国会審議名(迷?)場面集①――「子ども・子育て支援金制度はこうして始まった。」
2024年6月5日、子ども・子育て支援金制度を創設する法案が成立した。
その衆議院における質疑の中から、これは名(迷?)場面、と思われたものを紹介しよう。
■こうして審議は始まった。立憲民主党・山井和則との〝言ってはいけない1700円〟問答
(2024年4月3日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■少子化対策の成果は意識アンケート調査!? 立憲民主党・井坂信彦
(2024年4月3日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■子どもが増えるエビデンス(保証)が無いから、受益があるか分からない。日本維新の会・足立康史
(2024年4月3日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■支援金制度は三党合意からの路線変更なのか?(1) 自分の答弁に思わず噴き出してしまう内閣府特命担当大臣・加藤鮎子
(2024年4月3日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■支援金制度は三党合意からの路線変更なのか?(2) 日本維新の会・足立康史
(2024年4月5日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■保険料20,020円⇒22,400円 でも負担は生じない!? 立憲民主党・岡本あき子
(2024年4月5日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■牽連性とは。反対給付性を考えるときだけ全体として考える!? 立憲民主党 藤岡隆雄
(2024年4月5日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■消費税でやれ! 日本総合研究所理事・西沢和彦 魂の訴え
(2024年4月9日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■最も有効な少子化対策はオトコの働き方改革。 京都大学大学院人間・環境学研究科教授・柴田悠の処方箋
(2024年4月9日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■支援金は社会保険から税への〝逆噴射〟!? 日本維新の会・足立康史
(2024年4月11日 地域こどもデジタル・厚生労働連合審査会@衆議院)
■歳出改革とは高齢者の負担を増やすこと。 自由民主党・橋本岳(ハシリュウの息子)の独演会
(2024年4月11日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■現状の社会保障負担率は18.4% 不機嫌な立憲民主党・階猛
(2024年4月11日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■支援金でやる事業は社会保険給付ではない!? 厚生労働省は変節したか 日本維新の会・足立康史
(2024年4月12日 厚生労働委員会@衆議院)
■総理からの無理な注文に対して、官僚の矜持を示せ! 立憲民主党 藤岡隆雄
(2024年4月16日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■野党に政権担当能力は無い。政府・与党にあっぱれ! 日本維新の会・足立康史
(2024年4月16日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■維新案・立民案ともに否決。長~い附帯決議がついた委員会採決
(2024年4月18日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■起立多数により衆議院通過。そして舞台は良識の府・参議院へ……
(2024年4月19日 衆議院本会議)
後日追記:参議院の質疑も確認してみたが、支援金については深い議論にならなかった。衆議院で出た論点をサラッとなぞりはしていたが。後半は支援金よりも、こども誰でも通園の危険性を指摘する方向へと流れていった。支援金の理論的構成については、すでに衆議院で決着したと考えたのだろうか?
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