「小学生にとっての国語」と「話が理解できない大人」の話。
文章題が嫌で嫌で。
小学校四年生の息子。
文章題を解こうとするも、文章が理解できない。
それが苦痛で、国語への意欲が上がらない。
物語を読んでいても、文字を追いかけているだけ。
内容が飲み込めない。
問題点を整理。
整理していくと、問題点が3つ。
①文章の区切りがわからない。
②漢字(熟語)の意味がわからない。
③主題(登場人物)が理解できない。
今日は③について、トレーニング。
問題を読んでいて、書いてある一つの単語、一つの文章に引っ張られて、勝手に想像で内容を補完してしまう。
文章の中に一度も出てこない人が、一つの単語から想像してしまう。
こうなると、どんどん内容は理解できない方向へ行ってしまう。
長男の理解を確認をしてみて、初めてわかることでした。
大人でも同じことが起きる。
大人でも同じことが起きていて、お願いしたいことを伝えてやってもらうけど、全然違うことをやっている。
なんでこんなことになるのかと思って確認すると、こちらのお願いした内容が全く違う理解になっている。
それはうちの長男と同じことが起きていました。
一つの単語、一つの文章から、頭の中で勝手に想像して、「それならこういうことなんだろう」と勝手に話を展開してしまう。
「人の話が聞けない」の裏で起きていること。
人の話が聞けない、理解できない。
というのはわかっても、何が起きて、そういう結果になるのか。
具体的にそこまで整理して、原因追及できている人はほとんどいません。
小学生の国語の時点で、勝手に自分の頭の中で想像して話を組み上げる癖がついてるのだから、大人になって人の話を聞けるわけがありません。
ここのトレーニングは誰もやってくれないし、指摘されることすらありません。頭の中で見えないことだからこそ重要なのに。
いい師匠を見つけることしかないという身もふたもない話になってしまいます。
ぜひ頭の中の世界を言語化できる、いい師匠(メンター)を見つけてください。