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誰のため

会社て起こる、仕事上の失敗、不具合、クレーム。どう是正し、どうやって状況を脱してお客様に迷惑や不愉快な思いをさせないか。という方向へは行かず、誰がいつどうしたからこうなった?誰が悪い?誰のせい?誰かのせいにしなくては!犯人を特定して、みんなで責めて終わりにしなくては!となる。狙われるのは、社内的に力の弱い部署、社業の本業から外れた部署の声の小さい人。誰も味方になってくれない。味方になったら自分が巻き添えになって犯人になるから、絶対に手を差し伸べない。どうにかして、犯人を導き出し決定する。その人だけで出来るわけないし、見てた人、知っていたがいるのにもかかわらず、私は知りませんこの人がやりました。と。その社内対応に奔走して、失敗の是正、客先への謝罪、社内への再発防止の注意喚起は、二の次。だから繰り返す。何度失敗しても、経験にならない。誰かのせいにして終わりだから。社内での自己保身だけを見て、大勢に流されて。無事、自分じゃない犯人を特定して、責めて終わる。小さい器でくるくると責任転嫁して、それが上手な人が、会社での地位を上げていく。誰の為の仕事なのか。


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