人の死
以前、少しだけご縁があった方が
少し前に亡くなられていたことを知った。
普段は思い出さない方。
いっとき、頻繁にやりとりしていた方。
ただ、「こうするべき」が強い人で、他人を変えようとしたり
自分のルールに従わせようとする気持ちが強い方で
一緒にいると疲れるために、合わなくなった。
短い付き合いだった。
年齢的にも女は男に従うものという年代の方だったのかもしれない。
その頃私は、特に自由に生きることを実践していたため
価値観が合わないし、ずっと連れそう人ではないと感じていたので。
しかし、私といることが楽しそうだった。
あの時期は、まるで「幻」だったように感じる。
そんな「幻」が人生では何回かあるのではないか?
記憶の底の方に沈殿しているもの。
きっと人生をやり尽くされたと思う。
好きなことを仕事にされ、その道で一流になり、私には偉そうに話し、でも常識に縛られながら
自分を表現されていた方。
ありがとうございました。