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池辺・ナウ #22「今どきの盆踊り、ディープスポット探訪、特撮選」
この番組は、新しい街と古き歴史が融合する、神奈川県横浜市都筑区池辺町のローカルなエリア情報と、スタッフの趣味趣向をおり混ぜお届けする番組です。
MC:六角親方
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📡番組は以下のリンクより視聴できます。
番組構成
🟪オープニング
🟪コーナー①
今どきの『盆踊り』とは?
8/13から16は旧暦のお盆の時期に当たりますが、この時期に町内会とかで催される『盆踊り』について、今回は取り上げてみたいと思います。
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盆踊りとは
盆踊り(ぼんおどり)は、盆の時期に御先祖様の魂を供養するための行事、またその行事内で行なわれる踊りを意味するようです。
元々は「踊り念仏」がルーツとされ、盂蘭盆(うらぼん)の時期に、祖先の霊を慰めるため、音頭や歌に合わせて輪になって踊ることがそれにあたりました。
その後は各地で独自の発展を遂げ、地域に根ざした踊りとなりました。日本盆踊り協会によると、500以上の種類があるとみられるといいます。ただ、同じ音頭でも隣町で振り付けが異なるなどするため、全体数は分かっていないようです。
ヤング層におけるお盆の認知度
今年8月に実施された「若者の“お盆”に関する意識・実態調査」において、回答者の4割以上が「お盆が何をする期間か知らない」と答え、また「『盆踊り』をしたことがありますか」と経験の有無を聞いたところ、「ない」人が約6割にも上ったようです。 この結果にはいささか衝撃を覚えましたが、特に若者はお盆の文化・意味に直接触れる事なく育ってしまっている現実があると伺えます。また「お盆休み=夏休み」のような色合いだけが先行してきていることもその一因のようにも思われます。
盆踊りの進化形=進化系盆踊り
ISETAN新宿店のWEBページに、「近年、『進化系盆踊り』という新たなカルチャーが登場し、メディアを賑わせている。」という興味深い記事があったのでご紹介したいと思います。
イヤフォンを付け、無線で流れる音源にあわせて踊る『無音盆踊り』然り、往年のディスコナンバーをDJがプレイして踊る『DJ盆踊り』然り。もはやフェスと呼べる盆踊りも次々と登場している。
また、数々のヒット曲がすぐさま盆踊りに採用されることや、盆踊りに関するネタの多くがSNSをざわつかせることもあり、とにかく話題に事欠かない。
かつて盆踊りが若者たちの最新カルチャーであったように、いまも盆踊りは現在進行形の文化でもあるのだ。
私自身も「DJ盆踊り」という野外イベントに参加したことがあるのですが、やぐらが組まれて往年の盆踊りさながらではあるのですが、選曲は演歌だったりJ-POPだったりして、最初は見ているだけでしたが、徐々に踊りの輪と掛け声が広がりなんとも言えない一体感の楽しさがあったことを覚えています。元々日本人はお祭り好きではありますのでフェスやライブ、クラブイベントで楽しめるのであれば盆踊りだって同じことだというのは何となくわかる気はします。
それが時代の流れで形を変えたとしても、単に騒いで楽しむだけのものでなく、「盂蘭盆における先祖供養の意味合いがある」と言うことも理解しておくことが大事ですね。
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🟪コーナー②
池辺ディープスポット探訪「小さい鳥居の謎」
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以前、池辺町の農業専用地域を歩いていたら、小さな赤い鳥居が道端や畑にポツポツあることに気付きました。鳥居と言えば神社の入り口にあるものですがこれはどうやら違うようです。元々池辺町というのは古い歴史がある一方で信仰心がとても強いところでもあるので、何か古くからの地域信仰的なものか、霊道を意味したものなのか気になり調べて見ました。
