コウジ Champ イケダ

不純な動機で始めた。小中高と野球漬け。大学新歓で声がかかったダンス部。ダンスなんてって…

コウジ Champ イケダ

不純な動機で始めた。小中高と野球漬け。大学新歓で声がかかったダンス部。ダンスなんてって思ったけど何と飲み会が女子大。チャラい気持ちで見学に。 驚いた。ワルツがすごい。カッコいいし美しい。のめり込んで学生日本一。海外でも優勝。 ダンスで出会った妻と子供。些細な出会いが人生を変える。

最近の記事

ダンスチャンプ・コウジ✨4

翌週から、水曜日と土曜日の練習に欠かさず参加した。 道も覚えて自分の車でいける。 ダンス部の内部の様子もわかってきた。 四年生の先輩はデモンストレーションで踊ってくれた宮路さんと、 コウジを勧誘した坂本さん、送り迎えをしてくれた優しい富田さんの三人。 三年生はゼロ。 二年生が一人。 人の目を見ないで話すような偏屈っぽいキャラクターの人で、 あまりうまくないのに態度だけは偉そうだった。 一年生がコウジを入れて六人。 つまり、コウジたちが入らないと来年に

    • ダンスチャンプ・コウジ✨3

      土曜日、また富田先輩の車で瑞穂女子大を訪れた。 水曜日と同じ教室に入ると、すでにフロアのスペースが開けられている。 坂本先輩が前に出て、改まった様子で話しだした。 「きょうは宮路部長と中山さんによるデモンストレーションです」 メイクのプロ絶賛「目元のシミシワ一瞬で」 アイコン画像 girlscosmeplus PR 広告画像 デモンストレーションってなんだ。 コウジは首を伸ばして周囲をうかがった。 「宮路中山組は全日本学生選手権でなんと4位。  中部支

      • ダンスチャンプコウジ✨2

        いよいよ舞踏部体験練習会当日。 太めの富田先輩の軽自動車に乗せてもらい、女子大に向かった。 コウジの胸は期待でこれ以上ふくらまないくらいにふくらんでいる。 女子大女子大、綺麗な女の子がたくさんたくさん。 頭の中はそれだけ。 広告画像 数年悩んだ毛穴がまさかあの美容水で…♪ アイコン画像 タカミスキンピール PR 社交ダンス部のメンバーだって、綺麗な人たちに決まっている。 いちばんいいシャツに自分でアイロンを掛けて着てきたのだ。 女子大に到着。 小さな校

        • 🎊小説 ダンスチャンプ・コウジ✨

        ダンスチャンプ・コウジ✨4

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          スイングのやり方

          スイングのやり方と種類 私たちが踊る4種目のダンスには、ペンドラムスイング(振り子)があるのは分かると思います。 これはワルツ、スロー.フォックス.トロットとクイックステップ、ウィンナーワルツに必ず使われます。 ただしタンゴだけは、違う種類のスイングを使います。 タンゴはスイングがないということを、いう先生がいらっしゃいます。 タンゴは違うタイプのスイング使うことになるのです。 スイングを使ったスポーツには、3つの形態のスイング使うスポーツがあります。 例えばゴルフ。 これはペンドラムスイングを使います。 そして野球、卓球、テニス。 これらは、ローテーションスイングになります。 ローテーションは、横のスイングですね。 そしてタンゴは、このローテーションスイングを使うのです。 だから、スイングがないと思っている方は、大間違いです。 スイングの形態が違うのです。 あと、もう一つ種類の違うスイングが、メトロノームのスイング。 このメトロノーム(メトロノミックスイング)はレベルがある程度ハイレベルになった人しかできません。 例えばテニスのサーブ。 バレエのアタック。 これがメトロノミックスイング。 上のスイングですね。 これはペンドラムスイングとローテーションスイングが、ある程度できた人じゃないと使えない。 だから、サーブを打つ人は、普通にメトロノームの弧を描いたサーブが、出来るようになってから行います。 野球も、普通にローテーションの弧を描いたスイングで、打てるようになってから、メトロノームのカウンターをあてた動きを使うのです。 これはとても難しいのです。 形を優先する日本人は、メトロノミックスイングを、1番最後の最後に行わなければならないと、覚えておかなければいけない。 なのに、動画を観て、その特徴だけを真似して踊っているダンサーをよくみます。 これは、やってはいけないのです。 そのため、上体だけの踊りとなり距離が出ない。 外国の試合を見てると分かると思いますが、日本人と外国人では、距離の移動が雲泥の差になっています。 あと、動画などの画像で見えてる外人は、実際に上体を振ることをメインに踊っていません。 現実に、フロアでの踊りは、立体的に踊っているのです。 日本人だけなのですよ。 上体だけ振って踊ろうとしているのは。 ペンドラムスイングとローテーションスイングが、ジャストタイミングで全部完璧にできて、初めてメトロノミックスイングを使うことが出来るのです。

