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「森口博子と井森美幸だと、井森美幸の方がなんか幸せそうに見えるのは、持って生まれた命式が関係あるの? 」みたいな事を考えてみた


みい「『サザエさんのフネさん』以降の女性のロールモデルのない現代。結婚して子育てして、仕事も家事もバリバリこなして、男性社会の中では共感性の高い女性とやらが求められてるけど、そんなのわたしたち無理じゃない? っていう」

伊藤祇穂(以下、祇穂)「そういうマルチなバリキャリじゃなくても、頑張ってる人っているよね。独身タレント代表みたいな感じだと島崎和歌子とか」

みい「レジェンド枠でいけば黒柳徹子とかね。でもそういう人達の中で、『この人は幸せそうに見えるけど、この人はちょっとしんどそうに見える』の違いって何なのかな? 森口博子と井森美幸だと、井森美幸の方が幸せそうに見えるよね。久本雅美と柴田理恵だと、柴田理恵が幸せそうに見える様な? この違いって何? 教えて! 算命さん!」


お姉さまたちはやはり強かった!


祇穂「ということで、お姉さま達みてきたよ。ざっくりだけど。島崎和歌子、柴田理恵、久本雅美、井森美幸、森口博子。あと黒柳徹子」

みい「すごいな。アベンジャーズだな」

祇穂「これね、全員、強いんだわ

みい「やっぱそうなんだ!」

祇穂「だから結婚しなくていいと思う。柴田理恵は結婚してるから、一人だけ条件が違うんだけど、島崎和歌子と井森美幸はそもそも配偶者の星がない。結婚しない方が幸せなの。って言い切っちゃうのもなんなんだけど、自分の命式に合わせて生きると矛盾がないから、葛藤がなくなるんだよね。だからこの二人が結婚していないというのは、」

みい「生きやすい人生を生きてるのか」

祇穂「井森美幸にしても島崎和歌子にしても、ハナから結婚することを目指してない。だからのほほんとして幸せそうに見えるんだと思う。
森口博子と久本雅美は、配偶者の星はあるんだけど表には出て来てない。それで諦めていないというか、どこかに乙女心を持ってるから、ちょっと、作った明るさなんじゃないかなって思われるのかも知れないね」

みい「結婚=幸せとも限らないけどねえ。特にこういう才能ある女性達の場合」

祇穂「そうだね、表に出て行く仕事だからね。彼女達の生きてきた時代では、どうしても日本の古い考え方で『女は家に入れ』って言われた可能性が高い」

みい「そっか、そもそも結婚してたら、現在の活躍がなかったかも知れないのか」

祇穂「そうそう。だから柴田理恵の旦那さんは後ろで控えている人なんじゃないかな。命式わからないから見てないけど」

みい「劇団の裏方の人じゃなかったっけ?」

祇穂「柴田理恵が表に出て働いていることに何の文句もない人。だからやっていける」


井森美幸を敵に回してはいけない


祇穂「この六人は『男性がこれだけのエネルギーを持ってたらいいね』って思われる命式」

みい「女性と男性って、男性の方がエネルギーが強いの?」

祇穂「強い方がいい、とされている。算命学的はどうしても、男性が主で女性が従って考え方なのね。外に行くのが男性で家庭を守るのが女性、その方がうまくいくっていう考え方。で『外に出て行くのにいい数字(エネルギー値)』の水準があって、男性はそこを超えているといい。女性の場合は、家の中に入るならその水準までいかなくいいかな、っていうのがある。
だけどこの六人は、ぜったい家の中に入らない。外で活躍するパワーが確実にある。全体の星としては森口博子が強いね。井森美幸も強いか」

みい「井森美幸が強いって言われると、わかりみがつよい。『井森美幸ロングラン説』というか、バカ売れもしないけど沈むことはない、この安定感というのは、命式に出るものなの?」

祇穂「出るよ。でもね、人間ってずっといいときは続かなくて、20年ぐらいで一度落ち込むんですよ。だから井森美幸もきっと落ち込んでる時があったと思う。
だけどそう見えないって言うのは、この人、人を巻き込むのが上手だから
ちょっとね、姑息なのね。例えば、おやつがテーブルの上に10個置いてあって、お母さんに『食べちゃだめですよ』って言われて『でも、食べたいな』って思ったら、井森美幸は、きょうだいとかに『あそこにおやつがあるよ』『食べちゃおうよ』って徒党を組んで食べるの。それでお母さんに『食べちゃダメって言ったでしょ!』って叱られたら『え〜、○○ちゃんが食べようって言うから〜』って言うの。策士なの」

みい「今のはズルい例だけど、もちろんいい場合でも発揮される特性なんだよね?」

祇穂「そう。この人が、会社に不平不満があって上に直訴に行くってなったら、上司は諦めた方がいい。そのくらい周囲の人を掌握してる。浮き沈みがなく見えるのはそういうところなのかも」

