5/31 日記 あるいはオタクの鳴き声

推しが卒業した。うお~~~~~。なぜかわたしは推しの卒業というのを結構経験しているので慣れている(?)のだけど、実際慣れることなどできるはずもなく昨日は歌動画を聴き直してわ~すげ~~みたいな時間をぼんやり過ごしていた。こうなるとわかっていても結局ぼんやりした時間を過ごしてうわ~~って後悔したり清々しく送り出して終わっていく。いつもそう。とはいえ終わりってわけでもなく、推してきた日々が喜びやら嬉しさ悲しさ後悔ないまぜに自分の中に蓄積されていくわけで、これめちゃくちゃ卒業配信でしてた話だな~~と思わされてメリーちゃんの語っていた「変化」を思い知る。日々。推すということ。

一応Vシーンを長らく観測してきているつもりで、最近は精力的とまで言えないながら追っかけ続けているのだけど、それにしたって周りの人と比べて推しが卒業していく頻度が高い。これはおそらく「卒業していくタイプの人」を好きになってしまう割合が高いからで、自分がどういう人を好きになっていくかぐらいふんわり把握しているからそこに思い至ったとき完全に理解が追いついてきてなるほどね~~~となる。なるほどね~~~~となってじゃあどうなるのという話だけど、それはもう運命だから仕方ないということで。”そういう人”だから好きになってしまうのでね……。今かなり「いい後悔」をしている感覚があり、ああして言葉にしてくれるメリッサのことが好きでよかった。鳴き声おわり。

LAコンフィデンシャルを読み始めた。ビッグ・ノーウェアと同じく三人の視点で話が進むみたいで、前作の諸々を味わった身としては残りのぶ厚いページの中で起きるであろうことにどうしても怯えてしまう。この頃から文体にわりとホワイト・ジャズ文体みたいな、情報をとにかくガツガツ詰めていくぜみたいな気概が感じられておもしろい。

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