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卒業式の前に先生に告白されたお話
おはようございます。
池田諭史です。
もうすぐ学生の方は卒業シーズンに突入する方も多いのでは。
そんな卒業式間近に僕が体感したネタ話を一つ。
皆さん、人生で告白をしたことがありますか?
それとも告白されたことがありますか?
僕は過去一度だけされたことがあります。
学生時代3年の時の担任の先生に。
生徒と先生の禁断の恋。
ときめきメモリアル2をプレイしていた自分にとって、まさに憧れのシチュエーション。
漫画でいえば『僕たちは勉強ができない』の真冬先生との関係的な。
ドラマみたいと顔面偏差値は置いといて、タッキーや生田君に気分になったみたい。
モテなかったと前回の記事で堂々と書いていた自分がまさかの担任の先生とどういうことだと思いますので説明を。
高校三年生の卒業式間近、卒業式の前に予行演習という謎の習慣がありますが、その時廊下で並んでいた時に担任の先生が自分に声をかける。
「もうすぐ卒業ね、この時期はどの世代でもさみしいものね。」
「皆無事に進路が決まってホッとしているわ。」
良かったですねと相槌はする。
「本当は池田君には大学に行って欲しかったけど家の事情ではどうしようもないのはとても残念。」
「すみません、家の事情でこれ以上厳しいので。」
確かに学力の部分だと、当時いた学校では上位を狙えるくらいの位置にはいた。
指定校推薦をもらう同級生より成績は上だったが家が裕福ではないので大学は諦めたのもある。
今思えばもっと勉強して、特待生になることや社会人になってからでも行くという選択肢を知っていればまた違ったかも知れません。
「あなたみたいな優秀な子がいなくなるのはすごく寂しい、いつも真面目で誠実さがあってしかも部活も勉強も一生懸命頑張るし、あまり主張しないけど影で頑張ってるし、みんなに優しいところが良いと思った。」
いきなり何を言っているんだと思っていたら
「あなたが離れるのは寂しいわ、だから言うわね。
あなたのこといいと思っていたの。」
???????
頭の中が真っ白になりかけ、はてなが浮かぶ。
動揺を隠し切れない自分でしたが一応聞いてみる。
「なぜ自分なのですか?」
「あなたは私の授業をまじめに取り組むし、成績も悪くなかった。
私はあまり男子生徒にウケが良くなかったけどあなただけは別だった。」
「ほかの先生からも評価が高い、成績というより部活や授業、学校のイベント事、あと家の為にバイトを頑張っていると聞いて真面目に取り組む姿勢がとてもよかった。」
モテない自分が卒業間近でまさかの展開。
9回裏ツーアウト、アディショナルタイムでの逆転ゴール、ブザービーター、最終コーナーから怒涛の追い上げ、ドラマかのような展開。
咲かない花はないのだと。
そして先生が
「だから今度ウチの娘に会ってみない?」
はいここでネタばらしということですが、担任の先生は当時アラフィフ世代で娘さんがその時高1になる年で、僕なら娘を任せられるかもということで話したというオチでございます。
先生にとって僕の容姿、性格、態度が先生と娘さんにドンピシャだったみたいです。
丁重にお断りさせてしました。
いくら学生時代モテなかったとは言え、担任の娘と付き合うのは無理です。
正直授業は真面目に受けていたけど僕も苦手な先生だったのもあるし、容姿でいうなら先生の娘かと思うと無理だと思った。
まさか学校でお見合い話的なことを体感するとは思わなかった。
そして、その話を廊下でしていたので、隣のクラスの同じサッカー部の一人に聞かれ、その日の内にサッカー部内でネタにされる。
あの時ほど恥ずかしいものはなかった。
あの時は断ってしまったが会うだけあってみたらどうなっていたのかは気になりますが、それでも先生の息子になるのは勘弁だなと思った出来事でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。