椎間板ヘルニアでリハビリ始めたが、トレーニングで痛みは楽になるの?
今の常識は未来の非常識かもしれません。
続きは編集後記で。
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椎間板ヘルニアになってリハビリすると痛みが楽になるかは、
やってみないと分かりません。
なんとも頼りないですが、リハビリはやってみないと分かりません。
しかし、リハビリをしなくても、ヘルニアの種類によっては、
3~6か月以内に消失するものもあります。
ヘルニアが消えるとは不思議ですよね。
全部のヘルニアが消えるわけではなく、後縦靭帯を突き破ったヘルニアは消えることが多いです。
下の図が、消えやすいヘルニアと消えにくいもののMRI画像になります。
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どうしてヘルニアが消えるのでしょうか?
ヘルニアは、椎間板と言われるクッションの働きをするものが潰れる
→髄核が押し出され、椎間板を突き破って飛び出す
→後ろを通っている神経を圧迫する
→神経が圧迫されるので、痛み・しびれ・筋力低下が起こります。
この飛び出た髄核を、自分ではないと認識して食べてしまうのです。
〈後縦靭帯を真横から見た図 (身体を左右に真っ二つにした図)〉
〈後縦靭帯を水平から見た図 (身体を上下に真っ二つにした図)〉
後縦靭帯を突き破って飛び出た髄核の周りには、新しい血管が作られます。
その血管から、ヘルニアを食べてくれる貧食細胞が集まってきます。
貧食細胞は髄核を自分ではないと認識して、食べてしますのです。
飛び出た髄核が無くなれば、神経の圧迫が無くなるので
ヘルニアの症状もなくなります。
自分を自分で食べてしまうとはなんとも不思議ですよね。
なので、ヘルニアと診断されても3~6か月は様子を見て、
それでも改善しない場合は手術を考えてもいいかもしれません。
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あまりに痛みが強いと早く治したくて手術を考えてしまいますが、
最近は、ヘルニアの9割は手術をしなくても症状が改善すると
言われています。
MRI画像で後縦靭帯を突き破っているかを、確認してもらって、
突き破っているタイプのヘルニアなら、
3~6か月様子を見てもいいかもしれません。
しかし、感覚障害(足のしびれ)や足に力が入りにくくなったなどの症状が
ある場合は、早めに手術をした方がいい場合もあります。
整形外科で相談してみて下さい。
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リハビリは何をすればいいの?
痛みが強い場合は、炎症が起こってるので無理をせず安静にしましょう。
痛みが落ち着いたら、ゆっくりと腹式呼吸から始めましょう
ゆっくりと息を吐くことで、コルセットの代わりになる腹横筋が働くようになります。
あおむけに寝た状態で、両ひざを立て、
ろうそくを吹き消すようにゆっくりと息を吐きます。
全部吐ききったら鼻から息を吸いましょう。
ヘルニアは、身体を丸めることで椎間板が潰れやすくなるため、
普段から姿勢を気を付けることで予防できます。
身体を丸めてスマホを見るのは控えましょう。
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まとめ
ヘルニアで症状が改善するかは、リハビリをやってみないと分かりません。
後縦靭帯を突き破って起こるヘルニアは、貧食細胞が食べてくれるため
ヘルニアが消える可能性が高いです。
痛みを出さないために、普段から姿勢を気を付けて、
腹式呼吸を心がけましょう!!
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私の中学時代は、部活中に水を飲むことは禁止でした。
お金を増やすには貯金でした。
それが常識でした。
今とは全く違う考え方です。
いま私たちが当たり前と思っている平和も、
未来では変わっている可能性があります。
自分に何ができるのかはわかりませんが、
とりあえず家族が食べる水と食料は確保しておこうと思います。
あなたも一緒に備蓄しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。