みい「地固めがしっかりしてるのか!」

祇穂「あとこの人に頼まれるとイヤとは言えない。子どもみたいに可愛らしいところがあるから。何やっても許されちゃう感じがあるね。イヤミがないというか」

みい「なんかいいなあ、憧れの命式に生まれてるなあ。そういう風に生まれつきたかったなあ」

祇穂「この中でいちばん弱いのは島崎和歌子かな。それでも普通より強いんだけどね。彼女は自然体の人。環境によっては悪の道に行ってしまう純真さがある。
勘も鋭いし、バランスが良いのでどんな人とでもうまくやれる。そんな面が仕事に活かされているかもね」

みい「ああ、TBSのオールスター感謝祭でのMCとか、そういう感じだね」


久本雅美の霊感の強さ


祇穂「久本さんあれだね、霊感強いね。どういうお育ちしたかわからないけど、ちっちゃい頃に貧乏とか苦労してたら、確実に視える」

みい「視えるって、地縛霊が視えるとか、そういうこと?」

祇穂「勘が鋭いって言ったらいいのかな。霊も視えるけど。勘が鋭いから、人が嘘をついているのがわかっちゃって、人を信じられなくなってる。『あんまり人の事を悪く思わない方がいいよ』って教えてあげたいくらい」

みい「霊感強いって聞くと、カッコイイ気がしちゃうけど、あんまりいい事でもないのか」

祇穂「知らない方がいいことってあるからね。私も霊感強いはずなんだけど、幸せに生きてきちゃったから視えないんですね。子どもの頃に両親が事故で亡くなった、とか、生い立ちに苦労している人は視えるって言われてる」


黒柳徹子の奇人変人ライフ


みい「スーパーレジェンド黒柳さんはどうなんですか」

祇穂「黒柳さんはね……強いには強いけど、普通」

みい「普通なんだ?! すごい運命とパワーを持ってそうな気がしちゃうけど」

祇穂「全然。波乱万丈でもないし。激動なのは彼女の生きた時代の方だったんじゃないかな。この方は、お家の墓守をしないといけない星。長女かどうかわかんないけど、お家を継がないといけない運命なんだよね。今、御年90歳なんだけど」

みい「90歳?!」

祇穂「そう、びっくりしちゃった」

みい「そうよね、お元気ね」

祇穂「90歳の人が、娘時代に婿とりをするっていうと、すごい大変だったと思うのね。良家のお嬢さんだったりすると誰でもいいってわけじゃない、選ばないといけない。で、相手もいいお家だったりすると、次男三男じゃないと出してくれない。そういう意味では結婚するチャンスがあったかも知れないけど、残念ながら……って終わった事があったかも知れない。ボランティア精神が強い人だね」

みい「ユニセフの親善大使だもんね」

祇穂「そう、命式見て『納得〜!』と思ったけど」

みい「それって生まれつきなんだ。ボランティア精神って」

祇穂「命式で持ってて、そこが強く出ちゃったんだろうね。本来は一人が好きで、奇人変人と呼ばれるような人だよ。今、時代が時代だから奇人変人に見えなくなってるけど」

みい「いや十分個性的ですけど!」

祇穂「若い頃はこの人についていける人がいなかったんじゃないかな。新しいことを取り入れてどんどんやっちゃう人。一人で何でもやっちゃう。あんまり誰かに頼るということもないし、元々結婚する気もなかったかもね。どこの出身かわからないけど、田舎にいたら相当目立つ奇人変人だったと思うよ」

みい「東京出身だよ。『窓際のトットちゃん』を読んだ記憶によると」

祇穂「そうなんだ。あんまり時代に迎合しない人。もし結婚するとしたら、男性側がめちゃめちゃ年上とか、じゃじゃ馬飼い慣らすぐらいの度量のある男性じゃないと難しかった。食べることが大好きで、食べることには困らない星」

みい「わたし、女優の沢村貞子さんのエッセイ大好きなんだけど、その中に若い頃の黒柳さんよく出てくるんだよね。お料理上手の沢村さんの楽屋に当然の様に来て『かあさん、今日のおかずは何?』ってお弁当をせがむんだって。そういうところも命式で出るんだねえ。
柴田さんもお料理得意とか、美味しいものめちゃ詳しいっていうけど、それは?」

祇穂「あー、柴田さんそういうの好きだね。出てるね」

みい「衣食住、どこにこだわりを持つか、みたいな性格って生まれた日で決まるの? 例えば、100万円あったら、住むところに使いたいとか、着る物に使いたいとか、そういう傾向って決まってるの?」

