国会審議名(迷?)場面集②――「子ども・子育て支援金制度はこうして始まった。」
以前、以下の記事で国会審議の名(迷?)場面を紹介した。
あれは法案が付託された委員会における質疑を対象にしていたのだが、このほど、それ以外の委員会においても注目すべき質疑を見つけたので、前回に引き続き紹介することにしよう。
■「支援金は保険料」首相が明言。 立憲民主党・早稲田ゆき
(2024年2月6日 予算委員会@衆議院)
■摩訶不思議。〝着目〟すると負担がゼロになる!? 立憲民主党・井坂信彦
(2024年2月21日 予算委員会@衆議院)
■事前通告しないと大臣答弁はこうなる。 立憲民主党・石川香織
(2024年2月22日 予算委員会@衆議院)
■誰にもわからない分母・分子論 日本維新の会・青柳仁士
(2024年2月26日 予算委員会@衆議院)
■穏やかな表情で政府案をこき下ろす学習院大学経済学部教授・鈴木亘
(2024年2月29日 予算委員会公聴会@衆議院)
■医療保険料の仕組みにすでに問題があるのにそこに上乗せするな! 株式会社日本総合研究所理事・西沢和彦
(2024年2月29日 予算委員会公聴会@衆議院)
■負担も給付もいくらになるのか分からない。byママさんたち 立憲民主党・おおつき紅葉
(2024年3月2日 予算委員会@衆議院)
■支援金の社会保険料控除による減収見込額は?→わかりません 立憲民主党・石橋通宏
(2024年3月25日 予算委員会@参議院)
■高齢者が負担する支援金の反対給付性はどこにある?→速記停止 立憲民主党・藤岡隆雄
(2024年3月26日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■健康保険法の目的(第一条)の改正が必要なのでは? 国民民主党・浅野哲
(2024年3月26日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
■与党議員による究極のヨイショ質疑。「異次元にも程がある」♪ 公明党・河野義博
(2024年3月28日 予算委員会@参議院)
■子どもの数が増えていくとは考えにくいので支援金の負担額は上がらない!? 立憲民主党・阿部知子
(2024年5月8日 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会@衆議院)
それでも法案は2024年6月5日に成立した。
支援金の徴収は2026年4月に開始される。
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