佐伯 胖「人間を科学する」勉強会のお知らせ
もう何年前から繰り返し視聴しているだろうか・・・。ここ数年はお正月の時期ともう一回、年2回程度視聴するのが習慣になっています。
この講義シリーズは以下から自由に視聴できます(講義ノートもPDFで入手可能)。佐伯胖先生については日本認知学会の紹介をご覧ください。
インストラクショナル・デザインは心理学を背景としているのでなにかの機会に視聴し内容の濃さにビックリ、毎回、ノートを取りながら視聴しています。
iTunes Uからも配信されていますが、こちらは細切れになっているので視聴しやすい反面、思考が途切れるのが難点。続けて見るなら東大サイトが良いでしょう。
行動主義から認知主義、認知科学の成立、さらに関係論へと話が進みます。佐伯先生の語り口が楽しいこともあり、飽きさせない講義になっています。
心理学の進化の歴史を知ることで、インストラクショナル・デザインがどのように発展してきたのか、IDは何を目指してきたのか、人の心の発達はどのように理解できるのか、学校教育は人の心を発達させたのか、人はどのように発達するのか、などなど様々な切り口で勉強することができます。
今回はゴールド・メソッド、医療IDと3つの原理、とくにパリッシュのID美学第一原理などが頭にあった状態で3つのシリーズを視聴しました。
やっぱりいいわ・・・。
なんど視聴しても新鮮な発見があります。多分、視聴する人のレベルで多くのことを学ぶことができると思います。
とはいえ初心者が一人で視聴するのは難儀かもしれません。そこで小生がガイド役になり、とくに医療職の能力開発という観点からこの講義の内容の解説を加えながら医療IDとの関連や、これらの知見を医療現場あるいは教育現場にどのように還元すれば医療はより良くなるのか、医療職の人生は楽しく素敵なものになるのかを考えていきたいと思います。
とりあえずnoteのサロン機能(2月ローンチ予定)を使ってみたいと考えていますが、facebookのグループでもいいかなとも考えています。
とりあえずfacebookのグループ、「人間を科学する」勉強会を立ち上げて準備を始めたいと思います。参加希望の方はとりあえずfacebookの「人間を科学する」勉強会に参加してください。グループはクローズとします。