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新型コロナ対応で、安全にビジネスイベントを実施するためのガイドラインを簡易まとめ

一般社団法人ビジネスイベント支援協会、が作成しました「安全にビジネスイベントを実施するためのガイドライン」の言いたいことをサクッとまとめました。

要は、①3密 / ②ソーシャルディスタンス / ③直触れ禁止 / ④体温測るをシーン毎の対応でまとめてます。

1.イベント開催におけるガイドライン策定の目的・位置づけ /3行で、要約

「イベント業界のガイドラインを作る! 国の方針、海外でのイベント開催実績や、そこで行われた対策を色々参考にして作ってみたよ。随時更新するけど、参考にしてね!」


2.策定における基本方針

 2-1.三つの密の回避

 1 密閉空間(換気の悪い密閉空間)

 2 密集場所(多くの人が密集)

 3 密接場面(互いに手を伸ばしたら 届く距離での会話や発声)

 は、ダメ!(言わなくてもわかるよね!?)

 2-2.イベント参加者、関係者の情報管理の徹底

 関係者・来場者全員の(氏名、緊急連絡先など)を把握!

 2-3.「新しい生活様式」の推進・定着を後押しする 

関係者・来場者全員に「新しい生活様式」を喚起


3.イベント開催における感染防止のための具体的事項

 3-1.イベント開催会場におけるリスク評価ついて

 1 感染経路のリスク評価 

  a.接触感染のリスク評価 ⇒ 他人が触った物注意!

  b.飛沫感染のリスク評価 ⇒ つばが飛ぶ距離で話すの注意!

 2 イベント規模としてのリスク評価

  来場者は、①たくさん来る?/②他県からも来る?/③ソーシャルディスタンス確保できる? ⇒ 想定して、密なら入場制限するか考える。

 3 イベント開催地域における感染状況のリスク評価

  この県、感染者多い ⇒ 対策するよろし!

<対応実施事項>
(1) 来場者に、感染に対する注意喚起(館内放送、看板設置など)
(2) 会場入口にサーモカメラ設置 or 非接触型体温計による体温計測 
(3) 会場入口等「手指消毒物品の設置」及び「定期的な消毒実施」
(4) 会場収容人数 50%になるような「座席設置」および「入場制限」 
(5) 会場内に「医師・看護師」の常駐場所の設置
(6) 常時or定期的に扉を開放 = 会場内の空気の入替えを行う
(7) ゴミ箱は、フタが付いて密閉できるものを使用

 3-2 開催時における防止施策について

A.窓口および入口について

・各会場の入口にサーモカメラ設置または 非接触型体温計の体温計測

消毒薬:設置。切らさないようにチェック

オンラインチケットの販売、キャッシュレス決済の導入が望ましい

・ 対面販売:アクリル板や透明ビニールカーテンで、購買者との間を遮蔽

・ 行列できる場所:最低1~2m間隔を空けて整列。フロアマーカー設置

・スタッフ同士:適切な間隔を空けて配置

B.展示会場および講演会場について
会場収容人数: 50%!一つ一つの部屋ごとも!

座席:1 席空ける!あと、最低 1~2m間隔を空ける。

換気:こまめにする!講演等の前後及び休憩中に、会場内を換気

消毒:こまめにする!座席、テーブルなど良く触る場所も消毒!

・来場者に、ソーシャルディスタンス注意喚起!(会場での放送、看板の設置など)

・ 券種やゾーンごとの、時間差での入退場を実施。 

・客いじりNG(声援あおる、ステージに客上げる、客同士での会話促す)

・ パンフレット(配布物)は、手渡しNG!据置き方式

・来場者への貸出物は、消毒!(消毒できない場合は、貸し出しNG!)

医師・看護師の常駐場所を設置( 規模による、 会場と相談)

・ ゴミ箱:蓋が有って密閉できる。回収時、マスク・手袋着用 

・ 密閉された喫煙スペースでの喫煙:NG 

C.ロビー、休憩スペース、スタッフ控室、登壇者・演者控室
・ 対面での、飲食・会話NG / 対面での椅子・テーブル設置NG

・ 間隔を置いたスペース作り

・ 換気:常時or定期的に実施

・ 消毒:テーブル、椅子等の物品を定期的に行う

・ 消毒液設置:利用者が入退室時、手指消毒を行えるよう消毒液を設置


 3-3. イベント主催者が提供する飲食機会において

ビュッフェ方式NG。⇒ 個包装か、個別提供(トングNG)。
立食形式NG。適切な距離(1~2m)を保った着席方式にて行う
・消毒液設置
・飲食エリアに入る前の手指消毒確認 / 手指消毒を徹底するよう注意喚起
・近距離・大きな声での会話を最小限にするよう注意喚起 
・会場内の空気の入替え 

ちょっとブレイク↑


4.イベント参加者対して行う&要請する防止施策

健康状態等による来場自粛の徹底 ⇒ (要は、体調悪かったら休め)
3密NGソーシャルディタンス徹底。
③咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底。
④スタッフ名簿(氏名、緊急連絡先)作成と、主催者への提出。

上記4点は、前提条件

 4-1.出展社および施工事業者に対する防止策 

・展示スペースで、出展社による飲食物提供NG

・ブース内に、消毒液設置 

・来場者が手で触れる展示物は、展示NG推奨⇒但しデモなどが必要な場合 は、出展社側のスタッフが管理し、定期的な消毒を徹底!

・ブース内の良く触る物は、定期的に消毒!

・出展社と来場者が話す場合は、特定スペースを設け、距離確保・短時間
※フロアマーカー設置、アクリル板や透明ビニールカーテンで遮蔽

対面名刺交換NG!情報交換できる手法(バーコードの読み取り)を推奨

・ パンフレット(配布物)手渡しNG。据置き方式

 4-2. 運営スタッフに対する防止策

・出展企業や来場者への直接対応を極力減らす⇒館内放送やボード等による案内を活用
・運営上、必要最小限度の人数
・運営スタッフへの指示・スタッフ間伝達事項は、なるべく対面避ける 


 4-3. 登壇者・演者に対する防止策

・来場者数:なるべく最小限 
・表現上困難な場合を除き、登壇中もマスク着用
・控室などでは、使い捨ての紙皿やコップを使用 
・講演に必要な、備品類を持ち込む際、消毒&不特定者の共有を制限。
・関係者に感染疑い⇒主催者に連絡⇒保健所等の聞き取りに協力


 4-4. 来場者に対する告知・防止策

・来場前の体温計測実施要請
・来場自粛を求める条件を、事前にHP等で周知&会場入口にも明示
・サーモカメラを設置。非接触型体温計で体温計測を実施。 
・感染者が発生した際、来場者への注意喚起を行える体制作り。⇒参加者名簿作成および保健所等へ提供される場合ありと事前周知&承諾得る。 
・ 参加者には、14 日間、発熱の有無を確認してもらうことを依頼。 


5.感染者が出た場合の対策および個人情報の取り扱い 

・主催者は、感染者が出た!⇒保健所に連絡。行政機関と連携
・主催者は、全参加者に、感染者が出た旨を連絡 
・開催中に感染が疑われる者が発生 ⇒ 速やかに別室へ隔離 
・感染者疑い対応スタッフ:マスク・手袋着用⇒病院や保健所へ連絡


◆追伸:これを全部するのは、「費用面・時間・労力・瞬間的対応」などを考慮すると難しいと考えますが、ベースとして参考になると思います。ぜひ何かのイベントで参考にしてください。

要は、①3密 / ②ソーシャルディスタンス / ③直触れ禁止 / ④体温測る


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