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日光浴

誰からどうみてもうまくやれない分野でうまくやれていない人をみると苛立つ。その人の人生なのだから何を言うつもりもないけれど、周りからすれば一緒に仕事をしたくないなと思うだけ。特に年長者がいない職場はそうだ。

自分も向かない仕事をやってきた。どんどん笑えなくなり、自分で自分の首を絞めていく、
顔の筋肉が動かなくなり、わざとずっと難しい顔をしている。
思考は停止していて何も変わらない。泥沼に足を突っ込んでしまって身動きが取れないのだ。
体力を奪われないために、うごかないでジッとしてる。沈みゆく不安に耐えながら。

そこから抜け出すためには誰かに引き上げられて、少し安全なところで休むしかない。体を乾かし
乾いた地面を見つけ、また一歩歩き出すしかない
歩き続けられる硬い地面と自分が根を張れる場所を探して。
置かれた場所でうんたらなんて嘘だ。種は根を張れるところを探して風に乗って、虫によって、探しているのだ。
そこが見つかるものと見つからないものはいる。

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