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おしゃれってなぁに

普段から主語の大きなお方はご遠慮しています🥰
こんにちは。

最近、視界に入ってくることが重なっていて気になっていたことを考えていったら「もしかして違和感ワードでは??」 となったので少し掘り下げてみようと思います。
話題としてはどっちのアカウントで置こうか迷いましたが、違和感ワードとすればこっちかな、です。
タイトルそのまま。おしゃれってどういう意味なんだっけ? の話です。

おしゃれ すぺーす 意味。等で検索すると辞書や辞典だけではなくたくさんの方の持論に触れることができますね。
それだけ多くのかたが向き合ってきたこと、ということですね。
奥深くて、おもしろい(また面白がってる)。

まず辞書から。

goo辞書

おめかしとの使い分けもわかりやすい。 
・身なりをととのえること。
そうだよね。大枠は認識とあっていて、よかった。

しかし安心と同時に頭に浮かんだのは、本来がどうであれ地元で聞こえてきていたのは【人に好感を持たれるように、身なりをよくしたり】の部分が少し強,いように感じる。です。

とりあえず一旦並べます。
ついでに検索にひっかかっていたファッショニスタ。

ネットって便利ですね。

気になるワードだけ
・最先端を追い求める人。ファッション業界人。
わかるきがする。
・おしゃれに敏感な人。
並びでみると、流行をおさえている人のことをおしゃれと呼ぶのかしら? これだけじゃわからない。
・ファッションに気を配っている。
私のTLの皆様はおよそみーんなファッショニスタということになりますね。

私はファッション業界に直接の知り合いはいませんが、自らファッショニスタを公言しておいでの方にはTLでもたまーに出会う気がします。
でも、彼らに"私はファッションに気を配っている🎵"みたいなイメージはないですね。
ご本人たちはどの意味で名乗っているのかしら。機会があったらきいてみたいかもしれません。

それはさておき。
いくつかのコラムも読んでみて、語源から書き手さんの持論までをわかりやすくまとめてくださっているなぁと感じたのはこちら。

スタイリングスタジオのHPのコラムでした。
他にもコラムがたくさん。まだいくつかしか読めていませんが興味深そうなタイトルはいくつかお見かけしているので時間を見つけてゆっくり読ませていただきたいところ。
せっかくなのでTopページも貼っておきます。

ざっと拝見する限りスタジオ主宰はパーソナルカラーと骨格診断の資格をお持ちのスタイリストさん。
HP内のコラムなので、基本はスタイリストさんが顧客さまやこれからお越しになられるかもしれないお方へ向けて綴られる文章かな。
掲載されているコラムにもいろんな流行りや季節に合わせた内容も多そうで、中でもスタイリストさんのお人柄や理念が伝わってくるコラムのひとつかなと思いました。

前述のコラムの中からすこしお借りします。

前出コラムより。
前出コラムより。

たまたま私にとって馴染みのある言葉が並んでいた 。ということもあるのかもしれませんが、私にとって辞典よりも実用性が高い言葉が並んでいます。
この意味の"おしゃれ"なら、頂いたときにも素直に喜べそうです。

"おしゃれ"という言葉はひとつなのに、いろんな解釈があって。
単語としての意味だけではなくて、添えられる言葉やニュアンス、シチュエーションで全く違った意味に変容しやすい。けれど細かく言及するタイミングがないことも多い。
私はそういう、まわりの空気も含めて勝手に考えては、勝手に喜んだり哀しんだりしている。
言葉もコミュニケーションも、面白くもあるしこわいなぁとも、おもう。

話をそらします。
ファッションに限らず、保守的な土地で過ごしてきました。今も過ごしています。
子供の頃から折に触れて求められるのは、道を外れないこと。変に目立たないこと。
少し出る杭はすーぐ打たれる。
大きく出る杭は、打つ前に一旦嗤われることからはじまる。爪弾きにされる。
地元で言われる「おしゃれ」には末尾にネットでいうところの(笑)やwwwみたいなものがついている気配。と書けばなんとなく伝わりますでしょうか(見慣れてはいても、私自身は好きではなくてほとんど使わないからなんとなくで書いています。) 。
例えば多感な時期に少し身なりを整えようとしてみたら周りから「何を色気付いているのか」と一笑される、なんていうのはただの日常。
横並びの1列から一歩どころか半歩外れそうになるとまず否定される日々。
私にとっては別段奇抜なことや、めくじらをたてられるほどのことをしているわけではないけれど、はみ出しているようにみられがちで、指摘されがち。
だから長らく地元で"おしゃれ"と頂いても嬉しいと感じていなかったのだなと、今になってぼんやりと輪郭がみえてきました。