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          歩きの原則

          歩きの原則、考え方 ほとんどの人の場合、足を大きく一歩踏み込んで、体重が乗ったところまでを一歩、と考えています。 しかし、普通の歩きでは、一歩に乗りながら歩く動作はありません。 必ず足は振られ続けながら移動をしています。 一歩に乗るのではなく、乗った瞬間に足が振られ、次の足がついて、次の体重が乗るまでが一歩と捉えます。 これは意識の問題なのです。 一歩一歩は、乗ったら次の足が振られ続けているのです。 歩きというのはまず、乗る動作ではないのです。 人間の歩きは必ず引っ張る動作なのです。 歩いてる時というのは、必ず足をついた次の足が振られています。 この歩きの中に、ダンスが入っているのです。 だから歩いて、歩いて、歩いて、というタイミングに合わせてステップを踏む。 例えば、ナチュラルターンになった時に、乗った瞬間に足は振られて、繋げ続けなければいけない。 これは歩きの原則なのです。 それをダンスでは、乗る動作をしてしまう。 大きく1歩と。 これは大きく足出しているけど、距離が出ないのです。 歩きの中に、フェザーステップ、スリーステップをいれれば、スロー.フォックス.トロット。 歩きの上にダンスがあることを、必ず理解しなければなりません。

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          二人での内輪差と外輪差

          センターに対しての意識 二人で組むと足の数に4つになります。 私の2本の足と、女子の2本の足。 これで車と同じ状態になります。 まず、車に乗っているという感覚を、理解して下さい。 2人で踊る=車の運転をする、のと同じだということを、理解をしなければなりません。 そして、何があろうと、私たちの踊りには、内輪差と外輪差が起こるということです。 2人で踊る以上は、内輪差が起こる車と同じなのです。 あと踊る相手は、絶対右にしかいないのです。 体の幅は、男性の左脇腹から女性の左脇腹までになります。 ホールドした場合は、男性の肘から女子の肘までが幅になります。 2人の幅の真ん中が、コモンセンターになります。 この2人のセンターに対して、自分のセンターが、左に向いたらおかしいのです。 必ず自分のセンターが、相手に対して向かってなければいけません。 普通にダンスを踊るとき、根源となるのはチークダンスです。 私のセンターは、必ず女性に向いて音楽に揺られて踊ります。 必ず私の意識は、右にしか居ない女性にたいしてしかないのです。 ですので、私のセンターは、必ず右の女性の方に意識を持っています。 社交ダンスで踊っている時に、ほとんどの人は、センターを左に向けてしまいます。 私のセンターは、2人で踊った時に女子に向いています。 意識が、必ず女子の方に向いているのです。 もし、左にセンターを向けてしまうと、二人がねじれていってしまいます。 この2人のセンターに対して、自分のセンターがずれた瞬間に、二人の軸はバラバラになってしまいます。 女子に対しての意識が無くなれば、全てにずれが生じてしまうのです。 二人のセンターがずれること自体がおかしいということを、理解しなければなりません。

          二人での内輪差と外輪差

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          女性に対する意識(女性との組み方2)

