濱田英明さんの展示に行ってきました
中目黒で髪を切ってもらってから、祐天寺のほうまで30分ほど歩いた。
カメラは
ライカM11-P
コシナ フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
向かったのは祐天寺と学芸大学の間ぐらいにある「STUDIO OSK」というところ。目的は濱田英明さんの展示だ。
僕は濱田さんの影響でEOS-1VとSIGMAのArt 50mmを買った(キョウトボーイズの澤村洋兵さんも同じことを言っていた)とてもわかりやすい人なのだが、展示を見るのは初めて。
会場に入ると「あとでショートムービーを流すのだけど観ますか」と聞かれたので「観ます」と答え、整理券をもらってビルに入る。展示は建物の1階、2階で行われていて、3階はショップ。地下で上映されるショートムービーまではまだ時間があったので、まず1階から見て回った。
中に入ると、ソファ?が置かれた中央のスペースで濱田さんが来場者と話していて、壁にいくつか写真?が展示されている。しかしそれはよく見ると動画で、スマホぐらいのサイズのスクリーンが額縁の中に入っていた。
動画は長くても数分ぐらいのもので、エンドレスでリピートされているようだった。「これもしかしてスマホをそのまま中に入れてるのかな?」と思ったのだが、帰り際にバッテリーがなくなったスマホをスタッフが額縁から出していたので、やはりそういうことなのだろう(後の濱田さんのトークで知ったのだが、サイズは大中小とあって中小はiPhoneのバージョン違い、大はiPadだという)。
映像の内容をいちいち説明するのも野暮だと思うので、ここでは触れない。東京近郊の人で興味があるなら観に行ってみるのが一番いいと思う。
ショートムービーが上映される時間になったので地下へ。自分は早めに行ったのがよかったのか座れたけど、立ち見も出るほど盛況だった。
ショートムービーの内容についてもここでは触れない。アンビエントミュージックがバックに流れているのだが、観ている間「お、ちょっと眠くなってきたぞ。でもこれは寝てもいいやつだろうな」と思っていたら、上映後に登場した濱田さんが「眠くなったでしょ? それでいいんです」的なことをおっしゃっていて、さもありなんという感じ。
濱田さんが今回の展示のコンセプトを話してから「質問ある人いますか」と言うので、挙手した。映画のティーチインとかでもそうだけど、こういう場で誰も質問をしないとなんだか微妙な空気が流れるので、つい手を挙げた。
僕の質問は特段珍しいものでもなかったし、もしかしたら的外れなものだったかもしれないけど、濱田さんはまず「グッドクエスチョン」と言ってから滔々と説明をしてくれた。
実際に見た濱田さんの印象は「少年」と「関西のおっちゃん」が混ざりあった感じ。少しコミカルな動きをしてみたり、トークの合間に軽妙なジョークを入れたり、気さくな人なのだ。
ムービー上映後には、サインをもらうついでに「濱田さんと話したい」という人が1階に並ぶことになった。しかも濱田さんは1人ひとりとじっくり話し込んでいた。
僕もちょっとお話しさせてもらおうかと思って待っていたのだけどなかなか時間がかかりそうだったので、3階のショップでポストカードを3枚購入。「時間」とだけプリントされてあるTシャツが欲しかったけど、節約モードなのでスルー。写真集があるかと期待したのだけど非売品の過去作しかなかったのでそれを眺めるだけにしておいた。
1階に戻るとかなり人ははけていたけど、濱田さんも疲れてるんじゃないかと思い(実際のところはわからないが)、帰ることにした。
全然現場の雰囲気が伝わらないレポートで申し訳ないけど、興味のある人は行ってみたらいいんじゃないかと思います。