祇穂「あるね。決まってる。伝統のあるものにこだわるとかね」


天才ゆえの苦悩、森口博子


祇穂「森口さんは面白い星だった。全部が土の性質しか持って無くて、こういう人珍しいんだよね。惹きつける力が強い。〈引力本能〉って言って、いいものも悪いものもひきつけちゃうんだよね。
いいものだけならいいけど、悪いものも惹きつけちゃうから、まわりの環境も整えないといけないし、自分を律しないといけない。悪いものが寄ってきちゃったときに対処できるように」

みい「24時間営業してるコンビニの防犯対策みたいだな。森口博子ってバラエティでも、キラーパスを出すのが巧いというか。サッと出て行って気の利いたことを言って、パッと引き下がるというイメージがあるんだけど、そういう機転が利く星なの?」

祇穂「うーん。それは多分、この、無限の才能というか……」

みい「無限の才能!」

祇穂「本人は気付いてないけど、無限の才能を持っている。ただ、『森口博子って何やってる人?』って言われると、その代表的な『何か』が出てこないっていう可哀想な面はある」

みい「歌手でタレント、ってことになるんだろうけど」

祇穂「今の若い子は森口博子が歌手だと知らなくない?」

みい「いやいや、わたくしの界隈では。アニソン界では森口博子はスーパーシンガーですよ! ガンダムとかトルーパーとかキラーコンテンツがっつりあるし『BEYOND THE TIME』のカバーは本家より巧くて痺れるよ。ウツ、ずっとコーラスでいて、って思うぐらい。
その上トークもめちゃうまい。アニソンライブのグダッ、ダラッとしたMCに森口博子が入ると『ハイ、プロ来た!』みたいな。『トークのプロ来た! すごい気の利いたMCまとめた!』みたいな輝きを放つ」

祇穂「それは役割としてやってると思うな。ボランティア精神がすごく強いから、困っている人がいたら放っておけない。それでトークをどんどん回していくっていうところがあるんじゃないかな。元々おしゃべりが得意でもないし、頭のキレもそれほどではない」

みい「そうなんだ……ボランティア精神で、水木の兄貴の永遠に続くおしゃべりを止めてくれてたんだ……。
井森美幸と森口博子って、バラドル二大巨頭として一時代を築いたけど、片や狡猾な人たらし、片や無冠の天才っていうのは、ドラマがあるなあ」

祇穂「ただ森口博子の場合、幅広く何かが出来るっていうのは、つらいことだと思うよ。本当は自分の世界にとじこもっていたい人。でも力が強いから、閉じ籠もっていることが出来ない」

みい「それはさっきの、土の性質っていうのと関係あるの?」

祇穂「それとは関係ない。〈行動範囲〉っていうのがあって、それが、その人がゆったり出来る、安心できる範囲なの。森口さんの場合はそれがすっごい狭い」


あるべき場所で咲き誇れ


祇穂「この六人、みんな〈行動範囲〉が狭いっちゃ狭いんだよね。狭いんだけど、元々持ってる力が凄く強いから、発散するところがないとダメなのね。
発散するところがないと自分が病気になったりとか配偶者が病気になったりとか、そういうのが起こるので。
柴田さんだけは命式も安定してるから、あんまり無理しなくてもいいんだけど」

みい「みんなほとんど在京テレビ局の中にいるんだから『あんまり動いてない』とは言えるよね。黒柳さんなんて、南アフリカとかスーダンとか行ってるけど、結局何十年と『徹子の部屋』やってるわけだし。狭い行動範囲の中で発散=活躍してるわけでしょ」

祇穂「動く動かないっていうのは、物理的な移動だけじゃなくて、やる事の〈種類〉でもあるのよね。家庭と仕事をがっつりやれる、っていう人は移動してなくても〈行動範囲〉が広い。この六人は仕事だけに偏ってるからそんなに動いていないとも言える」

みい「社会におけるポジションが多ければ多いほど『動いてる』の?」

祇穂「そう、〈お母さん〉をやって〈妻〉をやって〈娘〉をやって〈社長〉をやって……って、それが出来るのは行動範囲が広くて、力がある人」

みい「じゃ、家庭を持っている柴田さん以外の人が、仕事一点集中型でパワーを発散させてる現状っていうのは、あるべき状態なのね」

祇穂「うん。だからみんな悩みとかそんなにないんじゃないかな」

みい「凄いね、前回のヒガシの壊滅的な運命に比べて女性陣のこのパワー!」

祇穂「表にでてる女性は強いよー。私が鑑定させて頂いた女性経営者もみんな強かった。本人はそんなに強くなくても、『周りが支えてくれる命式』がある人とか。女で外に出て行く人は、なんかそういう星があるのよね」


どんなに強運の人でも必ず運気が落ち込む時期がある。
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算命学は、生まれた年・月・日の干支からその人の運命を算出し占う古代中国発祥の占術です。当たるも八卦、当たらぬも八卦。本記事は「算命学的にはどう見えるか」という雑談として理解ください。

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