          女性に対する意識 (女性との組み方2) 左ハンドルの車では、女性は右側にしかいません。 ほとんどの人が(男性、女性とも)左にラインを作ろうとしてしまいます。 ハンドルは、真正面に必ずあります。 ドアが左側の端だと考えれば、ドアからはみ出した形で、運転していることとなります。 この運転のやり方は、箱乗りと言って、暴走族がよくやる運転のやり方です。 これは、大きな間違いの運転のやり方です。 ドアより左に向いて運転をすることは、ありえないのです。 左に向いて、踊る事を意識しているのであれば、すぐにやめるべきと考えます。 左ハンドルの車で、左側は意識することではありません。 意識するとしても少しだけ。 左ハンドルの車で、意識しなければいけないのは、右側の(助手席のある)スペース。 必ず右側にしか相手はいません。 この空間と幅と奥行きを、意識をしなければいけない。 これが、まず第一に意識することになります。 今まで多くの人を教えてきました。 ほとんどのカップルが、左側の意識が多いのが実状です。 私が教えていることは、元全日本チャンピオンの桜田哲也先生が、ずっと言い続けていたことでもあります。 最初の頃は、ダンスに対する固定観念があったため、何を言ってるのか分かりませんでした。桜田先生のレッスンを散々受け、先生のお客さん(違うと文句を言われながら)のレッスンをやり、外国へ長期ダンス留学を行って、初めて理解できたことです。 ですので、ほとんどの日本人は、絶対に理解できない(頭で分かっても身体が)ことなのです。 なぜ理解できたのか? その当時、私はパートナーがいなく、試合に出れない時でした。 何回も繰り返し行うことをやっていたため、体得することができました。 桜田先生が、普通の人にレッスンで言ってることは、当たり前の事でしたが、日本人にはものすごく難しい事だらけなのです。 私が今言ってることは、あくまでも桜田先生が、原則当たり前に言ってたことを、紐といて一つ一つ解説してる、という風に理解していただければ、分かりやすいと思います。 ダンスうんぬんではなく、社会で運転という、本当に人間の感覚(左ハンドルで運転するという意識のもと)で、絶対に必要なことなのです。 この事は、絶対に間違えてはダメなのです。

          女性に対する意識(女性との組み方2)

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          女性との組み方

          女性との組み方 女性に対して、男性がインナーマッスルを引き上げることによって、女性を引き寄せてくる。 引き上げによって、男性の左手首が返ってくるのです。 あくまでも、女性の手を取って吸い込みながらボディー上げていき、右手の先に女性のヘッドのところから、女性の肩甲骨に接するまで、自分のボディを引き上げていかなければならない。 ものすごいボディの引き上げです。 ほとんどの人は、形を作ったままキープをするだけになるのです。 すなわち、体の中が動いていない、ということなのです。 男性と女性の組み方。 女性を引き上げて、シェイプをさせながらホールドするわけです。 センターを合わせて組むることが、少ないのが現実なのです。 離れて組んだりするのがほとんど。 体の中を引き上げていって、右手のところの延長上に組む。 すると自然とコネクションが、足にもできるようになるのです。 これが組み方です。 間違えている方がほとんどなので、最初にやるべき大切な事となります。

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          顔の角度の大切さ 2

          ボールを投げる動作 例えば、野球のボールを投げるという動作をします。 野球のボールを投げるとき、後ろにテイクバックをします。 このボールを投げる時に、テイクバックをした動作が、プロムナードポジションです。 必ず右手の方に、意識が行ってるはずなのです。 しかし、ほとんどの人は、体を開いた形で投げてしまう。(手投げ状態) 溜めがなくなってしまうために、女子の場所がなくなってしまうのです。 9割の人が、間違えているやり方です。 これをダンスと考えないことです。 プロムナードのポジションは、少しおいておいて、野球だったらテイクバックをして投げる。 いいですか?野球ではです。 意識が、必ず後ろに行っている状態を、テイクバックと言います。 これは運動として、当たり前のことなのです。 他の運動をやってもです。 例えばゴルフでやっても、バッターをやっても、打つ時は必ず、打つ反対の方向に力を貯めるのです。 ですが、ダンスになると、ほとんどの人は、投げる方向に、体を向いてしまうのです。 そのため、パワーは絶対出ないですし、スイングの原則にも、全て当てはまってないのです。 運動の原則に、当てはまってない以上、いくら頑張って踊ったとしても、踊りになるわけないですし、いい踊りにないはずがないのです。 ここでテイクバックをするのは、うまい人しかできないのです。 まず、ボールを投げたての人というのは、ボール投げる時、手だけで投げます。 打つ時も、ボールを当てに行ってしまうのです。 ちゃんとした人というのは、必ず全てのスイングに、テイクバックがあります。 テイクバックがあって、打つということが成り立つのです。 そして、打つ動作には時差があるのです。 この時差が、女性に対するリードになるはずなのに、どうしても日本の男性は、自分が踊りたいことをするために、女性に与えるべき時間を、全部無視してしまうのです。