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結論としては「不法投棄や立小便・動物の糞防止」のためのもののようで『あなたの悪事に対して神様が見てますよ』と意識させる牽制機能を期待して設置しているようです。野菜泥棒にも効果があるかも知れませんね。
かと言って家の周りとかに乱立して良いものかと言うと、あまりそうとは言えないようです。鳥居は霊の通り道の入り口に当たるとされ、鬼門~裏鬼門へ通ずると言われています。(鬼門とは、北東の方角から、南西の方角の裏鬼門へ通っています)そのため、意識せず霊の通り道を作ってしまっていたり、また出口である裏鬼門を塞いでしまい霊がその中で停滞してしまうということが起こる恐れもありますので、鳥居の安易な設置はやや注意が必要かと思われます。
🟪コーナー③ マニアック・ラブ
特撮選「ウルトラマン、仮面ライダーの怪談シリーズ」
今回は真夏の風物詩でもある「怪談」をテーマに、2大特撮ヒーロであるウルトラマンと仮面ライダーにて放映された「怪談シリーズ」を取り上げてみました。
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ウルトラマンA
まずウルトラマンAですが、こちらは「真夏の怪奇シリーズ」として3話放送されました。後述の仮面ライダーと比べ「幽霊ホラー」では無く「怪談」色が強い印象を受けます。尚、私は16話の「牛神男」を小さい頃に見てからトラウマになり、未だにこれを見るのと当時の恐怖を思い出すものです・・・
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15話:夏の怪奇シリーズ 黒い蟹の呪い(キングクラブ)
岡山へ帰郷した今野隊員は、カブトガニと話ができるという少年・夢二と出会った。カブトガニは超獣の襲来を夢二と星司に伝えた。身体を透明化して潜伏する超獣キングクラブとの戦いが始まった!
16話:夏の怪奇シリーズ 怪談・牛神男(カウラ、牛神男)
吉村隊員は帰省の途中に、ヒッピー風の青年・高井と出会う。高井青年はふざけて、牛の霊を祀った塚から鼻ぐりを持ち出し右腕にはめる。その夜、高井の身体に異変が起こり、遂には牛神超獣カウラに変貌する!
17話:夏の怪奇シリーズ 怪談 ほたるヶ原の鬼女(ホタルンガ、鬼)
対超獣用兵器の輸送ルートであるほたるヶ原バイパスで交通事故が多発。奇妙なことに、搭乗者は白骨化していた。調査に赴いた夕子は車椅子の少女・民子と出会い、親しくなる。
仮面ライダー(新/スカイライダー)
次に仮面ライダーですが、こちらは6話に渡って「怪談シリーズ」を組んでおりその力の入れようがよく伝わります。
また、子供向け番組であるにも関わらず、「幽霊ビルの秘密」と「ゾンビー!お化けが生きかえる」は前半部分のホラー具合がなかなかのもので、これが当時の19時台に放送されていたのだから、子供はこれを思い出すと夜トイレ行くのも怖くて仕方なかったのではないでしょうか(笑)
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41話:怪談シリーズ 幽霊ビルの秘密(クチユウレイ)
シゲルたちが幽霊を見たというビル。その地下は、ネオショッカーの基地となっていた。怪人クチユウレイの指揮の下、殺人ガスの工場として、人間たちに気付かれないためのカムフラージュとして、幽霊騒ぎを起こしていたのである。これを察知したヒロシはアジトに潜入するが、敵の罠に落ち、猛毒ガスの中に閉じ込められてしまう。
42話:怪談シリーズ ゾンビー!お化けが生きかえる(ゾンビーダ、死人博士、ゾンビー)
死人博士がゾンビとして蘇らせた死体が各地を徘徊していた。ゾンビは、攻撃を受けてその体をバラバラにされても、すぐ再生できる能力を有しており、この不死身の戦闘員をもって仮面ライダーを襲撃しようというのである。倒しても倒しても襲い来るゾンビ軍団になす術もないライダーは…。
43話:怪談シリーズ 耳なし芳一 999の耳(ミミンガー)
人間の耳を奪う怪人ミミンガーが出現した。魔神提督千組の耳を集め、大首領に捧げようとしていたのである。九百九十九組の耳を集めたミミンガーが、千組目の耳を狙うのは筑波洋であった。ミミンガーが呼びよせた平家の悪霊と戦った洋は悪寒を覚え、かつて耳なし芳一がそうした如く、ある寺院で護符をつけて瞑想する。
