日本代表に選ばれた後に試される選手達
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先日のサッカー日本代表対カナダ代表親善試合、結果は4-1とまたもや4点以上を得点して勝利しています。
三笘選手、前田選手、鎌田選手、堂安選手不在、久保選手、守田選手は終始ベンチという中でも5戦連続4得点は過去の日本代表とは全然違う。
それはとてもよいこと何より誰が出場しても、一定のクオリティが出せるチーム力がついたことが成長の証だと思います。
さて、そのような中で日本代表を率いる森保監督のインタビュー記事があり、内容がとても興味を惹かれました。
1.選ばれてからが試される
どんなスポーツにおいても国の代表に選ばれるということは、ひとつの目標であり、誇りでもあります。
サッカー日本代表においても、少ない23~26人の枠に選ばれるということがどれほど難しいことであり、すごいことがわかります。
上記の記事の内容として、森保監督がJリーグ組である浦和レッズ所属の伊藤敦樹選手を9月に行われたトルコ代表戦で先発で出場させた件について。
球際で強く、攻守で伸びやかに動き回り、ゴール前ではまるでストライカーのように振る舞えるという理由。
そのあとに森保監督が「選ばれてからが大事、そこから見ています。」
どういうことかと言いますと、
選ばれた選手はまず呼ばれ続けるように磨くのはもちろん、周りからの見る目が変わります。
所属チームの練習で高い目線を向けられ、チームメートから以前より激しく”当たられる”
人によってはなんでお前が、と嫉妬からくることもあるとか。
相手チームからはより分析、警戒されマークが厳しくなり、思った以上にプレーができなくなる。
そして日本代表に選ばれたということが、責任とプレッシャーになり停滞したり質が落ちることもあります。
世間一般も見る目が変わりますので、調子が良いと持ち上げますが、調子が落ちるとすぐ叩かれます。
選ばれてからが本番ということです。
2.6割の選手が代表キャップは1桁
2022年までに日本代表に選ばれた総勢726人のうち、国際Aマッチ出場試合数が1ケタだったのは478人。実力者たちの「65%」が芽吹かずに終わる。
Jリーグだと無双レベルでも、世界を相手にすると通用しないはざらにあります。
また、その時代の代表監督の戦術、相性との兼ね合いで実力はあっても選ばれないということもあります。
同じポジションに良い選手が被って試合に出られないこともある。
現状今の日本代表の右ウイングは久保建英選手、堂安律選手、伊東純也選手が被っている等。
ここからというときに怪我で呼ばれなくなり、その枠に新たな選手が入ってくる。
代表に選ばれやすくなる為海外へ移籍したが、試合にも出られず呼ばれなくなる。
いろんな事情等もあるからこそ、ご縁があるか、運を引き寄せるのも必要、出場キャップ数が2桁に到達するだけでも充分すごいのです。
そう思うと150試合出場した遠藤保仁選手は偉大です。
3.乗り越えた先に
森保監督自身も1993年ドーハ組で当時監督だったオフト氏に抜擢された人です。
今より当時のほうが、代表が全てだったので当たりがきつかったと思います。
自身が体験しているからこそ、初招集された選手たちの気持ちがわかるのだと思います。
そして2018年就任当初は試合のスコアもギリギリなのもあり、固定メンバーで戦っていたので、観客、視聴者からもスタメン発表を言い当てられる状態でヤジなどもあり、選手を呼ぶ監督本人が一番つらかったと思います。
なので新しい選手を試す機会が少なかったが、ここ数か月はチームが大差でリードしている試合が続いているからこそどんどん新しい選手を試せる余裕が生まれたと思います。
新しい選手が入ることで、レギュラー陣にも火が着く、当落線上の選手たちは落とされないよう新天地で磨くことを選択するなど良い循環ができつつあると思います。
来月11月からはワールドカップアジア予選も始まり、来年1月はアジアカップもありますので、ぜひともいい結果になるよう頑張っていただきたいです。
そしてこれからもサッカー日本代表を応援していきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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ではまた。