では私自身は"おしゃれ"を私はどんな時に誰かに贈っていたのかしら
……反射で言葉を発してしまうことも自覚があるので思い出せる限り、にはなりますが。
普段は直感で可愛い、かっこいい、○○な色がきれい、だとかお伝えしがち。
素敵な方に出会ったときに"おしゃれ!"という言葉だけを乱発するような使い方はしていないと思う。
かわいいとか、そういうひとつの言葉では表せない、枠に収まりきらないその人にしかできない~みたいな装いを魅せて頂いたときには、言うかも🤔
私の日常生活ではあまり出会わない、思いもよらない組み合わせがしっくり、着こなしていらっしゃる方、にもつかうかもしれない。
できるかぎり言葉にして、最後にしみじみと"おしゃれさん❣️"と当日のコーデ云々ではなくお人に対して使うことはある。
可愛いきれいかっこいい。どれが相手にとって嬉しくない言葉かわからないときにも使うかな。この場合は"素敵"と同類項。この時は称賛ではあるけれどちょっとだけ逃げもあるかも 。

改めて、これまで確認してきた諸説を読み返します。
そして前半からお借りしているコラムの、おしゃれになるには? の続きの部分です。

前出コラムより。

……概ね、近そう。
私がこれまで人に魅力的🥰だという想いを込めて贈ってきた"おしゃれ✨"はスタイリストさんのお言葉を借りるなら、この 【ファッション業界出身のスタイリストさんの考え方】と比較的近いのかもしれません。

時間をかけて好きと心地好いを探してきたこともあるし、こうしてファッションと向き合っていらっしゃるファッショニスタたち(知ったばかりの言葉を早速使う)と出会えたこともあって、近年は褒めてくださっている、のよねと信じられるような「おしゃれ」を頂くこともあります。
背後のあれこれを感じてもそれなりに対応はするけど。
良い意味かな、素直に喜んで良さそうかなと感じたときには、殊更素直に。妙な謙遜はせずに、素直に「ありがとうございます🎵」と受けとるようにしています。
私なりにがんばってきたし、信じたいものを信じる。その方が私の心は平和。
逆の立場でどんなに言葉を尽くしても、「いやいやそんな!私なんて!」と言われてしまうと、時々かなしいのは私の勝手。
……また脱線していますね。いや、繋がってはいるつもりなのだけど。横道にはそれているような。

なんの話でしたか。えっと。
私に見えていた世界が今よりももっとずっと狭かった制服姿の頃から随分時代も変わりました。
それでも地元では否定というか呆れみたいなニュアンスを感じてしまうことも、まだある。
保守的な地域にいることには変わりはない。
でもなんというのかしら。
友人は、まぁ仲良くしてくださるから友人なのですけれど。
会社の同僚さんや同じマンションの住人のおじさま、だとか大好きなお洋服や帽子やさんのPOP UPでたまたまご一緒したおねえさま、だとかから声をかけて頂いて「えへーありがとうございます✨️」とへらっとできることも増えてきました。
すれ違いざまやエレベーターホールや声をかけてくださる瞬発力の高い方々も、お洋服や帽子、アクセサリー等、形は違えどこだわり抜いて新しいものを作り出している方々の元に集う方々も。
それこそきっと"ファッションに気を配っている、もしくは配ることがお好きな"お方たち、ですよね。
私が苦手だと思い込んでいたものは、居住地の地域性だけでもきっとないんだろうな。
なにかのせいにすることで心が軽くなることももちろんあるけれど、私自身が納得しないと何にもならないんだなと。

それぞれの想いがあって、立場があってのことだと思うからご本人が選んで綴ることばを否定してまわるつもりはありませんが。
定期的に視界に入ってくる、"○○の診断を受けてもおしゃれにはなれない"とか"イメコンとアパレルの目指すおしゃれは全く別もの"とかいうあれやこれやの見出しが、今の私が求めている情報ではないというか。
私には主語がおおきすぎるし、最初から否定が伴っているから、勝手に苦しくなっているみたい。

私は、私自身もだけど、ご縁を頂いている皆様がにこにこ過ごしていてくださると嬉しい。
遠くにいても、健やかな日々が垣間見えるだけで嬉しいし、なにか大変そうなことが聞こえてくると早く落ち着きますように、だとか何か良いことがあるといいなと願っている。
これからも、できるだけ笑顔に繋がるようなことばを使うようにしたい。
そういえば私がnoteの自己紹介に置いているのが、そのままですね。
すきなものは「きれいないろとことば」。
これからも好きなものに焦点を合わせて、過ごしていきたいと思います。

ゆるゆると時間をかけて考えてみたわりに何の結論もない、とりとめのない話になりましたけれど。
違和感ワードじゃなくて、骨に刻んでいる言葉のほうが見つかったのかもしれないけれど。
すこし頭のなかがすっきりしたので、おわりにします

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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