44話:怪談シリーズ 呪いの化け猫 子供の血が欲しい!(ドロニャンゴー)
ある女医によって、頭を良くする薬と銘打った注射を打たれた子供達が、慎也に夢遊病の如く外出するなど異常行動を示すようになった。女医は、ネオショッカー怪人ドロニャンゴーの変身した姿で、子供たちに人間の意思を操ることが出来る薬物を注射していたのだ。
45話:怪談シリーズ 蛇女が筑波洋を呪う!(ヘビンガー、アブンガー)
洋を呪う謎の美女、白川妙子。彼女は半年前、怪人アブンガーによって殺されたはずであった。彼女が飼っていた白蛇が、妙子の姿を借り、蛇女となって妙子を殺した相手に復讐するために現れたのであった。蛇女の誤解を解こうとする洋であったが、これはネオショッカーの巧妙な計画だった。
46話:怪談シリーズ くだける人間!鏡の中の恐怖(カガミトカゲ)
鏡の中に出現する謎の老婆は、奇妙な呪文を唱えて鏡の中と現実の人間を次々といれかえていた。洋は老婆を尾行するが、老婆は洋館の古い姿見の中に入っていってしまった。文書によると、その鏡はベルサイユ宮殿にあったといわれる呪いの鏡であった。これを知った洋は、鏡の中に閉じ込められた人々を救うために突撃する。
🟪エンディング
🎵MUSIC★NOW🎵
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今週も「夏」をテーマに選曲させて頂きました☀️spotifyのプレイリストにて掲載しておりますので宜しければご視聴下さい!
📚特撮選紹介📚
今回は2大特撮ヒーロであるウルトラマンと仮面ライダーの中でも、若干影が薄い感のある「ウルトラマンA」と「仮面ライダー(新/スカイライダー)」を取り上げさせて頂きました。この時期は特撮全盛期というのもあり、同じ時間帯で他局で放送される作品と視聴率合戦を繰り広げていたため、放送の企画変更もかなり行われていたようです。そのため、どちらの作品も試行錯誤が見て取れますが歴代の先輩ヒーロが出てくる回は今でも興奮するものがありますね。また、昭和特撮は当時の風俗や建物、ファションなんかも楽しめて、今となっては懐かしさに加え映像としては貴重なものでもあると思います。
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異次元世界に君臨するヤプール人が、怪獣よりも強い生物兵器「超獣」を従えて地球侵略を開始した。
超獣第1号・ベロクロンによって地球防衛軍が全滅し、ベロクロンの襲撃から人々を守ろうとした北斗 星司(ほくと せいじ)と南 夕子(みなみ ゆうこ)の2人の若者も犠牲となる。ヤプールの野望を阻止するためにM78星雲から派遣されたウルトラ兄弟の5番目・ウルトラマンA(以後、A)は、北斗と夕子に自分の命と力を授ける。
新たな命を得た北斗と夕子は、地球防衛軍に代わって結成された超獣攻撃隊・TAC(タック)に入隊。銀河連邦の一員の証であるウルトラリングが光る時、北斗と夕子はウルトラタッチによってAに合体変身するのである。
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7人ライダーがデルザー軍団を滅ぼしてから数年。かつて世界で猛威を振った秘密結社ショッカーの名を受け継ぐ新組織ネオショッカーが現れた。
城北大学の大学生・筑波 洋(つくば ひろし)はハンググライダーの練習中、ネオショッカーの魔手から逃れようとしていた人間改造工学者・志度 敬太郎(しど けいたろう)博士を助けた。志度博士は、非情な組織のやり方に良心の呵責に耐え切れずに脱走したのだ。博士を匿う洋だったが、博士を追ってきたネオショッカーの怪人ガメレオジンによって洋が所属するハンググライダー部の部員が惨殺され、洋自身も瀕死の重傷を負ってしまう。洋を救うため、博士は洋を改造人間として蘇らせた。復活した洋は、ネオショッカーから人類を守るために戦うことを決意する。変身した洋の姿を見て、博士は洋を「仮面ライダー」と名付けた。
やがて、海外に旅立った志度博士に頼まれ、洋の大学の先輩・谷 源次郎(たに げんじろう)が洋に協力することになった。
さらに、世界各地でネオショッカーと戦っていた7人ライダーが帰国。彼らとの特訓によって、スカイライダーはパワーアップした。