池田や たいせい / 20点で発信するnote
書いたらまとめます。
透明な手紙の香り。 あるはずのない手紙から潮の香りがした。ぼくがコーヒーを飲んでいると「涼介見て見て」と清美は嬉しそうに封筒の中味の手紙をよこした。 「なつかしいよね。あの頃わたしはまだ美容師していたんだ。『アクオの店長になっているはず』なんて書いてあるし」 「あとから読むよ」こたえてコーヒーを飲み干した。 「また行きたいな。竹島」 * 竹島。愛知県の三河湾に浮かぶ小さな島。島全体が八百富(やおとみ)神社の神域でありパワースポットとしても人気がある。 「わあ、とばされる！
酔っている。このイトマの無敵な感覚。最強という意味ではなく、敵を感じないという『安心する感覚』。これが癖になり嵌まるのが依存症のはじまりか。最初を、思い出していた。抜け出しても結局は、安心ができなければ元の木阿弥。自分が原因では無い辛さと、うまく向き合えるだろうか。わからない。
飯を抜いて、抗不安薬を飲んで、メンヘラの真似事。スマホで気になっていた映画を眺めて、いるつもりがまどろんで昼過ぎに。彼女に頼まれたものを買いに街に出掛ける。眩しい。
「準備」も苦手だけど、実は「行き当たりばったり」のほうが苦手。……であることに今さら気がついた。これからは「行き当たりばったり」を楽しめるように、わざと自由奔放に、破茶滅茶に、してみようかな。がんばってもちょっとしかできないだろうけど(笑)
老人の粋に足を踏み入れると幾らか、あるいはとても多く、諦めを経験する。とりわけ自分のように、もとより寄る辺の無い、前の代がロクデナシだと待ったナシ。否応なしにそれは迫るが。一方で、親に資源のある人間も同時に、老い自体には抗えず焦燥に駆られるのだろう。安全地帯があったとしても。
まだ暑いけど虫の鳴き声に秋を感じるようになった。去年の秋はどうだった？と、遡ることを厭がって忙しさにかまけるのは『これまでの秋』と変わらない。どれだけ自分の過去と向き合えるかって課題は数年単位の大事業か、なかなか進まない。けど、それでもなるたけ生きて、自分を試したい。苦しくても。
いつでも楽だから、ひとからの情報に反応して、流されて生きている。よいとかわるいとかの判断だけして、忙しそうにして、誤魔化して生きている。けど本当は、もっと自分と静かに、会話をする時間をとったほうがいい。自分で決めて、行動をして、反省をして。自分の人生をつくっていきたい。
初老ったって現代は。見た目も若いし余命も長いし余裕っしょ……なんて。軽く思って生きてきたけど。 もともと少ない体力は落ちて、もともと少ない性欲も落ちて。金も無いのに、生命の中間地点が『今ココ』なん？ってとても驚く。失敗を恐れつつも同時に、挑戦もせざるを得ない。
今日は重たい荷物をひとりで運んだ。荷物を持つ前に、同時には持てないので、後輩(女性)に無言で自分のビジネスバッグを手渡した。重たい荷物、汗をかいた背中、「ヒュー男前！」と、自分に対して思った。けど相手は、パワハラに遭ったとおもっているかもしれない。家に帰りついてからおもった！
栞に、これでもかと香水を吹き付ける。日が暮れて、コーヒーを頼むころには、やさしくなっているだろう。
どっかへいってしまえばいいのにって、いつも自分におもうけど、自分からは離れられない。興味のない、べつのことに集中をして、気を紛らして、時間が過ぎて、年を取る。さっき薬を飲んだ。
今月は7冊読めた。読んだ量より、何を感じたかとか、何を学んだかとか、だいじなことは別にあるとおもうけど。なるたけたくさん読みたい。趣味だからじゃなく、馬鹿だから。読書したって賢くはならないのにね。
昨日の昼前、私たち、つまり私と同僚は劇団四季を観るべく長良川国際会議場に向かった。 『ジーザス・クライスト＝スーパースター』というタイトルの公演である。キリストが十字架にかけらるまでの7日間を演じる作品だ。 以下、作品自体の内容にはふれない。ネタバレを気にするひとは安心してほしい。内容が知りたい方は読む必要はない。(けど読んでほしい) . 「あれ。どこもあいてねえなあ」 運転する同僚が溢す。 会場である長良川国際会議場は目前。 いや、何度も何度も通り過ぎている。 いまは
コロナなのかそれの後遺症なのか、わからないけど、文章を読むのが辛い。頭が物理的に重く感じる。理解力が追い付かない。また、テレビやYouTubeで、画面を見続けるのもしんどい。だから、ラジオ配信ばかりを聴いてすごしている。
風邪でずっと寝床。時間がたっぷりあるので、いろんな方のnoteの投稿を眺めている。
