊とかに……BIG感謝❗️

2025年も、しばくで~

ほなまた。

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