餌を与えるな、取り方を教えろ
こんにちは
5月になり外がだんだん暑くなってきましたね。
最近のブームとしては、知らない土地での散歩ですかね。
いろんな発見があって面白いです。
途中立ち寄った公園にて、ベンチに座った老人がパンくずをばらまいて鳩に餌を与えているのを見かけました。
一瞬で群がる鳩たちどこからきたのだろうと思いつつ、この光景を見て前に教わった言葉が頭をよぎりました。
それは「餌を与えるな、取り方を教えろ」
昔あった教訓話らしいのですが、山奥に住む老人の家の前にある湖に毎年渡り鳥がきていた。
老人は親切心で、その渡り鳥達に毎年餌を与えていた。
餌を与え続けた数年後、老人が病気で亡くなった。
毎年もらえると思っていた渡り鳥たちは、餌がもらえるのを待ち続けたことで全滅してしまったと。
これは与えるのもいいが、どう与えるかが大事という話。
人はもらってばかりだと、もらえるのが前提になり思考停止をして行動を起こさなくなるそうです。
本来なら渡り鳥たちは野生なので自分たちで餌がある土地まで飛んでいく、道中にて餌を狩る習慣があった。
だけど老人から餌をもらえるという習慣になってしまったことで自分たちで餌を探さなくなってしまった。
親切心が逆にあだとなってしまった。
ではどうすればよかったのか。
私が教わったのは、鳥たちに餌の取り方を教えてあげること。
餌の取り方さえわかっていれば、老人が亡くなった後でも鳥たちは自分たちで餌を取ることができるから全滅することはなくなるとのこと。
本当のやさしさとは与えるより手段を伝えて自分でコツをつかむことが大事と教わりました。
これは人間にも当てはまることで、してもらって当たり前だと思うなよと。
餌がもらえないのは他人、周りのせいにしてもらうことが当たり前になってませんか?
唯一人間だけは考えることができるのだから、自力で解決できる力をつけていくことが今の時代に求められているそうなので自分ももらってばかりではなく与えていける存在になっていきます。