肝庇護療法(勉強メモ)

肝庇護療法とは

インターフェロン(IFN)治療のように、ウイルスを排除して肝炎を治すという治療方法ではなく、AST(GOT)、ALT(GPT)の数値を下げて炎症を抑え、肝臓が肝炎からその先の肝硬変や肝がんに進行するのを防ぐ。
ウイルスが排除できなくても、AST(GOT)、ALT(GPT)を長期間できるだけ低い値に保つことができれば肝がんの発生リスクを軽減できる。
インターフェロン等の抗ウイルス療法が効かなかった方や施行出来ない方、肝硬変から肝がんに進行するのを防ぎたい高齢者の方たちに有用と考えられる。

肝庇護療法に使われるおもな肝庇護薬

注射薬
グリチルリチン配合剤(強力ネオミノファーゲンＣ)

内服薬
ウルソデオキシコール酸(ウルソ)