2012第5回いけばなスペース花展
恒例となった有松の町屋の内外を飾る「いけばなスペース第5回いけばな展」は、2012年12月1〜3日、有松町並み保存地区で開催されました。
竹田邸の仏間・書院・応接間・茶室・蔵前・蔵ギャラリーには、池坊立花、嵯峨御流・真道流などの(未生)、松月堂古流、文人花。盛花自由花の流れと、いけばなの枠組みを幅広く紹介できる展示。加えて、竹田邸書院床には『仙伝抄』など『花伝書』に見える『三具足』(みつぐそく)が、古式に則って、左に花立・真中に香炉・右に灯立を組んで飾られました。
今回の『三具足』作者、早川弘子氏を講師に、花展中日の12月2日『池坊立花正風体・新風体』の講習会も開催。同一花材を用いた2作で、立花花形のポイントと両者の違いの解説の新企画と、充実した花展になりました。
CCネットによるテレビ報道・中日新聞報道もありました。(「いけばなスペースニュース」13号)。(あいちトリエンナーレ2013パートナーシップ事業)