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          顔の角度の大切さ

          顔の角度の大切さ 左向いてはダメ!と言いました。 左向きにも、必ず向き方というのがあります。 例えば、本を読む時。 左手で本を持って読むのではなく、右手に本があると思って読む意識。 この時、本を見る意識は、必ずこの本に対して、顎が少し本の方に向いていると思います。 この本に向いている顎の角度。 この角度で、常に意識を、本に置きながら見る。 そして、必ず女性は右にしかいません。 右の見方は、先ほども言ったように、必ず顎の角度が女性に対して、Xラインが出来るかたちとなります。 また、老眼で文字をみるときも、同じことがいえます。 必ず顎が、女性に向いてる感じ。 左を見る場合は、顎の角度はそのままで、目だけで見る分には、いくら見ても構わないです。 左に顔が向いてしまうのが、絶対ダメなことです。 これは2人で踊る以上、この角度が必要なのです。 ほとんどの人は、どんな動きをしても向いてしまうのです。 すると、2人でのパワーが分散してしまうため、スピードは半減します。 これは全てのダンスでのプロムナードポジションに当てはまり、スイングをやってもこの角度がとても大切なのです。

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          ウォーキング

          美しく健康で歩き続ける スロー.フォックス.トロット ウォーキング 簡単にまえがき 皆さんは各自で運動をやってらっしゃると思います。ある方は、ジムへ行ってトレーニングしたり、各種いろんなジャンルのスポーツをやっていらっしゃると思います。 私も社交ダンスを現在まで約36年やってきました。社交ダンスといえば、姿勢がいいとか、綺麗な立ち方をしている。このようなイメージがあると思います。 社交ダンスの基本は綺麗な歩き方です。なぜ歩き方が大切か。簡単に言えばアイスダンスを例にします

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          クローズとオープンの原則

          まず自分が立って、自分の背中の背骨を中心に、手を左右に振る動作をします。 例えば、右に振った場合をプロムナードポジション。 左に振った場合はクローズとポジション。 背骨を中心に手を振った動作を、必ずスタンダードで踊る場合は、行うということになります。 右へ振ったらプロムナードポジション、左へ振った らクローズドポジション。 振った所にホールドをします。 ホールドをしても同じことが行われます。 背骨を中心に右左に振る。 絶対やってはいけないのは、ホールドしたのまま回す動作です。 この回す動作というのは、背骨を中心に体を向けて行うことではありません。 体ごと向けてしまうこと。 軸を中心に回転しているのではなく、体の面を回しているだけ。 これは、左右を軸で捉えるのではなく、面で捉えてしまうことになります。 固まった状態です。 人間の体は、背骨を中心に、右左の筋肉が使われることを理解しなければいけません。 女性も同じ動作が行われます。 絶対に、理解しておかなけれならないこと。 2人で組んだ瞬間に、2人のセンターが生まれます。 2人のセンターが生まれたものを、コモンセンターと言います。

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          自信と慢心✨

          【自信と慢心】 良い成績を取り続けると自信を得る事が出来る。自信はとても大切で自分を輝かせる最大の武器となる。 だが自分を奈落の底へ落とす『慢心(いいきになる、おごり高ぶる)』も同じく高くなる。 ここで大きく道が分かれる。 キーワードは応援してくれた方々への『感謝の心』 「私は成績を上げて自信をつけている」と思っていた。しかしそれは『慢心』だった。 「俺は上手い」と考えていた。(過去に戻って自分を蹴飛ばしたい気持ち) 必然的にプライドが高くなり自己肯定感MAX。 周

          【人を信じる】って✨

          信じる.1 例「先生こんなバランスで立てません!」『それがダンスなの❗️』それがダンスと思い込んでやってた。違和感がもの凄くあっても封じ込めてた。今思えば立てない所で良い踊りが出来るわけない。だが日本では先生の言う事を信じてやるのが普通。 『信じる❗️』2 信じた!先生を信じてやり続けると何だかんだと出来る様になる(勝手に思ってた)。不思議と立てるようにもなった。「信じて良かった」と思いながら10年やった。本物を知った時には変なクセがついてた。先生も本物を知らずにいた

          【人を信じる】って✨

          木を見て森を見ず

          【木を見て森を見ず】 自分はイギリスでのレッスンの日々で 「インプット」ばかりしていました。 全て吸収しようと。 これが大きな間違い。 技術は1~2割程度で充分。 練習という「アウトプット」が足りていませんでした。 壁を突破する事で得られたのは『自分を客観視する』こと。 練習では得られない事です。 簡単に言えば、本番と練習は全く違うという事。 練習は言われた事を体に覚えさせます。 本番はそれら全てを忘れて臨機応変に 対応すること。 「木を見て森を見ず」この

          木を見て森を見ず